ブルガリアの世界遺産 ― イヴァノヴォの岩窟教会群 - (Ivanovo)
イヴァノヴォの岩窟教会群の岩窟教会群は、ブルガリアにある岩を刳り貫いて作られた聖堂、修道院などの建造物群をさすユネスコの世界遺産としての登録名 | ルセ州イヴァノヴォの岩窟教会群村に近く、ルーセの南20 km にあたるルセンスキ・ロム川沿いにそびえる岩だらけの堤にある(川からの標高は32 m である)。この教会群は、保存状態の良い美しい中世のフレスコ画で知られている。
近づいて見ると、隠遁していた中世の修道士たちの生活の様子を窺うことができます。 彼らは当時の首都であったタルノヴォを後にし、静謐な隠遁生活の道を選んだのです。
最初の修道士は12世紀にこの地に隠遁してきたと言われ、13世紀から14世紀にかけてはいわゆる9盛期でした。イヴァノヴォの教会はヘシカズム(キリスト教におげ宮苦行の一種)の中心地となりました。
修道院の建築物群の名声は、その多くを13世紀から14世紀にかけてのフレスコ画に負っています。
最も有名なフレスコ画として「教会」洞窟の壁に描かれている「ユダの裏切り」や「ミルラを捧げる女性たち」などが挙げられます。
13世紀中頃に修道士ヨアヒムが開いたもので、多くの巡礼者が訪れるブルガリアでの聖地となった。オスマントルコの侵攻により放棄された洞窟は荒廃していったが、今も岩窟内の壁面にフレスコ画が残されている。
この地方の洞窟群には、1320年から17世紀まで修道士たちが住み、硬い岩を切り出して僧帽や教会、礼拝堂などを作っていた。 彼らは、僧房、教会群、礼拝堂などを硬い岩から切り出しており、修道院建造物群はおよそ40もの教会群を頂点に戴いていた。その周りには、他の宗教施設用地が 300ほどあったが、そのほとんどは現存していない。
イヴァノヴォの岩窟教会群の岩窟教会群は、北ブルガリア、ドナウ川沿いのルセ市18km南に、イヴァノヴォの岩窟教会群村に近くにある。他のブルガリアの岩窟教会と違って、フレスコ画がよく保存されている。岩を刳り貫いて作られた聖堂などの建造物群は大きな修道院を成している。この地方の洞窟群には、後のブルガリア正教会総主教ヨアキムが居を定めた1320年代以降17世紀まで、修道士たちが住むようになっていた。彼らは、僧房、教会群、礼拝堂などを硬い岩から切り出しており、修道院建造物群はおよそ40もの教会群を頂点に戴いていた。
その周りには、他の宗教施設用地が 300ほどあったが、そのほとんどは現存していない。修道院の建築物群の名声は、その多くを13世紀から14世紀にかけてのフレスコ画に負っている。それらは教会群の内の5つの教会に保存されており、中世ブルガリア美術の傑作として評価されている。
1979年にユネスコの世界遺産に登録された。