我らが琴欧洲!!追っかけ:あれこれ  

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あーすぷらざ

鳴戸親方が母国を紹介

ぶつかり稽古で交流

掲載号:2015年8月27日号栄区版

 ブルガリア共和国の文化を紹介するイベントが8月22日にあーすぷらざで行われ、同国出身で大相撲の鳴戸親方(元大関・琴欧洲関)が同所を訪れた。

 世界各国の文化などを紹介する「世界の教室」の一環で行われたもの。当日は約300人が集まり、同国について学び、ぶつかり稽古なども行われた。

 鳴戸親方は写真を見せながら同国の生活や文化、日本との違いなどを紹介。その後、ぶつかり稽古では3、4人の子どもたちが一斉に親方に挑むも、びくともせず。最後に大人の挑戦を受け、相手を軽々と投げると会場からは歓声が上がった。

 イベントを終えて鳴戸親方は「子どもたちとも交流できて楽しかった。ブルガリアや相撲を好きになってくれたら嬉しい」と話した。
http://www.townnews.co.jp/0109/images/2015825152438_242318.jpg
子どもたちの挑戦を受ける鳴戸親方
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元大関の琴欧洲と筧美和子が、相撲体感イベント「はっきよいKITTE」をアピール

8月12日

元大関の琴欧洲と筧美和子が、相撲体感イベント「はっきよいKITTE」をアピール
イベントに登場した、筧美和子と元大関・琴欧洲(鳴戸親方)

 8月12日、都内にて『はっきよいKITTE 土俵開き』が実施された。

 同イベントは、相撲の魅力を気軽に体感できる「はっきよいKITTE」の開幕をアピールするために行われたもの。

 はっきよいKITTEは、“Feel JAPAN”をコンセプトとする、JPタワー商業施設「KITTE」で、相撲の文化を全身で楽しめる期間限定の催し。

 会場内(アトリウム中央)には、本物の土俵を特設。イベント開催期間中は、鳴戸親方(元大関・琴欧洲)や現役力士たちが、子どもたちと一緒に稽古を行う「ちびっこ相撲KITTE場所」や、力士が裏話を語る「どすこいトークショー」のほか、土俵での取組や髪結いなどを力士たちが披露する「大相撲KITTE場所」などが予定されていたり、大相撲に関するトリビアやデータを体感できる「大すもう展」を無料で観覧できる。

 今回のイベントには、鳴戸親方と、タレントでモデルの筧美和子が出席。

 鳴戸親方は、15年ぶりとなる東京都内での巡業(相撲のPRイベント)について、「相撲の世界に入って13年になるが、こういう巡業は初めて」と言い、東京駅の目の前にある商業施設の中に土俵があることで、都内はもちろん、各地から東京に訪れた人たちに、相撲の魅力をアピールできることを喜んでいた。

 また鳴戸親方は「巡業は、お相撲さんが近くを通るから、握手や写真を撮ることができるし、相撲甚句など、本場所で見られないものがいっぱいある。巡業は楽しい!」と話す場面もあった。

 一方、最近相撲を見るようになったという筧は、力士になりきることができる「すもう撮りカメラ」を体験し、力士顔としこ名を披露。

 デジタル技術で力士に変身した自身の顔を見た筧は、「なんか、いそう! しこ名(美和の富士)が強そう!」と言ったあと、「顔がおもちみたい……。戦えるのかな?」と、やや不安げな表情を見せると、鳴戸親方が「大丈夫です。頑張ってください!」と力強く言い、後押しの言葉をかけていた。

 なお、「はっきよいKITTE」の開催期間は、8月12日~29日まで。詳しいイベント内容やスケジュールは、公式サイトでチェックできる。

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鳴戸親方 倉敷の高齢者施設慰問

2015年06月25日

施設職員との「取組」を披露する鳴戸親方(倉敷市の倉敷藤戸荘で)
施設職員との「取組」を披露する鳴戸親方(倉敷市の倉敷藤戸荘で)

 大相撲の鳴戸親方(元大関琴欧洲)が24日、倉敷市藤戸町藤戸の老人保健施設「倉敷藤戸荘」を訪れ、入所しているお年寄りらと交流した。

 鳴戸親方が市を訪れるのに合わせ、施設側が依頼して実現。会場のホールには入所者や職員ら約200人が集まり、身長2メートルを超す親方が現れると、「おー」という声がわき上がった。

 親方は「私を超えるお相撲さんを育てる夢があります」とあいさつ。「夏でもちゃんこ鍋を食べるのですか」「(断髪式で)切ったまげはどこにあるのですか」といった質問に、「暑い日も汗をかきながら食べています」「ガラスケースに入れて家に飾っています」などと答えた。

 その後、力士にふんした職員と相撲をとったり、一緒に記念撮影に納まったりしていた。鳴戸親方は「みな元気ですね。面白い質問もあって楽しめました」と話し、入所者の池谷利代子さん(74)は「相撲の技がよかった。すてきな人です」と喜んでいた。

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元琴欧洲・鳴戸親方「部屋が松戸にあるので、レイソルを応援しています」

2015年05月31日

今朝のTBS「サンデーモーニング」に出演した元琴欧洲の鳴戸親方。
サッカーの話題の中で、「応援しているチームは柏レイソル」とのコメントがあったそうです。


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関口宏「応援してるとこある?」
琴欧洲「柏ですね」
関口「柏?…柏…?」(フリップ、FC東京2-1柏)
琴欧洲「アジアでがんばってますね」
関口「がんばってる?これで?」
琴欧洲「いや、アジアでがんばってるので」
琴欧洲!。・゜・(ノД`)・゜・。

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水割りはほぼ水!? 元琴欧洲・鳴戸親方の酒豪ぶり

ザテレビジョン 2015年5月8日 配信

ブルガリア・ソフィアのアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。ドーム部分は金色をしており「日本で言う金閣寺みたいです」と鳴戸親方は言う
ブルガリア・ソフィアのアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。ドーム部分は金色をしており「日本で言う金閣寺みたいです」と鳴戸親方は言う

CSの旅チャンネルで放送中の「大人のヨーロッパ街歩き」で5月はブルガリアを紹介。放送100話目を記念して番組のPR大使に就任した鳴戸親方(元大関・琴欧洲)が都内で会見を行った。

番組ではヴァルナとソフィアという街を取り上げる。親方いわく「ヴァルナはリゾート地で、ヨーロッパの人や地元の人が訪れる街。日本の温泉とはちょっと違う、スパセンターというものがあります。ソフィアには屋根が金色の古い教会があって、日本でいう金閣寺みたいです」と、日本の名所と対比して説明した。

また、ブルガリアといえばヨーグルトやチーズなどの乳製品が有名で、日本の豆腐のような形でスーパーにおいてあるのだと言う。「日本に初めて来た時にスーパーで豆腐を見てビックリしました!こんなに大きくて安いチーズがあるんだと思って食べたら『なんじゃこりゃ!』って。ショックでした(笑)」さらに、「ブルガリアの食卓には野菜が多く出されます。健康的だけど、日本人の方が長生きしています。なぜなら、お酒を飲み過ぎちゃうから。日本のように水割りというのがないから、お酒好きな人はロックで飲みます。だから、日本でウイスキーの水割りを飲んだ時に、これは水だな、と思いました(笑)」と豪快なエピソードも。

対して日本と共通している点はコメを食べることだ。「ブルガリアでは、味が付いているピラフなどを食べます。相撲部屋では白いご飯をどんぶりで出されて『大きくなるために食べなさい』と言われたけど、味がないものを食べるのは大変だった。しかも、ちゃんこは若い人の分まで残っていなかったので牛乳をかけて食べてましたね」と新弟子時代の苦労話を打ち明けた。

「5~6月はブルガリア名物のバラが咲くので、旅行に一番いい時期ですね」と勧める。現役時代に帰省すると「ウィーンからソフィア行きの飛行機に乗ったら、乗客はほとんど日本人。日本に向かっているのか、ブルガリアに向かっているのか分からなくなった」と笑った。

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元琴欧洲・鳴戸親方が欧州大使として「大人のヨーロッパ街歩き」を完全バックアップ!

2015年05月02日

TM & (c)2015 Turner JapanCS放送・旅チャンネルでは、5月10日(日)に、放送中の海外シリーズ「大人のヨーロッパ街歩き」の第100回となる「ブルガリア・ヴァルナ編」を放送。100回目の放送を記念して、ブルガリア出身の元琴欧洲・鳴戸親方が旅チャンネルの欧州大使2015に就任した。今後、鳴戸親方は番組外でバックアップしていく。

同番組は、ヨーロッパ在住の日本人が案内役となり、その街で暮らしているからこそ知っている、とっておきの街案内をする、旅チャンネルオリジナルの海外シリーズ。2009年に放送がスタートし、これまで26カ国を紹介してきた。

ブルガリアは100回目となる「ヴァルナ編」に続き、5月24日(日)には、古代から交易の要所として栄え、鳴戸親方が学生時代に暮らしていた首都・ソフィアの街を紹介する「ソフィア編」をオンエア。

鳴戸親方は、「記念すべき第100話に出身地のブルガリアが紹介されることを大変嬉しく思います。100話目で紹介されるヴァルナは、黒海に面したリゾート地で、バカンスでよく訪れています」と思い出深い土地だそう。

また、「日本ではブルガリアといえばヨーグルトが有名ですが、さまざまな種類のチーズなど乳製品が豊富で、野菜や果物は日本より味がとても濃厚でおいしいです。3000年ほど前から作られているといわてるワイン、ローズオイルなどで使われるバラなど、たくさんの名産品があります」とブルガリアを紹介した。

最後に、「番組をご覧になってブルガリアに興味を持っていただけると嬉しいです。そして、ブルガリアをはじめ、ヨーロッパをぜひ旅してみてください」とPRした。

番組100回を迎え、鳴戸親方のバックアップとともに「大人のヨーロッパ街歩き」がますます飛躍していく。

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雅山、琴欧洲に黒星も髪では圧勝!?相撲OB戦

2015年4月25日日刊スポーツ・ロゴ

 大相撲の春巡業は25日、千葉・幕張メッセで「大相撲超会議場所」と銘打って行われた。

 日本最大の動画サービス「niconico」が主催し、100以上の企画ブースで展開するイベント「ニコニコ超会議2015」の一環として開催。昨年は2日間で約12万5000人が来場し、ネット来場者は約786万人を記録した。今年は26日と合わせ2日間で開催され、大相撲の超会議場所も行われる。

 2カードが組まれたOB戦で、元大関対決が実現。元琴欧洲の鳴戸親方(32=佐渡ケ嶽)が元雅山の二子山親方(37=藤島)を押し出しで下した。現役引退から1年とブランクの短さに加え、今も部屋付き親方として若い衆に胸を出している鳴戸親方は「運動は嫌いじゃないから、まだまだ。新弟子の気分です。締め込みは(やせて)むちゃくちゃ長くなったけど、こうして土俵に上がれて幸せです。楽しかった」と笑みをはちきらせた。

