9月22日(木)、10回目となる授業を初めて中学校で実施しました。
今回は、学校の依頼により、種々いろいろな文化を推進継承しているグループメンバーが指導者となり、自分たちの技を中学生に体験してもらうという企画のなかで行われました。その一つがブルガリアンダンスの体験です。
これまでのようにソフィアファミリー主導の授業としてではなく、サンバルカンによるブルガリアンダンスの指導をメインとした企画です。
ブルガリアダンスを体験するのだから、その前にブルガリアのことを知ってもらえば、ダンスの体験をより豊かなものにできる。そんな思わくから、サンバルカンのリーダー若海さんと相談し、ソフィアファミリーとのコラボレーションとしたものです。
そして、今回は、ソフィアファミリーの「ブルガリア紹介」のほかに、(株)明治の海外乳製品事業部から、ブルガリア人社員ニコライ・パダレフさんに来てもらい、「ブルガリアとヨーグルト」のお話しをしてもらいました。
開会のあいさつはサンバルカン湯沢さん | 同じくあいさつの生徒さん |
9時40分、2年4組教室で、ソフィアファミリー倉持と石井による「ブルガリア紹介」から始めました。
スライドによる紹介ですが、今回は中学生ということで、人口数が愛知県と同程度であること、季節に関しては首都ソフィアの緯度が北海道札幌とおなじであることなど、具体的事象を交えて説明しました。
歴史の紹介についても、日本ではいつ頃の時代になるのかを照らして紹介いたしました。
解説倉持、スライド操作石井でブルガリア紹介 | キリル文字の説明をする倉持 |
続いて、パダレフさんからブルガリア人にとって切り離すことのできないヨーグルトとの関係を熱く語ってもらいました。
画像を投影しブルガリアのヨーグルトを語るパダレフさん | キリル文字で、自己紹介 | 生徒を前に熱くブルガリアを紹介するパダレフさん |
そして、リーダーの若海さんをはじめとしたサンバルカンメンバーによるブルガリアンダンスの指導。
生徒たちは、一生懸命覚えて午後の体育館での発表会に備えます。
隣の人のベルトをつかんで踊るのがブルガリアンダンス | 若海さんの指導で熱心にステップを踏みます。 |
昼食をはさんで、体育館に全員集合。
それぞれ体験実習した技の発表です。
種類は、沖縄の「エイサー」や大正琴など8種類。その中で、ブルガリアンダンスは、最後のトリで踊りを披露します。
本番を前に、舞台で最終チェック | いよいよ出番。習った踊りの披露です。 | 踊りとなると、やはり女生徒が上段でしょうか。 |
そこは習いたて。隣同士、ステップを確かめ合いながら。 | クライマックスをむかえ、激しいステップが続きます。 | 終わりはブルガリア語で「ブラゴダリヤ!(ありがとう)」と。 |
そして、すべてが終わり、校長先生から、各体験指導団体に感謝状が贈られ、その労がねぎらわれました。
校長先生から、代表して感謝状をいただく湯沢さん。 |