大使館だより

 このページは、駐日ブルガリア大使館より提供いただいた情報や関係するニュースをもとに、ソフィアファミリー事務局が編集・作文して掲載しております。



ツェツカ・ツァチェヴァ国会議長歓迎パーティー

 2012年4月10日代々木の大使公邸にて、日本参議院の招待による公式訪問で日本を訪れたブルガリア国会議長ツェツカ・ツァチェヴァ女史の歓迎パーティーが催されました。

 国会の招待ということもあってか、議員が多数出席するなか、トドロフ大使が歓迎のあいさつを行い、続いてツァチェヴァ議長があいさつをされました。

 あいさつのあと、ブルガリアと日本の交流に長年尽くしてきた日本ブルガリア協会会長松前達郎氏、(株)明治社長浅野茂太郎氏、(株)ジャパンアーツ大内栄和氏に対して、ブルガリアからの表彰がありました。
 この表彰については、本年1月に就任したプレヴネリエフ新大統領にとって初めての叙勲法令制定となる記念すべきものである、という紹介がありました。

 そして、浜田外務省政務官の「ナズドラーベ!!」と乾杯の音頭で、交歓の場に移って行きます。
 招待時期をこの季節に合わせた、という桜満開の公邸中庭での歓談が時の経つのを忘れて続きました。

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 議長は、明日から来週帰国するまでの間、仙台や東北の大地震被災地、そして、福岡、京都と精力的に訪問活動を広げることになっています。
 また、被爆の地広島も訪れるとのことです。

トドロフ大使の歓迎のあいさつ 感謝のあいさつをするツァチェヴァ議長 表彰を受ける(株)明治浅野社長
勲章を胸に受勲の喜びを語る松前達郎氏と御夫人 桜満開の中庭での歓談 ソフィアファミリー倉持と議長のツーショット

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上田晴子&スヴェトリン・ルセフ NEW!!!
デュオ・リサイタル
~東欧の深き音色、パリの空を翔る~


日時:2012年6月26日 19.00時開演
場所:浜離宮朝日ホール
詳細はチラシをご覧ください。こちらをクリック!

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東京国際アニメフェア2012 NEW!!!
ブルガリア大使館出展


ブースNo.37
会場:東京ビッグサイト(国際展示場)
日時:2012年3月22日~23日(ビジネスデー);3月24日~25日(パブリックデー)

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ブルガリア - 文明の十字路 SOON!!!
ポスター展示


日時:2012年3月5日~18日
会場:渋谷区総合文化センター大和田 2階 「ギャラリー大和田」
入場料:無料
会期中に関連イベントたくさんあり!
詳細はチラシをご覧ください。

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ブルガリア大使館共催によるチャリティーライブが、11月6日、新宿区の新宿コズミックセンターであります。
ピアノの名演奏を聞きながら、ロマンチックな夜空がかもしだされる、というおしゃれな企画、ぜひおいで下さい。
※入場料の半額が、大震災被災地復興に寄付されます。

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ニコラエフ広報担当
写真展「大使たちの視線」に出品!!


10月14日(金)より、六本木ヒルズ森タワー2F「ヒルズカフェ/スペース」にて、毎年恒例となっている「大使たちの視点」写真展が、開かれました。
ニコラエフさんが、自身で参加した兵庫県での田植イベントの写真を出品し、積極的に各国大使館交流への参加をいたしました。

今年のテーマは、「Resilient and Dynamic JAPAN」(元気なニッポン)。
震災後の様々な場面を中心に、外交官のさまざまな眼で切り撮られたその作品は、たくさんの鑑賞者の興味を引き付けました。

初日、行われたオープニングセレモニーの様子とともに会場風景を紹介いたします。




どこの大使館の方か、ニコラエフさんの写真を見つめます。
ご自分の作品の前で、ニコラエフさん。 トドロフ大使もお祝いに駆けつけました。
ロシア大使館のお嬢さんたちだそうです。 エレガントな…。どこの国の方でしょうか? 女優の斉藤慶子さんも来客です。


パーティー会場は、写真談義花盛り


開会のあいさつに立つ実行委員長パトリシア:コロンビア大使
  
  
表彰作品の除幕式です。


高円宮メモリアル賞を受賞したフェルナンデス:コスタリカ前大使に代わって、大使館員が代理で


グランプリに輝いたアリ:シリア・アラブ大使館一等書記官
写真展名誉総裁の高円宮紀久子殿下
受賞の喜びを語るアリ一等書記官 受賞者・主催者そろって記念撮影 左:メモリアル賞作品 右:グランプリ作品