 敗れた二子山親方も「相撲は負けたけど、こっちの量は、まだ(自分の方が)あったね」と頭を指さし、髪の毛の多さでは勝ったことを自慢? 相手より多くの拍手を受け「ありがたいぐらいの声援をもらった。体も、そこまでしぼんでいなかったしね」と喜んでいた。

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親方が土俵復帰! 雅山VS琴欧洲

2015年4月11日

 千葉・幕張メッセで開催される春巡業の大相撲超会議場所(25、26日)で、親方が土俵に上がるレジェンドマッチが組まれることになった。尾車巡業部長(元大関琴風)が10日、「OB戦を2番やる」と明かした。

 組まれたのは雅山-琴欧洲と高見盛-若荒雄。かつて、親方同士の取組が花相撲で組まれたことはあったが、久しぶりに復活。元大関同士の対戦や、高見盛が気合を入れるパフォーマンスを披露するのか?ファンにはたまらない対戦になる。

 二子山親方(元大関雅山)は「やるからには負けたくない。見せる相撲じゃなくて勝ちにいく」と気合十分。現役時代から30キロも体重を落とし、130キロになった鳴戸親方(元大関琴欧洲)も「息子に見せるのが楽しみ。これをきっかけに、本場所を見に来てくれるようになればうれしい」と話していた。

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日体大入学式に体操白井、元大関琴欧洲、ジャンプ沙羅ら出席

2015年 4月3日(金)

日体大入学式に体操白井、元大関琴欧洲、ジャンプ沙羅ら出席
日体大の入学式に出席した体操の白井健三(中央)、鳴戸親方(左上)、高梨沙羅(左下)、村上茉愛(右から2番目)、田中理恵さん(右)=日体大世田谷キャンパス

 日体大の入学式に出席した体操の白井健三(中央)、鳴戸親方(左上)、高梨沙羅(左下)、村上茉愛(右から2番目)、田中理恵さん(右)=日体大世田谷キャンパス

 日体大の入学式が3日、同大世田谷キャンパスで行われ、新入生の体操・白井健三(18)、村上茉愛(18)、編入学となる大相撲の鳴戸親方(32)(元大関琴欧洲、本名安藤カロヤン)、昨年入学したスキージャンプの高梨沙羅(18)=クラレ=、日体大教員でタレントの田中理恵さん(27)が出席した。

 白井は新入生代表として宣誓も行った。「いい先生、いい先輩、いい仲間に巡り会える4年間になる。高校で教わったことを忘れず、新しい発見をしていきたい」と、初々しく語った。

 ブルガリアの大学で取得した単位が有効のため、3年生として編入する鳴戸親方は「最新のスポーツ科学に基づく、最先端のトレーニングや、コーチの技術を学んで、相撲に取り組みたい。いいものは残して、新しいものを取り入れられたら」と、意欲。18歳の白井、高梨らに囲まれ「ちょっと若返ったかな」と、笑った。


千原せいじがブルガリアの旅で鳴戸親方の実家を突撃訪問

2015年2月26日

明日2月27日(金)放送の「世界の村で発見!こんなところに日本人」(ABC・テレビ朝日系)にて、千原せいじがブルガリア共和国を旅した模様が公開される。

ブルガリアの「国境の町にいる日本人」を探すせいじは、目的の町・ルセを目指す。しかし道中に鳴戸親方が幼少期を過ごした家があると知り、「琴欧洲(鳴戸親方)の実家に寄って行こうぜ!」と寄り道を提案。自ら鳴戸親方へ電話をかけて許可を取ってしまう。なかば強引に鳴戸親方の実家を訪れたせいじは、両親から親方の幼少期の話を聞きながら、家庭料理をふるまってもらう。

翌朝、朝一番の乗り合いバスでルーマニアとの国境にある商工業都市・ルセへと出発。その町で出会った日本人は初老の男性だった。コンビニで偶然手に取った本がきっかけで、新たな道へ進んだという波乱万丈な半生にせいじも感嘆する。

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琴欧洲親方が「鳴戸」襲名


琴欧洲親方が「鳴戸」襲名

 日本相撲協会は12日、昨年3月の春場所限りで現役を引退した琴欧洲親方(31=本名安藤カロヤン、ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋)が同日付で年寄「鳴戸」を取得し、襲名したと発表した。昨年1月に日本国籍を取得。日本人の大関経験者は引退後3年間、現役名のまま親方になれる規定により、ここまで後進を指導してきた。

 相撲協会によると外国出身では高見山、小錦、武蔵丸に次ぐ4人目の年寄名跡取得者。「鳴戸」は2011年11月に急逝した先々代親方(元横綱隆の里)から継承した先代親方(元幕内隆の鶴)が、13年12月に年寄「田子ノ浦」を襲名。その後は空き名跡となっていた。

 [2015年2月12日]

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“振り込め”根絶を 大相撲親方ら呼びかけ


< 2015年2月11日 >

 振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害額が過去最悪になる中、東京・墨田区の両国国技館前で元大関の琴欧洲親方らが注意を呼びかけた。

 これは11日、両国国技館で開かれた大相撲のイベントにあわせて行われた。この中で琴欧洲親方と元高見盛の振分親方らが注意を呼びかけた。親方らが姿を現すと人だかりができ、2000枚ほどのチラシはあっという間に無くなってしまった。

 去年の全国での特殊詐欺の被害額は過去最悪の約560億円に上っている他、都内の被害者のほとんどは60歳以上に集中しているという。

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元大関の『琴欧州』さん南相馬市を訪問!!

2015/01/09

1月7日(水)「角界のベッカム」こと元大関の琴欧州さんが南相馬市にいらっしゃいました。
原町区の大木戸大鹿仮設住宅集会場で被災地の方々を元気づけようと
トーク会&サイン会を開き交流を深めました。
元大関の『琴欧州』さん
大相撲の元大関の琴欧洲、ブルガリア出身
全力士で最も高い202センチの上背で
生涯戦歴 537勝 337敗 63休(68場所)の記録
2014年1月には日本国籍を取得して、欧州出身力士としては初となる日本へ帰化されています。

トーク会では「相撲の魅力を伝える!」お話など
その他ユーモアあふれる思いで話し等で盛り上がりました。
次に行われた質問タイムでは、「思い出に残った取り組みや決まり手」や「ブルガリアと日本の違い」など
たくさんの質問がされました。
元大関の琴欧州さんの答えは、『相撲の取り組み全てを全力で取り組んできたので、全てが思い出です!!』
サイン会の様子
そして待ちに待った「目の前でサインを書いていただくサイン会」の様子

元大関の琴欧州さんからのプレゼントに手形入りのサイン色紙やカレンダーも数量限定でプレゼントされましたぁ~
その他、「番付表」のプレゼントもありましたよ。

最後にみんなで記念写真~撮りますよ~『はいチーズ!』カッチャ!
みんなで記念写真

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連休中忙しくて見られなかった琴欧洲断髪式のニュース映像をやっと見た!
 琴欧洲親方の笑顔、やっぱり素敵(*´д`*)

    

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琴欧洲親方 12月に第2子誕生「男か女かまだわからない」

2014年10月8日

欧洲親方が麻子夫人のおなかの中に第2子がいることを明かした。「12月に生まれます。男の子か女の子かはまだ分かりません」と話した。

 11年11月には第1子となる長男が誕生。7日、贈呈式に出席したゲオルギ・ヴァシレフ駐日ブルガリア大使から「琴欧洲親方には家族で小さなブルガリア大使館をつくってほしい」と頼まれていただけに、親方は「人が増えることはいいこと」と誕生を心待ちにしていた。

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琴欧洲親方が日体大入学&相撲部コーチに

 大相撲の元大関琴欧洲親方(31=佐渡ヶ嶽)が来年4月から日本体育大学に入学することになった。親方は母国ブルガリアの国立体育大学に2年次まで在籍。大学を中退して角界入りした。日体大は当時に取得した単位を認定した上で、3年次からの編入学で受け入れる予定。しかも、相撲部に入部してコーチまで務めるという。

 現役親方の大学進学は極めて異例。きっかけとなったのは「優勝額」だ。日体大は一昨年6月、学生が相撲文化を学ぶための教材として元横綱朝青龍(34)から優勝額を譲り受け、世田谷キャンパスに設置した。琴欧洲親方にも寄贈を打診したところ、本人が快諾。入学とコーチ就任の話もまとまった。

 親方は7日、日体大の横浜・健志台キャンパスで2008年夏場所の優勝額除幕式に出席。「私にとって、たった一つの優勝額。いい場所に飾っていただいてうれしい」と喜ぶ一方で、来春の入学に「(中退していた)大学を卒業できれば。(相撲部では)まわしを締めて相撲を教えたい」と意欲を見せた。

 日体大の松浪健四郎理事長(67)は「相撲部で学生を指導しながら、卒業してもらいたい。学生たちの刺激にもなる」。相撲部の斉藤一雄監督も「臨時コーチのような形で指導していただければ。人柄の良さも、日本人の心に通じるものがある」と期待を寄せていた。

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大相撲 元大関・琴欧洲の断髪式

10月4日NHKニュース

大相撲で、ヨーロッパ出身として初めて大関になった琴欧洲の断髪式が行われ、大勢のファンや関係者が引退を惜しみました。

琴欧洲はブルガリア出身の31歳。
平成14年の九州場所で初土俵を踏み、身長2メートルを越える恵まれた体を生かしてスピード出世を果たし、平成17年の九州場所後に大関に昇進しました。
平成20年の夏場所では14勝1敗で初めての優勝を果たしました。
しかし、去年の九州場所で途中休場して2場所連続の負け越しとなって大関を陥落、そのまま大関復帰を果たせず、ことしの春場所で引退しました。
4日、東京・両国の国技館で断髪式が行われ、大勢のファンや関係者で満員となりました。
式では琴欧洲が最後の大いちょうを結って土俵に上がり、横綱・白鵬やブルガリアから駆けつけた父親のステファンさんなどおよそ350人がはさみを入れました。
最後に師匠の佐渡ヶ嶽親方がはさみを入れて大たぶさを切り落とすと、琴欧洲は12年間の現役生活を思い起こして涙を浮かべていました。
断髪式を終え、髪を整えた琴欧洲は「まげがなくなった実感がない。たくさんのファンに来ていただいて世界一幸せな男だと思った」と笑顔で話していました。
琴欧洲は、すでに親方として佐渡ヶ嶽部屋で後進の指導に当たっていて「まだまだ勉強中だが自分を越える力士を育てたい」と話しました。

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琴欧洲親方、逸ノ城の強さに脱帽

10月1日(水)

 大相撲の元大関・琴欧洲親方(31)が「今、ここで勝つために 琴欧洲自伝」(定価1400円+税、徳間書店刊)を刊行し、30日に東京・有楽町でサイン会が行われた。

 同親方は、1横綱2大関を倒すなど13勝を挙げて新入幕ながら千秋楽まで優勝を争った逸ノ城(21)=湊=に言及。「入門の頃から1年以内には幕内上位と対戦すると思っていたが、まさか横綱、大関を倒すとは…。予想以上」と脱帽した。秋場所前に佐渡ケ嶽部屋へ出稽古に来た際には、実際に組み合ったといい「硬くて重い。(元大関の)把瑠都みたい」と話していた。

