11月19日、ブルガリア共和国国民議会ツヴェタ・カラヤンチェヴァ議長の来日を記念して、駐日ブルガリア大使公邸にて歓迎のレセプションが開催されました。
今回の日本訪問は、伊達参議院議長の招待によるものです。
開会に際して両国国歌が演奏され、最初にコストフ大使から以下のごあいさつがありました。
国歌の拝聴 |
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「今回の来日中には、衆参両院議員議長、安倍首相そして天皇陛下ともお会いすることなどとハイレベルなものであります。そして今年は、ブルガリアはEU議長国となり、日ブル両国の要人の往来がいろいろあった年です。安倍首相のブルガリア訪問、ドンチェフ副首相の日本訪問がありました。また両外務大臣の国連での会談などがありました。
そして、来年は、ブルガリアと日本にとって3つの周年が重なる重要に年であります。「交流開始110周年」,「外交関係樹立80周年」,「外交関係再開60周年」の節目の年となります。このすばらしい機会を記念した両国でのさまざまな祝賀のイベントが予定されております。これらによりブルガリアと日本の人々が、より近しくなることと信じております。」
続いて、カラヤンチェヴァ議長のお言葉がありました。
安倍首相のブルガリア訪問が、両国の交流発展に大きないしずえとなった。
来年は、3つの周年の大きな節目の年。両国のハイレベルな関係を維持するために、国民及び議会が全力で培っていきたい。
今回訪問の会談で、日本からの投資を歓迎している旨話し、すでにいくつかの企業が進出もしていること。
これら交流には、教育というものが大きな柱となるので、ブルガリアの留学生に対する日本からの奨学金の提供にお礼を申し上げたい、と。
これから政治経済のみならず、様々な分野での両国関係が発展していくことを期待している。
そして、日本はこれまでの友人であり、現在の友人でもあり、これからの友人でもあります。
との温かい言葉で、閉じられました。
続いて、山田日本外務政務官からあいさつの言葉がありました。
「ドバルデン!!」のブルガリア語のあいさつで始まり、議長一行の訪日を心から歓迎。
日本とブルガリアには、100年以上の友好の歴史があること。
本年は、安倍総理の初めてのブルガリア訪問をはじめとして、活発な要人往来が行われ、交流の新たな段階に進むことができたこと。
来年の3つの周年を盛り上げていくうえで、ゲオルギエフ外務副大臣と会談を行い、周年記念ロゴマークを決定した。
周年記念ロゴマーク |
来年に向けて、様々な記念行事や交流が企画されているとおもうが、このロゴマークが行事に積極的に使用されれば幸い。
最後に、
私自身今後の両国関係の発展に尽力していく所存、という言葉で締めくくられました。
次に、ブルガリア・ゲオルギエフ外務副大臣様からお言葉がありました。
今回の議長および国会議員訪問団は、様々なメンバーで構成されており、両国の関係がますます発展していくことの重要な訪問となっていること。
日本からの様々なご支援にお礼を述べるとともに、山田政務官との会談で、経済、教育の協力に関して相互に決定、その一つが記念ロゴマーク。ロゴマークの色は、両国の国旗の色でまとめられたこと。
そして、温かいおもてなしに感謝の言葉を述べられ。
これから、ブルガリアの皆様のパートナーとして、全力を尽くしていきたい、と結ばれました。
最後に公明党の山口代表から、
(山口代表は、参議院ブルガリア日本友好議員連盟の一員でもあります。)
日本とブルガリアの交流がさらに発展することを祈って、乾杯。
そして歓談の場に移りました。