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2011年9月28日東松島市中学生が公邸訪問

トドロフ大使は、去る5月25日、東日本大震災による被害生々しい宮城県東松島市に激励に訪れました。
同行は、ニコラエフ広報担当、ブルガリアの国民的歌手バウレンスカさん、バグパイプの名手ヤネフさん。
その東松島市鳴瀬第2中学校生徒が修学旅行で東京へ。
その折、校長先生とともにお礼の意を込めて代々木の大使館大使公邸を訪問いたしました。

ブルガリア大使館では、大使ご夫妻がその訪問を心から歓迎して、温かい交歓の場となりました。

会は、総勢60名からの訪問者に対して大使の歓迎のごあいさつ、校長先生から慰問に対するお礼の言葉と公邸への招待に対する感謝の言葉、ニコラエフ広報担当によるスライドを交えての「ブルガリアの紹介」、そして暖かな日差しのもと芝生の庭に出て記念の撮影と進み、名残を惜しみつつ生徒たちは公邸をあとにしました。


大使からのごあいさつ要旨

みなさん、ようこそいらっしゃいました。
ここで再会できたことをうれしく思っております。

ブルガリア国民は皆、3月11日の大震災のニュースに心を痛めており、1日も早い復興を願っておりますし、かならず復興すると確信しています。
そして、皆さんのご健康を願っています。とともに強い意志を持っていただいて、みなさんは日本の未来を担う人たちとなるのですから、どうぞ頑張ってください。
そして、ブルガリア大使公邸に来ていただいたことをご縁にして、日本とブルガリアの友好関係に携わってくださることを期待しております。
きょうは、来ていただいて本当にありがとうございました。


校長先生からのお礼のことば要旨

大使公邸でお会いしましょう、という申し出に大変びっくりいたしました。
本当に感謝申しあげます。
5月25日、私たちが間借りしております鳴瀬第1中学校というところにトドロフ大使、バルカンスカさん、ヤネフさんがおいでになって、素晴らしい歌声を聞かせてくださいました。
あとで、バルカンスカさんは「ユネスコの地球の市民」にも指定されている素晴らしい方だと知りました。
私たちの学校は、大変厳しい状況にあります。
地域も学校も壊滅しております。
現在、80か所ぐらいの個人や団体の方たちにご支援を受けて頑張っております。
希望の光を見出すことはなかなかな難しいのですが、大使がおっしゃったように、ここにいる生徒たちが、近い将来に地域の復興を担ってくれる、ということを昨日一日行動を共にしていて強く感じました。
今日の機会を一生の思い出にして、私も頑張っていきたいと思います。
今後、このような部屋に入ることはほとんどない。
短時間ではあるが、このような機会を与えてくれたことを本当に感謝申し上げます。
本日は、ありがとうございました。


交歓の場

大使の歓迎のごあいさつ。通訳はニコラエフさん。  大使のことばに聞き入る中学生 高橋裕子校長先生の感謝のことば
校長先生の励ましのことばにも真剣に聞き入ります。 ブルガリアのスライドを解説するニコラエフさん スライドに見入る中学生
暖かい日差しの庭で、記念撮影

帰路につく中学生たちを、大使ご夫妻は最後までお見送りしておりました。 お別れの前に、ご一緒に記念撮影
右は、(株)バルカンブリッジ代表刀根葵さん 


※東松島市へのトドロフ大使訪問は、ブルガリアと交流を続けている(株)バルカンブリッジ代表刀根さんの、全面にわたるご尽力により実現した、とのことです。

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福島県双葉町避難先慰問

 大震災、原発事故から4ヶ月余りの7月25日、トドロフ大使が、バルチャノフ参事官、ニコラエフ広報担当とともに、原子力発電所に隣接する町である福島県双葉町町民が避難している埼玉県加須市に7千5百本あまりのミネラルウオーターをお土産に慰問に行きました。
我がソフィアファミリーは、約200本のローズウオーターをたずさえて倉持と石井が同行いたしました。
 この避難所訪問は、過日、我々ソフィアファミリーが東京代々木のブルガリア大使館にトドロフ大使を訪ねて慰問を進言し、実現したものです。
 常々災害被災者に対して心を痛めていた日本びいきのトドロフ大使は、快く応じてくださり実現しました。
 ミネラルウオーターは遠く本国から取り寄せたブルガリアの水です。
 ローズウオーターは、我々が、被災者慰問にお土産を持参したいと㈱ブルガリアンローズの染谷社長に相談したところ、こころよく提供してくださった善意の品物です。