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元大関の琴欧洲、相撲に「科学的な稽古取り入れるべき」

2014年09月26日信地:東京

【9月26日 AFP】今年引退を表明した「角界のベッカム」こと元大相撲力士の琴欧洲(Kotooshu)は、伝統を重んじる相撲界により科学的な練習手法が浸透すれば、相撲は大きく発展する可能性があると話した。

 身長202センチ、ブルガリア時代はジュニアのレスリング王者になった経歴を持つ琴欧洲は、2002年に18歳で来日すると、欧州出身力士としては初めて大関にまで上り詰めた。

 24日付の毎日新聞(Mainichi Shimbun)に掲載されたインタビューで、琴欧洲は「ブルガリアでは効率良く、トレーナーやコーチ、医師と協力します。効率の良い練習で強くなれるように、さまざまなデータ分析もします」と話した。

「こっちに来たらもう、『何世紀にいるのか』って感じでした。もっと理論的にやったら、もっと強くなります。外国力士にも負けない。間違いないです」

 長い歴史を持つ角界では、基本動作の反復による精神面の鍛錬が重要視される。しかし近年、番付上位はほとんどが外国人力士、特にモンゴル出身の力士で占められており、伝統を重んじる面々は気をもんでいる。

 琴欧洲は、将来は親方になるのが夢だと語り、角界で学んだものを弟子たちに伝えたいと思うのは自然なことだと続けた。

「相撲は私の人生」と語る31歳の琴欧洲は、大銀杏を切り落とす断髪式を10月4日に行う。角界では、この断髪式を終えると正式に引退したものとみなされる。

 実際に似ているわけではないが、その容姿端麗ぶりから、琴欧洲は英国サッカーのスターであるデビッド・ベッカム(David Beckham)氏と比べられることも多く、今でも女性ファンが多い。

 母国ブルガリアでは、日本での活躍を称え、2009年にスタラ・プラニナ章(Order of Stara Planina)を授与されている琴欧洲。夫人は日本人女性で、2014年1月には日本国籍も取得している。(c)AFP

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琴欧洲親方サイン会開催!

2014年09月16日

琴欧洲親方 サイン会開催決定!

言葉の壁、文化の壁を乗り越えてきた12年間――。
誰からも愛された外国人力士・琴欧洲、
その現役力士生活のすべてを語る自伝
『今、ここで勝つために 琴欧洲自伝』が刊行されます。
(9/25発売予定)

この新刊刊行を記念して、サイン会を開催致します。

詳細はこちらから→ サイン会詳細

【日時】
2014年9月30日(火) 開始18:30

【会場】
三省堂書店有楽町店 2階特設会場

【対象書籍】
『今、ここで勝つために 琴欧洲自伝」』

琴欧洲勝紀/著
定価:本体1,400円+税

※為書・落款なし
※対象書籍以外へのサイン不可

三省堂書店有楽町店にて、対象書籍をお買上げ、またはご予約のお客様 先着100名様に1階レジカウンターにて整理券を配布いたします
整理券のご予約は、お電話でも承ります

■電話 03-5222-1200

■営業時間
10:00~22:00(平日)
10:00~20:00(日・祝)

★『今、ここで勝つために 琴欧洲自伝』書籍情報

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琴欧洲親方も、どぶ板営業 知られざる引退相撲の世界

抜井規泰 2014年9月13日朝日新聞デジタル


激務続きで引退から15キロやせた琴欧洲親方。切符はまだ売れ残っているといい、「助けてください」

 引退相撲。関取を通算30場所以上務めた力士にのみ、国技館での開催が許される。実績を残した力士にとって最後の晴れ舞台だ。だが裏では苦労、心労の連続が当人を待ち受けている。

 元大関の琴欧洲親方はいま、秋場所後の「引退相撲」に向け、てんてこ舞いだ。真顔で「睡眠時間を削って動き回っています。全部終わったら、とにかく眠りたい」と語る。

 引退相撲の出し物は幕内・十両の取組や禁じ手をコント風に演じる「しょっきり」、大銀杏(おおいちょう)を結う実演、横綱の綱締め。クライマックスは当人の断髪式だ。

 引退相撲を最初に行ったのは、1914(大正3)年に引退した19代横綱常陸山だ。引退後の新生活に踏み出す資金集めとして慣例化したといわれる。現在は、国技館を安く借りられ、力士会が全面協力する。琴欧洲親方の場合は横綱白鵬以下、全関取がタダで出演してくれる。「現役時は当然だと思っていましたが、自分が協力してもらうと、これほどありがたいことはない。助け合いという日本の文化を強く感じます」と琴欧洲親方。

 ところが、何から何まで誰かがやってくれて、自分は当日顔を出してまげを切るだけ、なわけがない。

 「想像を絶する苦労です」。まげを切ってもらう招待客の手配から、その順番決め、スポンサー探し、事務局の設置、切符の販売……。全部、自分でやる。琴欧洲親方はもう何カ月も、朝は所属する佐渡ケ嶽部屋で稽古を指導し、昼は打ち合わせ、夜は後援者の宴席へ顔を出して酒を飲み、深夜に帰宅後に妻と打ち合わせ、という毎日だ。

 琴欧洲ほどの人気大関でも切符販売は苦労する。名古屋場所中には「千枚単位で売れ残ってます」と話していた。今も「椅子席がガバッと残っています」。

 引退相撲で国技館を満杯にすれば、売り上げが1億円以上になる。ただ大半の場合、切符の販売では部屋の師匠の世話になる。力士個人に国技館を満員にできるだけの後援者はいないからだ。このため売上金は引退する力士と部屋で折半、というケースが多い。

 切符の売り上げと並ぶ大きな収入が、まげにはさみを入れる人から頂くご祝儀だ。バブル期は百万円単位のご祝儀もあったというが、今はあり得ない。「結婚式より多め」といわれ、3万~5万円程度の人もいるが、名士が多いため、相場は10万円程度という。

 「でも1円も包まなかった人もいた」と語るのは、最近引退相撲を催したある親方だ。断髪式ではさみを入れるのも、その後のパーティーも、後援者への案内は「招待」となっている。「『招かれた』ということで、ご祝儀など包まなくていいと思う方もいるようです」と笑う。琴欧洲親方のまげには300人ほどがはさみを入れる。

 琴欧洲親方が時間に追われているのは、今年3月の引退から半年余で断髪式という準備期間の短さもある。引退相撲は1、5、9月の東京場所後に行う。引退した時期から考えると、琴欧洲親方は来年1月の初場所後のはずだった。

 冬場を避けたのは、元大関把瑠都の不運を見たからだ。今年2月の断髪式の当日、東京は20年ぶりの大雪となり、関取衆も招待客も難儀した。

 「バタバタは覚悟の上」と琴欧洲親方。「でも、まだたくさん切符が残っています。助けてください」と悲鳴をあげる。問い合わせは「琴欧洲引退相撲事務局」(070・1279・2072、平日午前10時から午後5時)へ。(抜井規泰)

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日本テレビ「メレンゲの気持ち」出演
琴欧洲の妻が複雑な気持ちになった交際時のエピソードとは

2014年08月30日

30日放送、日本テレビ「メレンゲの気持ち」では今年3月に引退を表明した元大相撲力士・琴欧洲が出演。引退後の生活や妻との馴れ初めを語った。

「12年間相撲をすれば取組が1000近くあります」という琴欧洲は、印象に残る取組を初土俵といい、一番嬉しかったことを訊かれれば「最初入ったのは弟子ですね。給料がないんです。関取に上がると給料貰えるし個室部屋になるし付き人もついてる。一番嬉しいのは関取に上がった時。(給料は)90万です」と語った。

すると、懸賞金や退職金についても言及した琴欧洲。「(懸賞金は)最初から引かれています。税金と税金のための積立て。じゃないと後が怖い」と話すと、退職金は「ありましたね。幾らだったかな。一場所に対して幾らです」といい、こちらは具体的な言及を避けた。

引退後の生活は「親方としては新人。一番下から。協会の仕事をゼロから勉強させて貰ってます。弟子の指導もそうですね。7時過ぎに起きていたのが2時間はやくなった。5時過ぎから稽古場にいます」といい、食事についても「だいぶ減りました。普通の一人前。3人前ですね。24時間中お腹減ってます。体重を少しずつ落としながら」と語り、健康のためにダイエットをしているという。

その他にも、10年前に出会ったという妻・麻子さんとは「名古屋場所の時、佐渡ヶ嶽部屋と女房の実家が近いので、駅で会いました」という琴欧洲は、麻子さんからのアンケートで「声を掛けるのはとても慣れているように感じた」などと指摘されると苦笑い。「付き合った当時はカタコトだったので“これからお見合い行ってきますとメールが入り複雑な気持ちになったが、実際は病院にお見舞いに行く」と紹介された。

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「力士はハングリーに」

琴欧洲親方が講演

掲載号:2014年8月21日号タウンニュース│神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙


力士時代の思い出を語る琴欧洲親方
 ブルガリア出身の元大関・琴欧洲親方が8月7日、横浜本牧ロータリークラブを訪れ、関取時代の思い出や今後の抱負を語った。

 今回の訪問は同クラブ会員と親交があったのがきっかけ。卓話の形で写真とともに幼少期からの思い出を語った琴欧洲親方。今年3月に引退したときには「涙が止まらなかった」と当時を振り返り、思い出深い取組に初土俵、幕下優勝、大関が決まった一番、そして最後の取組となった魁皇関との一番を挙げた。

 会場から「一番つらかったことは」との質問に「言葉の壁や稽古、全てが辛かった。でも逃げ道がなかったからこそ強くなれた。日本人横綱誕生にはこのハングリーさも絶対必要」と親方としての想いも語った。
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お盆のお墓参り

2014.8.15琴欧洲オフィシャルブログより

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孤軍奮闘 琴欧洲自伝

著者/訳者

琴欧洲勝紀/著

出版社名

徳間書店

発売予定日

2014年9月20日

サイズ

四六版

販売価格

1,400円 (税込1,512円)

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琴欧洲親方、今日もテレビ出演!!

