10時45分、児童たちがすでに体育館で待機している中に、校長先生と一緒にソフィアファミリーとサンバルカン、授業講師のダフィンカ・パルヴァノヴァ(Dafinka・PARVANOVA)さん、イヴァン・ディミトロフ(Ivan・DIMITROV)さんが入場します。
校長先生のごあいさつがあり、続けて今日のイベントを企画したソフィアファミリーを代表して倉持八郎があいさつをいたします。
大きな声で「みなさん、こんにちは!」と呼びかけると、まして大きな声で、「こんにちは!」が児童たちから返り、いよいよ幕が開きます。
「私たちは、ブルガリア大好き人間のグループです。これから、一緒にブルガリアの勉強をしていきましょう!」と呼びかけ、サンバルカン、ソフィアファミリーメンバー、そして5年生と6年生にブルガリア授業を行なう講師2人を紹介。
まず、スライドによる「ブルガリアの紹介」から始まります。
解説は、写真の大半を撮影したファミリー事務局長の石井です。
街中の風景、農家の家並み、都市の特徴的な住宅、「バラ祭り」の歓迎フォークダンス、リラの僧院、バチコヴァ僧院など、ブルガリアの象徴的な場面を児童たちは物音ひとつ立てずに食い入るように見入っておりました。
次に、サンバルカンのみなさんより民族舞踊を披露。
エキゾチックでテンポの速い踊りが、軽快なステップと共に2曲披露されました。
「それでは、みんなで一緒に踊りましょう!」
サンバルカンの若海さんの掛け声で、170人の児童が一斉に立ち上がり、サンバルカンの皆さんのリードよろしく体育館いっぱいに壮大な演舞が繰り広げられました。
児童たちは、初体験の踊りを楽しみながら、もう大騒ぎ。
「うまく踊れた」と言っては、「ワアー、ワアー」。「間違えた!」と言っては「キャー、キャー」。
しばしの宴ののち、第一部:体育館での「ブルガリア紹介」が幕となりました。
次の授業、そして午後からの琴欧洲とのふれあいに夢をはせつつ……。