マルティン・ペトロフ Мартин Петров (2017年福山大学交換留学生)

初めまして、私はペトロフ・マルティンと申します。2017年の後期より一年間、福山大学にて留学しております。

ブルガリアの首都、1995110日、ソフィアにうまれましたが、2000年、母の故郷、サンダンスキーというブルガリアの西南の部にある小さな町に移動しました。サンダンスキーは温泉や綺麗な空気で有名で、バルカン半島の外、スペイン、イギリス、ロシア、日本までの観光客がよく訪れる町です。

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「聖クリメント・オフリドスキー」ソフィア大学

サンダンスキー市の景色

小さい頃からずっと日本のこと、特に日本史に興味を持ち、成長とともに日本と関係のある専攻を大学で勉強したいという希望はどんどんはっきりになっていきました。ソフィア大学はブルガリアの大学の中、一番歴史が長く、ブルガリアの名門大学とされています。私は日本学科という専攻に入学できたが、有名な言語専門高校を出なかったため、受験生の頃に悩みも覚えています。

入学以降、先生方の指導のおかげ、知識欲が強め、歴史のみならず、日本語や日本の民俗学などにも興味を持つようになってきました。20164月、ブルガリアで行われた第22回日本語弁論大会の最優秀賞に選ばれ、119日〜16日、初めて来日し、東京、京都、大阪、奈良などを訪れ、様々な歴史に関わる場所を見学できました。

後に交換留学生として福山大学に受け入れ頂き、より一層日本の関心が深めていきます。瀬戸内の豊富な自然、世界遺産である宮島、大山祇神社…心に刻んだ日本の記憶も増えています。その中、日本で出来た友達と一緒に過ごした瞬間を個人的に非常に大事だと思います。ふくやまブルガリア協会の宮地さん、伊達さん、牧平さんなどに感謝を贈りたいと思います。大学にも優しい仲間と出会って嬉しいです。

福山大学の三蔵祭の催しの一つとして1129日に行われた日本語・英語プレゼンテーションコンテストに発表したブルガリアの伝統文化という課題が最優秀賞に選ばれ、後にそれももっと頑張る切っ掛けとなりました。2018年、224日、第26回外国人留学生によるスピーチコンテストに私が日本に対して感じている縁を中心にしたスピーチを発表し、改めて優勝を頂きました。その体験も私の成長に大切だと思います。これから日本文化の研究者になる夢を追おうと志しています。

26回外国人留学生によるスピーチコンテストの様子


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