    いまや、相撲の親方ならぬバラエティータレント“琴欧洲”です。

   琴欧洲にぶら下がるまりこ様・篠田麻里子

PON! 2014年8月6日(水) 日本テレビ

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加須

今日 一日加須警察署長 やってます
こうつう あんぜん です

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琴欧洲親方が宝塚の大穴にヒットを指名


函館競馬場の昼休みに登場した琴欧洲親方と芝生に座って聞き入るファン

 函館競馬場の昼休みイベントに琴欧洲親方が登場し、多くの競馬ファンを前に宝塚記念の予想を披露した。

 「スポーツ新聞を見て予想する」という親方は「どの馬にも優勝の可能性があると思いますが、個人的には7と11ですね」とまずはウインバリアシオン、ゴールドシップを指名。上空を通過する飛行機の音に空を見上げ、「でも、その通りだとおもしろくない。大穴は4かな」と武豊騎手が騎乗するヒットザターゲットの大駆けに期待していた。

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ベリコタルノボ…琴欧洲を育んだ古都の専門校

2014年06月27日YOMIURI ONLINE

川に沿って集落が続くベリコタルノボの市街地。街を囲む丘に中世の城塞が復元されている

欧州出身初の大関として活躍し、今年3月に引退した琴欧洲

 長身と甘いマスクで人気を集め、今年3月に引退した大相撲の元大関琴欧洲(本名・安藤カロヤン)は、中世ブルガリア帝国の首都として栄えた古都ベリコタルノボで青春時代を過ごした。

 市街地を流れる川に沿って、レンガや石造りの家々が並ぶ緑豊かな町だ。

 近郊ジュルニツァ村で生まれた琴欧洲は小学生でレスリングを始め、14歳になるとベリコタルノボの公立体育専門校に入った。第2次大戦後、東側陣営に組み入れられたブルガリアでは1990年に共産党が独裁体制を放棄。ただ、その後しばらくは「体育は国威発揚の手段」とする旧来の思考は残り、当時の同校は、ほかの一般校の6倍の予算が配分されたという「エリート校」だった。

 琴欧洲は授業前に90分間、放課後に2時間の練習を積み、夏と冬の休暇中も強化合宿に参加。「背が高い子でね。上級生と対戦させても、決してひけをとらなかった」。レスリング指導者ルプチョ・ゴルボフさん(69)は語る。

 練習が厳しく学生は寮に戻っても、勉強する余裕がほとんどなかった。そんな中で、琴欧洲は教室では前の席に座って授業に集中し、成績も優秀で奨学金を得た。スネジナ・ミホバ校長(48)は「我が校で培った規律と勤勉の精神が、その後の成功を支える原動力となったと思う」と話す。

 琴欧洲はフリー100キロ・グラム級の欧州ジュニア王者に輝き、首都ソフィアの国立体育大学に進んだ。ブルガリアはアマ相撲の強豪国で大学に専攻コースがあり、相撲も練習に取り入れた。だが、五輪出場を狙ったレスリングでは2001年の階級制変更で10キロ・グラム超の減量が必要となり、競技を断念。そんな時、アマ相撲でも欧州の大会で活躍していたのが、ドイツにいた佐渡ヶ嶽部屋の関係者の目に留まり、スカウトされた。

 母親のツェツァ・マハリャノフさん(53)は当時19歳の息子が突然、日本に行きたいと相談してきた時のことを鮮明に覚えている。「私と夫は相撲について何ひとつ知らなかった。だから自分で決めなさい、とだけ言った」。大学を中退し、02年5月に来日すると、琴欧洲は日本の食事に慣れずに体重を減らした。しかし、愚痴はこぼさず、昇進を重ねて両親に仕送りし、生活を助けた。

体育館にまげ姿の写真


レスリングの練習に汗を流す体育専門校の生徒

 ベリコタルノボでの日々を振り返り、琴欧洲は「歴史ある街で、日本で言えば京都のような場所だ。忘れられない思い出が詰まっている」と懐かしむ。母校の体育館では今、まげを結って浴衣姿で笑みを浮かべる琴欧洲の写真が飾られ、後輩の練習を見守る。

 レスリング専攻のイバイオ・ナンチェフ君(16)は「琴欧洲のことは誰でも知っているよ」と話す。けがに苦しんだ琴欧洲は「体がぼろぼろになった」と土俵を去ったが、現役時代の奮闘ぶりは、ブルガリアでも連日のように報じられた。次はきっと、親方としての活躍も語り継がれるだろう。(文と写真 青木佐知子)

琴欧洲(1983~)
 2メートル超の長身を生かした豪快な取り口で2005年、欧州出身力士初の大関に昇進。02年の初土俵から19場所での大関昇進は、年6場所制が定着した1958年以降では史上最速(幕下付け出しを除く)。今年1月に日本に帰化し、3月に引退した。日本人の妻の旧姓をとり、カロヤン・ステファノフ・マハリャノフから、安藤カロヤンに改名した。
2014年06月27日Copyright © The Yomiuri Shimbun
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群馬)琴欧洲親方が一日総長に 前橋国際大でイベント

上田雅文 2014年6月24日朝日新聞デジタル

写真・図版
一日総長としてイベントに参加した琴欧洲親方=前橋市小屋原町の前橋国際大学

 ブルガリアのヴェリコ・タルノヴォ大学と学術交流協定を結ぶ前橋国際大学(前橋市小屋原町)は23日、ヴェリコ・タルノヴォ市出身の元大関、琴欧洲親方を一日総長として招き、イベントを開いた。協定1周年の記念行事。

 大学の講義室では、身長約2メートル、体重130キロほどの琴欧洲親方に、集まった学生約250人から歓声が上がった。

 少年時代はレスリング選手で、五輪の階級が120キロ級までとなるルール変更があり相撲界の佐渡ケ嶽部屋に飛び込んだことや、大関昇進や2008年に幕内優勝した時の思いなどを語った。琴欧洲親方やブルガリアにまつわる○×クイズでも楽しんだ。

 大相撲の初代佐渡ケ嶽が前橋出身だったことから、市が普及を進める、市内産食材を使ったちゃんこ鍋が振る舞われた。(上田雅文)

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琴欧洲親方、力士じゃなければアメフト?


応援の寄せ書きを贈られてファンらと記念撮影する琴欧洲親方(撮影・鎌田直秀)

 大相撲の琴欧洲親方(元大関=31)が21日、都内で開催された日本ブルガリア国交再開55周年記念「ブルガリアをもっと知る会」(ソフィアファミリー主催)にゲスト参加した。

 集まった約70人と交流しながら、ブルガリア時代の幼少期や同国のヨーグルト事情、角界入門後の軌跡など、写真を披露しながら説明した。

 質問タイムでは「相撲をやっていなかったら何をしていたか?」の問いに「もともとはレスリングをやっていたが、体育大学に入ってから体重規定が変わって一生ダイエットをしなくてはならないのか…って思ってしまった。だからアメリカンフットボールの選手になっていた可能性が高い。そうだったら日本じゃなくて米国にいっていたから、皆さんに会えなかった」と話すと拍手を浴びた。

 10月には引退相撲(4日、両国国技館)も控えており「最後のまげ姿になりますので、どうか満員に。よろしくお願いします。友達、その友達、親、孫、たくさんの人を誘ってください」と呼びかけた。最後には「頑張れ琴欧洲親方」と題した寄せ書きも贈られた。代表して手渡した埼玉・川越市在住の大貫亜弓さん(25=会社員)は「テレビで見る以上に大きかったし、ユニークな親方でした。また相撲を見に行きたくなりました」と感激していた。

 [2014年6月21日]

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琴欧洲親方とお父さん犬が相撲対決!ソフトバンク「スマ放題」新CM

2014年6月18日6時0分 スポーツ報知




 元大関の琴欧洲親方(31)が、18日よりオンエアのソフトバンク「白戸家」シリーズの新CM「焼肉」編で「お父さん犬」と共演。迫真!?の相撲勝負を披露する。

 舞台はとある焼肉店。堺雅人(40)、上戸彩(28)、斎藤工(32)、そしてお父さんが焼肉食べ放題を満喫している。「食べ放題といえば焼肉ですね」と斎藤が言えば、「“放題”最高!」と上戸も笑顔で応じる。すると堺が「さらに素晴らしい放題がある!」と、通話もネットも定額で利用し放題の新プラン「スマ放題」(7月1日より提供開始)を紹介する。その魅力は「例えるなら、焼肉食べ放題の上に、寿司も食べ放題みたいなものだ」との説明に、思わず上戸は「そんなに食べられません!」

 まったく動じない堺は、お父さんの頭の上にタオルをかざしてマゲに見立てると「お相撲さんにはうれしいだろう」と不敵な笑みを浮かべる。しかし上戸と斎藤は、お相撲さんと聞いて、焼肉皿と寿司おけを山のように積み上げた琴欧洲親方と若手力士の姿を思い浮かべてしまう。

 さらに堺の「“スマホ”と“相撲”、なんだか似ている」という言葉に、今度はお父さんが、琴欧洲親方と土俵で対峙(たいじ)して、何度も相撲をとらされる自身の姿を妄想。そして思わずひと言「ごっつぁんです!」

 琴欧洲親方は、マゲとまわし姿のお父さんに「かわいいねぇ~!」と目を細めると、スキンシップを図り、スマホで記念写真を撮るなどして交流を楽しんだ。また、「スマ放題」にちなみ、どんなことが「放題」だったらうれしいかと聞かれると、「10月4日に引退相撲を控えていますので、その時“お客さん入り放題”にしてもらいたいですね」と話した。

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琴欧洲親方が力士引退を決めた決断!道端アンジェリカ高級時計初購入!
6月14日更新

6月20日(金)23:00~23:30 放送予定

 まずは三姉妹がモデルとして活躍している道端家の三女、道端アンジェリカが初めて自分で時計を購入する決断をお届けする。今回は決断リポーターとして徳井健太(平成ノブシコブシ)が同行し、決断の瞬間に立ち会う。道端は、銀座の高級時計ショップでさまざまなデザインや形の時計を物色。そして「可愛いー!」と大興奮した超高額な時計を買う決断を下すが、その後、1時間以上かけて文字盤の色に迷う。スタジオではバナナマンの設楽統が、「良い時計を身に着けた方がいい理由」について熱く語り、そのトークには道端も感動した様子をみせる。

 続いて、今年3月に力士引退を決断したブルガリア出身の元大関・琴欧洲親方が登場。「角界のベッカム」と呼ばれ、相撲人気を支えた琴欧洲が引退を決断するまでにはどんな葛藤があったのか・・・。日本に来てから苦労したという食生活など文化の違いを乗り越え、入門から3年目で当時角界最強と呼ばれていた朝青龍に勝利し、史上最速で大関に昇進する。しかし、怪我が原因で大関から陥落し現役続行に不安を感じたとき、常にライバル意識を持っていたという横綱・白鵬との対戦を自ら切望。琴欧洲が最終的に引退を決断したという、その取り組みの内容とは!?VTRを見たバナナマンは素朴な疑問をぶつけてさらに詳しいエピソードを引き出し、琴欧洲の素顔に迫っていく。この番組でしか見られない貴重な2本の決断をお見逃しなく!

【出演者】
■MC
バナナマン(設楽統、日村勇紀)

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琴欧洲親方が子どもたちと対戦

6月14日NHKニュース
大阪市内の小学生1000人が参加して相撲大会が開かれ、元大関の琴欧洲親方が子どもたちと対戦して会場を沸かせました。

このわんぱく相撲大会は、大阪青年会議所が毎年開いているもので、会場の大阪市中央体育館には11の土俵が設けられ、大阪市内の小学生の男女およそ1000人が学年ごとにトーナメント方式で争いました。
子どもたちは真剣な表情で元気よくぶつかり合って、まわしをつかんで相手を投げ倒したり、土俵際で押し合ったりしていました。
また、14日はことし3月に引退した元大関の琴欧洲親方が特別に招かれ、子どもたちと対戦しました。
子どもたちがぶつかってもびくともしなかった琴欧洲親方でしたが、最後に10人ほどの子どもたちに押し出されると、会場からは大きな歓声が上がっていました。
対戦した小学6年生の女の子は「親方はとても大きく、力が強くてすごいなと思いました」と話していました。
琴欧洲親方は「みんな元気いっぱいで楽しかったです。相撲が好きな子どもが増えてくれるとうれしいです」と話していました。

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今日も琴欧洲親方は大人気!ファンレター沢山頂き感謝感激でいっぱいです!10月4日の引退相撲の準備で大忙しの琴欧洲親方でした。


参加児童を募集 わんぱく相撲大阪市大会

2014年5月12日

 大阪青年会議所は、6月14日に大阪市港区の大阪市中央体育館で開く「第33回大阪市長杯わんぱく相撲大阪市大会」の参加児童を募集している。23日締め切り。

 次代を担う子どもたちの明るく活力ある成長を願うとともに、地域活性化の一環として1982年以降同団体が毎年主催しており、春の風物詩として親しまれている。今年は「家族の絆!未来へ!生きていく力を育もう!」をテーマに、子どもたちの心身の鍛錬と健康の増進を目指す。

 同大会には、大相撲三月場所(大阪場所)で惜しまれつつ現役を引退した元大関の琴欧洲親方が登場し、抽選で選ばれたわんぱく力士たちとエキシビションマッチを行う。年々女子児童の参加も増えており、大阪市のゆるキャラと遊べるコーナーなど、より多くの子どもたちが参加できる催しも予定されている。

 参加資格は大阪市内の小学校の1~6年男女で、各小学校に配布される参加申込用紙に記入し、各校へ提出する。服装は、男子は上半身裸で半ズボンの上に簡易まわしを着用。女子は上着着用。開催時間は午前9時~午後5時40分。

 問い合わせは電話06(6575)5161、同団体事務局へ。

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琴欧洲親方が現役時代の秘話明かす


スーツ姿で講演する琴欧洲親方(撮影・岡本肇)

 先場所限りで引退したブルガリア出身の琴欧洲親方(元大関)が10日、大相撲の面白さなどを紹介する「相撲塾」の特別ゲストに招かれ、東京・両国国技館内の相撲教習所に集まった約200人のファンの前で現役時代の秘話を披露し、進行役の関ノ戸親方(元小結岩木山)とともに何度も爆笑を誘った。

 10月4日に引退相撲を行う琴欧洲親方はまげ姿にスーツで登場し「明日から初日なのに国技館に来ても緊張感がない」と端正なマスクを崩した。当初のしこ名「琴欧州」について「何て大ざっぱな名前なのかと思った」と笑いを巻き起こした。

 「一つだけ胸を張って言える。入門から11年半、一度も稽古を休んだことがない」と話して拍手を浴びた新米親方。11日の夏場所初日に花道で警備の仕事を始める。

 [2014年5月10日]

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琴欧洲親方、日本相撲協会指導普及部員に

総合企画部長に就任し、初の執行部入りとなった貴乃花親方(撮影・鎌田直秀)
総合企画部長に就任し、初の執行部入りとなった貴乃花親方(撮影・鎌田直秀)
 日本相撲協会の理事会が3日、東京・両国国技館で行われ、再任された北の湖理事長(元横綱)の下での新体制が決まった。

 NO・2となる事業部長には八角親方(元横綱北勝海)が就任。貴乃花親方(元横綱)は、ファンサービスや競技普及などを担う総合企画部長のほか、監察委員長や危機管理部長などの要職に就いた。北の湖理事長は、就任3期目で初の執行部入りを果たした貴乃花親方について「いろんな面からあらゆる仕事を覚えて、将来のために頑張っていただきたい。相撲道でも精進していますから、みんなが鏡だと思っている。将来を担ってほしい」と期待を寄せた。

 新たな担務では、大阪場所担当に鏡山親方(元関脇多賀竜)、九州場所担当に新任の松ケ根親方(元大関若嶋津)、広報部長に同じく新任の出来山親方(元関脇出羽の花)が就いた。復帰した友綱親方(元関脇魁輝)は教習所長となった。

 また、審判部長の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)、巡業部長の尾車親方(元大関琴風)、名古屋場所担当の千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)は変更がなかった。

 ほかに審判部副部長には、現在の朝日山親方(元大関大受)に加えて井筒親方(元関脇逆鉾)が就任。浅香山親方(元大関魁皇)と立川親方(元関脇土佐ノ海)、浦風親方(元前頭敷島)が新たに審判部入りを果たした。春場所中に現役を引退した元大関の琴欧洲親方は指導普及部となった。

 理事候補選挙で落選した前事業部長の九重親方(元横綱千代の富士)は監察委員・指導普及部となった。

 [2014年4月3日]

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大相撲:元大関・琴欧洲さんが表敬 知事「親方として横綱を」 /兵庫

毎日新聞 2014年04月01日 地方版

 元大関で大相撲春場所中に引退を表明した琴欧洲さんが31日、県庁を訪れ、井戸敏三知事を表敬訪問した。琴欧洲さんは、携帯電話などで有害サイトの閲覧を規制するフィルタリングの利用を啓発する県のポスターでモデルを務めたほか、何度も来県して子どもたちと交流を深めている。琴欧洲さんは「今後も親方として、兵庫と関わっていきたい」と述べた。

 琴欧洲さんは「初めて(元横綱の)朝青龍さんに勝った取り組みが印象に残る。同じ部屋の(大関の)琴奨菊関は一緒に強くなったライバルだった」などと現役当時を振り返った。井戸知事は「けががなければ横綱になれたはず。親方として横綱を育てるという志を実現してほしい」と激励した。【石川貴教】

〔神戸版〕

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引退した琴欧洲が俳優進出? 阿部寛も「ぜひ」と背中押す

2014年03月26日日刊アメーバニュース
引退した琴欧洲が俳優進出? 阿部寛も「ぜひ」と背中押す
映画には総勢17人の現役&元力士が出演

 俳優の阿部寛が3月26日、都内で行われた主演作「テルマエ・ロマエII」の完成披露イベントに出席。本作に特別主演し、先日引退を発表した元大関・琴欧洲関が「今後も俳優? ぜひ阿部さんの胸を借りて、よろしくお願いします」と抱負を語ると、阿部は「ぜひ! 現場で僕より大きい人はいないんで」と背中を押していた。映画には日本相撲協会の協力のもと、総勢17人の現役&元力士が出演している。

 ヤマザキマリ氏の人気漫画を原作に、阿部演じる古代ローマのテルマエ(浴場)設計士が現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を学んでいくコメディ。本作では斬新なテルマエを作ったことで人気者になった主人公・ルシウスが、コロッセオの剣闘士たちを癒すテルマエの設計を依頼される。

 古代ローマ人役で続投した阿部は「前回はなりきれるか心配だったが、今回は迷いがまったくなく、“探り”なしで面白いことを追及できた」と自信の表情。前作が興収60億円に迫る大ヒットを記録し「続編ができたのは、皆さんに受け入れていただいた証拠。すべての面で前作からスケールアップしている」とアピールした。

 この日は阿部をはじめ、共演する上戸彩、宍戸開、竹内力、菅登未男、いか八朗らが出席。劇中には阿部と上戸の混浴シーンもあり「とてもきれいな背中をしていた」(阿部)、「いえいえ、だらしない背中で……。ちゃんとジムに通えば良かったと後悔している」(上戸)。前作から続投の武内英樹監督は「前回、海外の映画祭にも呼ばれ、たくさんの皆さんに見てもらったので、今回は相撲や温泉といった日本文化をより楽しんでもらいたかった。笑いは前作から3割増しです」と話していた。

 「テルマエ・ロマエII」は4月26日から全国で公開。

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琴欧洲 ブログに「くい ない」

2014年3月26日

 春場所12日目の20日に現役引退を発表した大相撲元大関の琴欧洲(ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋)が25日、公式ブログに感謝のコメントを記した。

 引退を報告するブログは「みなさん いままで ありがとうございました かんしゃ で いっぱいです」と、いつものほとんどひらがなの書き込みで始まった。

 右ひじ、右膝、右足じん帯、右肩、左ひじなど無事な箇所がないほど体中に傷を負い、最後の春場所では左肩関節脱臼でとどめをさされた。

 「なんかい も けが しても がんばった から くい ない です。もう からだ きもち げんかい」とたどたどしい記述に深い思いが刻まれている。

 来日して初土俵を踏んだ2002年にはやせっぽちだった。しかし、努力して米を食べられるようになってから体が仕上がった。

 「日本 に きて お相撲さん なって ほんとに よかった 相撲 は ぼく の 人生 いままで も これから も です」

 09年に日本人女性と結婚し、今年1月には日本国籍を取得した。

 今後については「親方 に なって だいすきな 日本 と 相撲 の ため がんばります」と愛する相撲界で指導者の道を歩むことを記した。

 琴欧洲は幕内初優勝した08年5月に、自分で書くことを決めてブログを開設した。最初の書き込みには「きょうブログはじめます はじめてゆうしょうできました」などと書き込んだ。すべてひらがなだった。

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(声)琴欧洲、張り手避けた真の力士

2014年3月25日朝日新聞デジタル

 無職 西山雄二郎(神奈川県 69)

 琴欧洲さん、場所中の引退は、さぞや寂しく、悲しいことだったでしょう。しかし、2002年の初土俵以来、あなたは十分立派に相撲を取ってこられました。欧州出身力士として初めて賜杯(しはい)を抱き、大関まで上られ、その地位を47場所も守られたことは、称賛すべきものです。

 遠いブルガリアから、言葉も食事も慣習も異なる国に来て、相撲界という伝統を重んじる場でどれだけ忍耐と努力を重ねたことか。引退会見でのあなたの涙に、これまでのご苦労が重なりました。

 琴欧洲さん、あなたの相撲でもっとも印象に残っているのは、ほとんど「張り手」を使わなかったことです。あの長い腕と大きな手で張り手をどんどん使えば、ほとんどの力士は吹っ飛ぶか、脳振盪(しんとう)で倒れたことでしょう。

 しかし、相撲は単なる格闘技ではないのです。あなたこそ、相撲のありようを理解した、心の優しい真の「お相撲さん」でした。

 本当にありがとうございました。ブルガリアのご両親も、あなたのことを誇りに思っていることでしょう。

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大器阻んだ癖とけが 大記録も悔いも 琴欧洲引退


2014年3月20日朝日新聞デジタル


今場所10日目に白鵬に敗れた琴欧洲(右)。これが最後の一番となった=竹花徹朗撮影
 「ちょっと、来い」。琴欧洲の最後の土俵となった10日目の朝。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が白鵬戦に挑む心構えを伝えた。その時、関脇の目には涙が浮かんでいたという。

 引退を覚悟して臨んだ横綱戦だった。琴欧洲は「思い切りぶつかっていく姿を見せたかった」と振り返る。だが、心はすでに折れていた。右四つからの上手投げに、踏ん張るどころか自ら土俵に手を着いた。

 元は欧州のジュニア大会で優勝経験もあるレスリング選手。ルール変更で五輪の階級が120キロ級までになり、五輪の夢を断念して相撲界に飛び込んだ。故先代佐渡ケ嶽親方(元横綱琴桜)は、その恵まれた体と、レスリング仕込みの身体能力に惚(ほ)れ込み、繰り返し夢を語ったという。「あいつが綱を締めたらかっこいいぞ」と。

 期待通り、史上最速で大関に。端正な顔立ちから「角界のベッカム」と親しまれ、人気を博した。2008年に幕内初優勝して絶頂期を迎え、横綱昇進が確実視されたが、もう一段が登れなかった。ある関係者は「レスリングのおかげでスピード出世でき、レスリングのせいで綱に届かなかったんじゃないか」。30センチ小さい相手にも体を丸めて頭を付けたがるからだ。「相撲が小さい」「もっと豪快に取れ」。親方衆から諭されても、染み込んだ型は変えられなかった。

 やがて、けがに苦しみ始めた。今場所を含め、この2年は半分が途中休場だ。肩、ひじ、ひざ、腰。故障が癒える前に次の場所を迎え、違う部位を痛めた。「休みが欲しい。万全の体で戦いたい」と漏らしたことがある。

 定年退職からわずか1年後に急逝した先代師匠の墓前で土俵入りすることを夢みたが、かなわなかった。会見で絞り出すように「心・技・体がそろわなかったと思う」と語った。

 「相撲は自分の人生です。今までも。これからも」。史上4位の大関在位47場所という記録と、花開かなかった悔いを残し、土俵を去る。(抜井規泰)

     ◇

 《化粧まわしを贈った明治の広報部の話》 当社は、琴欧洲関が来日以来「明治ブルガリアヨーグルト」を好んで召し上がられていることを知って以来、10年以上のお付き合いをさせていただきました。2008年夏場所での優勝時には、社員一同大変喜び、感激したのを今でも覚えております。今は休息を十分にとっていただき、長年第一線で活躍した身体を休めていただければと思います。本当にお疲れ様でした。

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折れた優しい心=気力なくした琴欧洲

2014/03/20


引退を表明し、記者会見する元大関の琴欧洲。右は佐渡ケ嶽親方=20日、大阪・ボディメーカーコロシアム

 優勝しても泣かなかった琴欧洲が、むせび泣いた。今場所10日目の白鵬戦を振り返った時だ。「勝っても負けても、思い切りぶつかろうと思った。見に来てくれたお客さんのために…」。後は言葉を継げなかった。

【特集】大相撲「WSC」~ブルガリア出身・琴欧洲~

 引退を決意して臨んだ一番では、上手投げを打った白鵬が驚くほど、あっけなく土俵に手をついた。「横綱の顔を見ることができなかった。自分の終わりが来たことを感じた」。情けない自らの姿に、引き際を悟った。
 前まわしを引いて一気に寄る相撲を武器に、2008年夏場所で初優勝。恵まれた体格を生かした取り口は魅力だったが、気迫を出すことは少なかった。苦手を前にすると明らかに表情を曇らせ、気の弱さものぞいた。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「もっと荒々しくてもよかった」。勝負師向きではなかった心を残念がった。
 膝のけがや昨年九州場所で脱臼した左肩が癒えず、今年初場所には関脇に転落した。白鵬戦を終えた夜、師匠から「本当に悔いはないのか」と問われ、「もう気力がない」と答えた。「心技体がそろっていなかった」という元大関に一度切れた気持ちを奮い立たせる力は、残っていなかった。
(2014/03/20)

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琴欧洲がはしご車から放水

 関脇琴欧洲(31)が佐渡ケ嶽部屋宿舎のある大阪・松原市で一日消防長を務めた。防災訓練ではしご車に乗り、地上約10メートルの高さから消火作業を行った。積載重量が180キロから400キロに改良され、最大40メートル(13階建て相当)まで伸びる最新式。「安全ベルトを着けるから最初自分で昇るのかと思った。楽しかったけれど、40メートル伸びたらすごいだろうね」と初体験を喜んだ。

 [2014年3月2日]

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帰化した琴欧洲と時天空の日本名を発表

 日本相撲協会は17日、関脇琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)と幕内時天空(34=時津風)の日本名を発表した。

 ブルガリア出身の琴欧洲は安藤カロヤン(あんどう・かろやん)で、モンゴル出身の時天空は時天空慶晃(ときてんくう・よしあき)になった。2人は今年1月7日付官報で日本国籍の取得が発表されていた。

 [2014年2月17日]

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碧山が大相撲トーナメント初V!平幕の制覇は10年以来

2014年2月9日


大相撲トーナメントで初優勝し、トロフィーを受け取る碧山

 ◆大相撲トーナメント第38回大会(9日、東京・両国国技館) ブルガリア出身同士の決勝で平幕の碧山が関脇・琴欧洲を寄り切って初優勝し、賞金250万円などを獲得した。平幕の制覇は2010年の豪栄道以来。

 初場所の優勝決定戦で対戦した横綱・白鵬と大関・鶴竜はともに初戦敗退。白鵬は佐田の富士に、3月の春場所で初の綱とりに挑む鶴竜は高安に寄り切られた。

 大関・琴奨菊も初戦の2回戦で敗退。注目のホープ、遠藤は3回戦で琴欧洲に敗れた。横綱・日馬富士、大関・稀勢の里は故障のため土俵入りだけの参加。十両は照ノ富士が制した。

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曙&琴欧洲が剣闘士に! 相撲協会が『テルマエ』全面協力で総勢17人力士出演

2014年02月07日

大相撲の元横綱の曙太郎と現役力士の琴欧洲が、阿部寛主演の映画『テルマエ・ロマエII』(4月26日公開)に出演し、ローマ帝国のグラディエーター役に扮することが7日、明らかになった。

本作は、2012年4月28日に公開され、59億8,000万円の興行収入を記録した映画『テルマエ・ロマエ』の第2弾となる作品。斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで、主人公のルシウスの評判が高まり、コロッセオの剣闘士「グラディエーター」の傷を癒やす浴槽作りを命じられるところから物語がはじまる。思い悩み、またも現代日本にタイムスリップしたルシウスに新たなインスピレーションを与えたのは、相撲だった。

この展開を描く上で、必要不可欠だったのが本物の力士たち。日本相撲協会全面協力の下、総勢17人の現役・元力士が出演し、本格的な相撲シーンや大迫力の入浴シーンを披露する。中でも曙と琴欧洲は力士役ではなく、曙が”アケボニウス”、琴欧洲が”コトオウシュヌス”という名のグラディエーターに扮した。曙は2007年に映画『オーシャンズ13』への出演歴があるものの、2人が映画で名前の付いた役柄を演じるのは、今回が初となる。

「お話を頂いた時は初めての体験なのでできるかどうか、演じるということ自体に不安が強かった」と振り返る曙。ブルガリアの巨大セットで、約1週間の撮影に挑み、グラディエーターのバトルシーンを熱演した。「監督の演技指導に過度に考えすぎたり、うまく理解できなかったり。でも無理やり作らずに普通にやった方がOKがでて、意外と自分に近いのだなと気づきました」と撮影エピソードを明かし、「火を使って撮影した熱いコロッセオでの闘いのシーンは印象深いです。ぜひ見どころなので楽しんでほしいし、早く自分も見てみたいです」とコメントを寄せた。

一方、出身地がブルガリアという縁もあって出演した琴欧洲だったが、残念ながら撮影での帰国は実現せず。稽古の合間を縫って日本で撮影し、「初めての演技で緊張して何度もやり直しましたが、最後はうまくできたはずです」と手応えはあった様子。「私は『濃い顔族』出身の力士として日頃相撲をとっているので、ルシウスのように日本の文化に驚くことが多く気持ちが理解できることが多いですね(笑)」と共感し、「この映画をみて相撲ファンも増えてくれるとうれしいですね」とアピールしていた。

(C)2014「テルマエ・ロマエⅡ」製作委員会

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琴欧洲“親方”小学生スカウト


本間航平くん(左)をスカウトした琴欧洲(撮影・鎌田直秀)

 関脇琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)が未来の横綱候補をスカウトした。4日、ブルガリア愛好団体「ソフィア・ファミリー」の企画で東京・墨田区の曳舟小を訪問。同区子ども相撲大会を連覇中の本間航平君(6年)と対決し「ちゃんと稽古すれば伸びるタイプ。でも、しっかりと目標を持って努力しないとダメ。その前に名前と住所と電話番号を教えて」とつばをつけた。

 1月には親方株取得に必要な日本国籍が、欧州出身力士としては初めて認められた。将来的には独立を希望しており、内弟子がほしいところ。大関稀勢の里からも勧誘された経験がある本間君は「将来はまだ考えられないが、この出会いはうれしい。大関復帰を目指してほしい」と話した。

 児童約370人と手やお尻の大きさ比べや、ブルガリアンダンスを踊るなど約1時間交流した琴欧洲。19日の誕生日に先駆けてバースデーソングもプレゼントされ「子どもたちには夢を持って頑張ってほしい。私も頑張ります」と笑顔。大関復帰への再発進となる春場所に向け、子どもたちから力を得た。【鎌田直秀】

 [2014年2月5日]

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琴欧洲、勝ち越しも険しい再起/初場所


琴欧洲が上手投げで玉鷲を下す(共同)

<大相撲初場所>◇14日目◇25日◇東京・両国国技館

 前日に6敗目を喫して1場所での大関返り咲きが消えた関脇琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)が勝ち越しを決めた。

 突進してくる玉鷲をいなし、俵に詰まりながら左上手投げ。出直しとなって迎えた一番の心境を「何も変わってない。きょうはきょう。きのうはきのう。あしたはあした」と淡々とした口調で表現した。

 給金は直したが、大関復帰にはいばらの道が待つ。どのように再起を図るかと問われ「分かんない。今場所終わってみないと」とつぶやいた。

 [2014年1月25日]

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琴欧洲、大関復帰流れ理事長が喝/初場所

琴欧洲、大関復帰流れ理事長が喝/初場所琴欧洲(手前)の手と頭が先に付き遠藤に軍配(撮影・鈴木正章)

<大相撲初場所>◇13日目◇24日◇東京・両国国技館

 1場所での大関返り咲きに10勝が必要だった関脇琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)が新鋭の遠藤(23=追手風)に敗れ、痛恨の6敗目を喫した。

 史上4位の47場所在位した大関への復帰はならず、支度部屋では表情を変えずに無言を貫き、帰路で「まだあと2日あります」とだけつぶやいた。

 相手得意の左四つでも構わず寄ったが、腰高だった。右上手は一枚まわしで引き付けも弱く、若手のすくい投げに左手をついた。北の湖理事長(元横綱)は「今後も長く取るのなら『横綱、大関に向かっていく』というように気持ちを切り替えろ」と奮起を求めた。

 [2014年1月24日]



琴欧洲、なりふり構わず=大相撲初場所


 今場所10勝での大関復帰へ後がない琴欧洲は、なりふり構わず白星をつかみにいった。稀勢の里が立てず、3度目で成立した立ち合いで左変化。左四つで胸が合い、先に上手を引くと、休まず寄り立てて上手投げで仕留めた。13日目は遠藤の初挑戦を受ける。「どういう相手でも関係ない」と静かに闘志を燃やした。(2014/01/23)
琴欧洲(右)は稀勢の里を上手投げで破り、5敗で踏みとどまる=23日、東京・両国国技館

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琴欧洲、合口悪い隠岐を投げる/初場所


琴欧洲が上手投げで隠岐の海を破る(共同)

<大相撲初場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館

 琴欧洲は過去2勝6敗と合口の悪い隠岐の海を、力強い右上手投げで退けた。

 左四つで胸が合う。隠岐の海も十分に力が出る形だが、琴欧洲も下手をしっかり引いて好機を狙った。巻き替えを試みた後、右前まわしをつかんで優勢に。すかさず投げ、乗りかかるようにして勝負をつけた。

 「余裕があったのか」との問いに「そうですね」と言って笑みをこぼした。大関返り咲きまで4勝としたが「意識しない。気にすればきりがない」と語った。

 4連敗と調子の上がらない隠岐の海は悩ましげに「うーん」とうなるだけだった。

 [2014年1月20日]


琴欧洲、苦手吹っ飛ばす=大相撲初場所5日目

 琴欧洲は豊ノ島を土俵下まで吹っ飛ばす完勝。差し身のいい相手を猛然と突いて攻め、「流れが良かった。(合口は)意識しないようにした」と振り返った。前日の安美錦に続き苦手を退けて4勝1敗。大関復帰に向けて序盤戦を順調に滑り出したが、「3分の1ですよ。これから」と浮かれる様子はない。
 風呂から上がると、同じブルガリア出身の碧山が稀勢の里を破る場面をテレビで見届けた。「よっしゃー」。大関に完勝した弟分の雄姿を見て思わず絶叫し、「すごい。怪物」とご機嫌だった。(2014/01/16)

琴欧洲(左)は豊ノ島を突き出し1敗を守る=16日、東京・両国国技館

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琴欧洲と時天空が日本国籍取得 親方になることが可能に

2014年1月16日

 大相撲の関脇琴欧洲(30)=本名カロヤン・ステファノフ・マハリャノフ、ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋=と、前頭13枚目の時天空(34)=本名アルタンガダス・フチットバータル、モンゴル出身、時津風部屋=が日本国籍を取得したことが明らかになった。7日付の官報で告示された。

 日本相撲協会の規定で、力士が親方になるためには、日本国籍を持っていることが条件となる。2人は現役引退後、親方として協会に残ることが可能になった。親方になれば、欧州出身で初となる琴欧洲は「(許可の)電話が一本かかってきただけ」と話し、日本名などについて「何も決まってない。場所が終わってから」と語った。

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かど番琴奨菊と琴欧洲は強行出場

 昨年九州場所を途中休場した佐渡ケ嶽部屋の2力士は、初場所(12日初日、東京・両国国技館)に強行出場する。自身2度目のかど番となった大関琴奨菊(29)は初日に千代大龍、2日目に隠岐の海、10勝以上で大関に返り咲く関脇琴欧洲(30)は豊響、勢と組まれた。琴奨菊は右大胸筋断裂、琴欧洲は左肩の脱臼からの復帰。まだけがは癒えていないが「自分自身に負けない」と口をそろえた。

 [2014年1月11日]


【初場所】関脇転落の琴欧洲が稽古開始

2014年1月4日

 関脇に転落した琴欧洲が4日、初場所(12日初日・両国国技館)に向けて東京都墨田区の片男波部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、関取衆との稽古を始めた。

 4連敗中と苦手の松鳳山には速い動きにかき回されて3勝4敗だったが、豪風や玉鷲、高安らには冷静な攻めで全勝。先場所で脱臼した左肩の影響をあまり感じさせず「まあ、これからでしょう」と淡々と受け流した。

 大関復帰へ10勝以上が必要となる今場所。見守った師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「稽古で不安を取り除いていくしかない」と話した。

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琴欧洲「もうやるしかないよ」琴奨菊は悲壮な決意

2014.1.3

 かど番の大関琴奨菊、関脇転落の琴欧洲は悲壮な決意で途中休場明けの場所を迎える。

 3日は千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で稽古始め。右大胸筋断裂の琴奨菊は「悪化するのが一番良くない」と土俵の中に入らなかった。三段目力士を押しながらのすり足など慎重な調整に終始し「当たる角度によって痛みはあるが、出るからには一生懸命やるだけ」と試練の場所に臨む。

 大関復帰には10勝以上が必要となる琴欧洲は幕下力士らと6番。先場所に脱臼した左肩は痛みが残っているが「結果にこだわったら何もいいことはない。何も考えず、もうやるしかないよ」と語気を強めた。(共同)

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【初場所】琴欧洲、先代・佐渡ケ嶽親方墓前で大関復帰誓う

2013年12月31日

 カド番だった大相撲九州場所を左肩脱臼で途中休場し、初場所(来年1月12日初日・両国国技館)で関脇に陥落した琴欧洲(30)=佐渡ケ嶽=が30日、先代・佐渡ケ嶽親方(元横綱・琴桜)の墓前に大関復帰を誓った。

 稽古終了後、師匠・佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)、力士らと松戸市の部屋近くにある先代師匠の墓にお参り。「先代は絶対に天国から見守ってくれている。頑張ります」。復帰条件の10勝以上に向け、気を引き締めた。この日は幕下以下の力士と16番取って調整した。

 右大胸筋断裂で九州場所を途中休場し、初場所はカド番となる大関・琴奨菊(29)=佐渡ケ嶽=は「来年はいい年にしたい」と話した。

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再起期す琴奨菊と琴欧洲=大相撲

2013/12/25

 けがで大相撲九州場所を途中休場した琴奨菊と琴欧洲が25日、初場所(1月12日初日、東京・両国国技館)に向け、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で入念に汗を流した。
 琴奨菊は右胸を負傷。大関から転落した琴欧洲は左肩脱臼からの再起を目指しており、ともにダンベルを使った運動などで上半身を強化。その後は若い衆を相手に立ち合いの当たりを繰り返した。
 2度目の大関かど番となる琴奨菊は、本格的に相撲を取らないまま初場所に臨むことも覚悟。「不安だらけ。感覚が一番大事だし、けがとうまく付き合いながら、まだつかめていないところをしっかりやる」と言う。琴欧洲は「痛みはまだ少しある。毎日、できることをやっている」と話した。(2013/12/25)

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稀勢の里、再び綱とり=琴欧洲は関脇へ転落-大相撲初場所新番付

 日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。九州場所で両横綱に土をつけて13勝を挙げた稀勢の里が7場所連続で大関東正位に座り、今年7月の名古屋場所以来、2度目の綱とりに挑む。
 横綱は日馬富士が5場所ぶりに東に座り、白鵬が西に回った。けがのため秋、九州場所を連続で途中休場した琴欧洲が史上4位の47場所在位した大関から西関脇に転落。2011年秋場所以来の3大関となった。右胸を痛めて九州場所を途中休場した琴奨菊は2度目のかど番となる。
 東関脇は豪栄道で変わらず、昭和以降2位タイの11場所連続関脇在位。小結は東に妙義龍が返り咲き、西は関脇から落ちた栃煌山。
 新入幕はともにモンゴル出身の鏡桜と貴ノ岩。鏡桜は元関脇多賀竜の鏡山親方が初めて育てた幕内力士で、貴ノ岩も貴乃花親方(元横綱)が師匠の貴乃花部屋から最初の幕内となった。千代鳳と里山が再入幕。里山は37場所をかけての幕内復帰で、過去最長ブランクだった和歌乃山の28場所を上回る新記録をつくった。
 新十両はモンゴル出身の魁だけで、荒鷲、栃飛龍、隆の山、佐田の海が十両に戻った。 (2013/12/24)

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琴欧洲、大関復帰へ腕立て1日500回 脱臼予防へ親方指令

2013年12月19日


器具を使ってトレーニングする琴欧洲

 カド番だった大相撲九州場所を左肩脱臼で途中休場し、初場所(来年1月12日初日・両国国技館)で関脇に陥落する琴欧洲(30)=佐渡ケ嶽=に、大関復帰に向けてのノルマ「腕立て伏せ 1日500回」が課せられることになった。

 10勝以上の復帰条件をクリアするため、師匠・佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)が18日、「脱臼が癖にならないよう、肩回りの筋力をアップさせないと。腕立てを1日500回やらせる」と話した。今後、回復状況を見ながら実行させる考えだ。

 琴欧洲はこの日、千葉・松戸市の部屋で稽古。「まだ痛みがある」と四股などの基本運動や筋トレが中心だが、軽いぶつかり稽古を再開するなど少しずつ回復に向かっている。「できることからやる。無理しても良くない」。焦る気持ちを抑え、初日に照準を合わせて調整を続けていく。

 佐渡ケ嶽部屋では大関・琴奨菊(29)、幕内・琴勇輝(22)も九州場所で負傷して途中休場。右大胸筋断裂の琴奨菊はこの日、体調不良で稽古を休んだが、カド番となる初場所に向けて回復は順調という。左膝蓋腱(しつがいけん)断裂で手術した琴勇輝は、初場所も休場する。

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琴欧洲、左肩痛み緩和「もっと頑張る」

琴欧洲、左肩痛み緩和「もっと頑張る」
イベントで女子レスリング吉田から手作り人形をプレゼントされた琴欧洲(撮影・鎌田直秀)

 大相撲初場所(来年1月12日初日、両国国技館)で大関からの陥落が決定している琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)が11日、都内での「明治ブルガリアヨーグルト新商品発表会」にゲスト参加した。

 ブルガリア出身だけに「毎日食べて田舎のことを思い出しています。明治のヨーグルトは本場の味そのものです」とピーアール。10年後の夢に関する質問には「いろいろな国で相撲を知って欲しい。ブルガリアでも海外巡業やりたいね」。世界共通の食品を橋渡しとし、相撲の世界進出を掲げた。現在は九州場所で痛めた左肩の痛みも緩和しつつある。すでに稽古も少しずつ再開しており「30歳になると治りにくい。でもヨーグルトを毎日食べて、もっと頑張らないと」と話した。

 [2013年12月11日]

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関脇陥落の琴欧洲、返り咲きへ下半身強化


尾車巡業部長(左、元大関琴風)と話をする大関琴欧洲(撮影・今村健人)

 大相撲の冬巡業は1日、北九州市で始まった。かど番だった九州場所を左肩亜脱臼で途中休場し、初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)では大関から陥落する琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)も同行。相撲こそ取らなかったが、土俵の近くでスクワットなど下半身を鍛えた。

 初場所で10勝以上すれば大関に返り咲く。「肩は日に日に良くなっている。(10勝すること以外)ほかの考えはない。やることをやっていく」と、決意をみなぎらせていた。

 [2013年12月1日]

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琴欧洲関が日本国籍取得へ、実現すれば欧州出身力士で初


2013.11.23

 大相撲の大関琴欧洲関(30)=本名カロヤン・マハリャノフ、ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋=が日本国籍取得の意向を固めたことが22日、分かった。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)によると、申請に必要な書類上の手続きは済ませており、来年中にも取得できる可能性があるという。欧州出身力士が日本国籍を取得すれば初めてとなる。

 日本相撲協会は「年寄名跡の襲名は、日本国籍を有する者に限る」と規定している。琴欧洲関は約1年前から準備を開始。「相撲界でいろいろなことを学んで育ててもらった。自分も恩返ししたい」と話し、引退後は親方として後進の指導に当たることを希望している。関係者によると、2009年5月に結婚した麻子夫人の旧姓「安藤」を名乗ることが濃厚だという。

 琴欧洲関は02年九州場所で初土俵を踏み、203センチの長身を生かして06年初場所で欧州出身力士として初めて大関へ昇進した。ここ数年はけがが重なり低迷。開催中の九州場所をかど番で迎えたが、左肩負傷で4日目から休場し、大関からの陥落が決まった。

 大相撲では米ハワイ出身の先代東関親方(元関脇高見山)や武蔵川親方(元横綱武蔵丸)、モンゴル出身の幕内旭天鵬関らが日本国籍を取得している。(共同)

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碧山 1敗守った 母国の英雄の激励 胸に

2013年11月18日 紙面から中日スポーツ・東京中日スポーツ

◇九州場所<8日目>

(17日・福岡国際センター)

 平幕の碧山(27)=春日野=が母国・ブルガリアの先輩、大関琴欧洲(佐渡ケ嶽、今場所は途中休場)の激励にこたえて1敗を堅守した。両横綱が8連勝とし、白鵬(28)=宮城野=は自身の持つストレート勝ち越しの最多記録(1場所15日制定着後)を30度に伸ばした。日馬富士(29)=伊勢ケ浜=は豊真将を押し出して初場所以来の全勝ターンとなった。

 尊敬する母国の英雄から激励を受けた。「休場した琴欧洲関と話をしました。心配しました。でも(逆に)『頑張れよ』と言われました。頑張るしかないです」。碧山はそう言って笑みを消した。

 佐田の富士を突き切れなかった。だが先手を奪って攻め続けた。192センチ、193キロの巨体からあふれるパワーで、201キロの佐田の富士を押し倒し、1敗をキープ。両横綱の背中にぴたりとついている。

 秋巡業や場所前の稽古で琴欧洲の胸を借りてきた。「(勝てるのは)場所前の稽古です。しっかり稽古ができた」。再出場を断念し、来場所は関脇で大関復帰に挑む琴欧洲への恩返しは、白星を重ねていくことだ。

 発奮材料はほかにもある。「1年前に土地を買って家を建ててます。今は借りた家に住んでいますから」。ブルガリアの首都ソフィアから約350キロ離れた、生まれ故郷のヤンボル州エルホボには両親と弟が住む。

 「お母さんは手づくりのサラミをブルガリアから送ってくれます。ブルガリアではサラミはどこの家でも手づくり。おいしいです」。遠く離れていても家族の愛情に包まれている。

 「エルホボはトルコ国境から40キロか50キロ。(シリア問題で)シリア人がトルコからたくさん入ってきて大変です」と苦笑いするが、700平方メートルの土地に2階建て5LDKの一軒家を建築中だ。

 「寒くなるから、工事はまた暖かくなってからです。両親の部屋と弟の部屋。それから、ブルガリアに帰ったときの自分の部屋もあります。来年の夏には完成します」

 それを楽しみに、場所中は午後10時30分には就寝し「ほとんど部屋にいます」という規則正しい生活で相撲に集中している。母国の英雄、そして家族のため。そう思えば思うほど、自然と力が湧いてくる。(岸本隆)

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休場の琴欧洲、関脇転落確実に 再出場せず、師匠明かす

 かど番で迎えた大相撲九州場所を左肩脱臼により4日目から休場している西大関琴欧洲(30)=ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋=が来年1月の初場所で関脇へ転落することが16日、確実となった。

 師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が、今場所で1勝のみの琴欧洲は再出場しないことを明らかにしたため、2場所連続で負け越すことになる。初場所で10勝を挙げれば大関へ復帰できる。

 史上4位の大関在位47場所の琴欧洲は3日目の小結松鳳山戦で負傷。「全治4週間を要す見込み」との診断書を日本相撲協会に提出した。

2013/11/16【共同通信】

大関琴欧洲
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琴欧洲が休場 取組で左肩痛める

琴欧洲が休場 取組で左肩痛める
けがから一夜明け、佐渡ケ嶽親方(左)と今後を話しあう琴欧洲(右)(撮影・菊川光一)

 大相撲の西大関琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)が、7度目のかど番で迎えた九州場所4日目の13日、日本相撲協会に「左肩鎖関節脱臼で全治4週間を要す見込み」との診断書を提出し、休場した。再出場せずに負け越すと、来年1月の初場所では47場所維持した大関から関脇へ転落する。

 3日目の小結松鳳山戦で寄り倒され、2敗目を喫した際に左肩を強打した。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「本人は出たい気持ちが強いので、痛みが取れれば話し合う」と述べ、再出場に含みを持たせた。「もし出られなくて(関脇に)落ちても、来場所で10番勝てるように稽古して頑張らせる」とも話した。関脇に転落した場所で10勝以上すれば、規定により大関に復帰できる。

 琴欧洲は左太もも裏を痛めて途中から休んだ先場所に続いて9度目の休場になった。4日目の対戦相手、妙義龍は不戦勝。今場所の幕内で、同部屋の大関琴奨菊に次いで2人目の休場となった。

 [2013年11月13日]


琴欧洲 7度目カド番脱出へ意気込み 出稽古で12勝3敗

大相撲九州場所10日初日 (福岡国際センター)

 大関・琴欧洲は自身7度目のカド番脱出へ福岡市の春日野部屋で場所前初の出稽古を行った。同じく出稽古に来ていた小結の松鳳山、碧山、栃乃若らと15番取って12勝3敗。押し込まれると左足で踏ん張り切れないところも。それでも「だいぶ痛みは取れた」と痛めた左太腿は快方に向かいつつあるようで、「これから稽古していきたい」とカド番脱出へ意気込んでいた。

[ 2013年11月2日]
7度目のカド番脱出へ春日野部屋に出稽古に来た大関・琴欧洲(右)
Photo By スポニチ

こども園児vs.琴欧洲 大一番/朝来

2013年10月29日朝日新聞デジタル

写真・図版

 大相撲の大関琴欧洲関が28日、朝来市和田山町の竹田こども園(中野はるみ園長、88人)の園児たちと交流した。神戸に本社がある不動産会社の宣伝ポスターなどに琴欧洲関と竹田城跡の風景が使われている縁で訪問が実現した。

 園の遊戯室では、「琴欧洲!」という園児たちの大きな呼び声で大関が登場。身長203センチ、体重156キロの巨体に園児たちは口々に「大きいね」。「何を食べているの」「力水はおいしいの」といった園児たちの質問に大関はにこやかに答え、相撲の対戦では園児を軽々と持ち上げたりしながらも、豪快に投げられてみせるサービス精神も発揮していた。

 対戦に加わった職員の井口達博さん(21)は「押してもびくともせず、踏ん張っても簡単に投げ飛ばされた」とうれしそう。

 交流後、竹田城跡にも登った琴欧洲関は「子どもたちと城に元気をもらった。てっぺんを目指す」と九州場所への意気込みを口にした。(甲斐俊作)


琴欧洲、付け人のおいを抱えて土俵入り

佐渡ケ嶽部屋の若い衆のおいを抱えて幕内土俵入りを行った琴欧洲(撮影・鎌田直秀)
佐渡ケ嶽部屋の若い衆のおいを抱えて幕内土俵入りを行った琴欧洲(撮影・鎌田直秀)

 大関琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)が27日、愛媛・松山市巡業(愛媛県武道館)を盛り上げた。

 朝稽古では大関陣でただ1人土俵に上がり、同じブルガリア出身の碧山(27=春日野)と11番の三番稽古。その後のぶつかり稽古でも徹底的に鍛えた。幕内土俵入りでは、新居浜市出身の地元力士で付け人を務める三段目琴の秀のおいを抱えて土俵に上がった。「周りの観客の拍手や歓声に合わせてずっと拍手していた。泣かなかったし、大物だね。昨日ずっと一緒にいたのもよかったかな」と自身も楽しんだ様子。巡業力士団は全11カ所で開催されてきた秋巡業最終日を終え、九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)が行われる福岡入りした。

 [2013年10月27日]


琴欧洲が稽古再開「状態はだいぶいい」


けがから復帰後、初めて土俵上で稽古を行った大関琴欧洲(左)

 大相撲の秋場所で、左太ももの肉離れで途中休場した大関琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)が15日、けがから復帰後、初めて土俵上で稽古を行った。

 秋巡業などで取組こそ行っていたが、稽古は再開していなかった。幕下以下の若い衆と相撲を取り、ときには手取り足取り手さばきを教える場面も。「けがしてから(稽古は)今日が初めて。楽しかった。状態はだいぶいい。いろんなパターンを試せた」。九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)では7度目のかど番を迎えるが、表情は明るかった。

 [2013年10月15日]


琴欧洲が九州場所へ稽古「ボチボチ」

 大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)で7回目のかど番となる大関琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)は9日、千葉・松戸市の佐渡ケ嶽部屋で稽古を行った。

 四股、てっぽうなどを入念に繰り返した後は、若い衆の胸を押しながら負荷をかけた。秋場所途中休場で負け越しの原因となった左太もも裏の負傷も「ボチボチ。だいぶ良くなってきました」。すでに元高見盛の振分親方引退相撲(6日)や全日本力士選士権(7日)にも参加。この日は土俵内での稽古はしなかったが、12日から埼玉・熊谷市で始まる秋巡業(27日まで)には本格的な稽古ができそうだ。九州場所に向けては「もう(かど番が)何回目か忘れたよ。しっかり稽古して、しっかり準備すれば、結果はついてくる」と気を引き締めていた。

 [2013年10月9日]


琴欧洲は再出場断念 来場所は7度目のかど番

 左太もも裏を痛め、大相撲秋場所7日目から休場した大関琴欧洲が24日、再出場を断念したことが分かった。今場所の負け越しで、九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)は7度目のかど番となる。

 初日から4連勝した琴欧洲は5日目の関脇豪栄道戦で負傷。「左大腿二頭筋挫傷で全治10日間の見込み」と診断され、終盤戦からの出場を目指していた。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は回復が不十分とし「このまま出ても勝ち越せない。無理をして悪化させるよりも、しっかり治した方がいい」と話した。10月12日に始まる秋巡業には参加する予定。

[ 2013年9月24日]


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