 廃校となった加須市旧騎西高校校舎の教室に設けられた町長室で、トドロフ大使と井戸川町長の懇談が行われました。

ミネラルウオーター贈呈目録を受け取る井戸川町長 別に贈られたローズウオーターのサンプルを前にメモを取る井戸川町長
避難状況を説明する井戸川町長  左からニコラエフ広報担当、バルチャノフ参事官、井戸川町長、トドロフ大使、ソフィアファミリー倉持

 大使は、懇談の最初に、
「ブルガリアでは、これまでの日本からの友情に感謝し、それらに報いるためのブルガリア市民がさまざまな支援活動を行っている。持参したミネラルウオーターは、その一環である」ことを紹介いたしました。
 町民とともに避難生活を送っている双葉町井戸川克隆町長は、トドロフ大使の慰問に心からの感謝の意を表しながら、
「夏は、水が大変貴重です。遠いブルガリアから送っていただいたたくさんの水をありがたく飲ませていただきます。」
「非難に際しては、これからを担う子供たちのことを最優先に考え、思い切って遠く離れた埼玉県を避難場所に選んだ。」
「いま、県内では、子供たちは外に出られない地域とされているところも多くなっている。この判断は、よかったと思っている。」
そして、「先行きが見えないことに町民のストレスが高じている。現場の状況を見据えた政治の力を期待したい。」
「つらい避難生活が長くなり、思い切って、町民と共にブルガリアへ移住したいと冗談でなく思うくらいです。」
と率直な心境を語ると、
トドロフ大使から、
「原発事故の子どもへの影響を考えると町あげての移住は適切な判断だったと思います。」
「ブルガリアは、人口密度も高くない。我々はみなさんを歓迎いたします。」
「子供たちを受け入れる準備は、すでに整えております。」
という返事が返されました。
懇談の中に終始流れるあたたかい心のやりとりに、町長さんと共に我々も、目頭が熱くなるのを覚えました。
そして、井戸川町長から「双葉町もバラの栽培に力をいれている。これを機会にバラの国ブルガリアとの友好を深めたい」と後日の交流の提案がなされました。
懇談後、大使は教室をまわり、そこで暮らしている被災者を励まし力強く握手して、旧校舎をあとにしました。

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クローズアップ展示
信仰と文化の集う大地
「ズヴォリヤノヴォ(北ブルガリア)
文化展

 このたび、古代オリエント博物館では駐日ブルガリア共和国大使館のご後援により「時の渦巻-「ズボリヤノヴォ・信仰と文化が集う大地」 ブルガリアの新・博物館構想とズボリヤノヴォ宗教・文化展」を開催いたします。

 この展覧会では、ユネスコ世界文化遺産・スヴェシュタリ古墳で有名な、ブルガリア北部ズボリヤノヴォ保護区の歴史遺産や民俗、そして同地における新博物館構想について、大型パネル23枚を用いてご紹介いたします。

【会場】古代オリエント博物館(池袋サンシャインシティ「文化会館」7階)
     東京都豊島区東池袋3-1-4(TEL:03-3989-3491)
【会期】2011年1月15日(土)~2月13日(日)(無休)
【開館時間】午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
【入場料】500円
【主催】古代オリエント博物館
【後援】駐日ブルガリア共和国大使館


保土ヶ谷区版>人物風土記

2009.8.20タウンニュース(神奈川県内全域の地域新聞)

交流活動のコーディネーターとして
保土ケ谷区と「パートナー都市協定」を結ぶソフィア市(ブルガリア共和国)の大使
ブラゴヴェスト・センドフ さん
都内在住 77歳

 ○…保土ケ谷区と『パートナー都市協定』を締結し、様々な交流事業を行っているソフィア市。そのブルガリア共和国の大使は「交流活動に熱心な人が多く、素晴らしい」とパートナーを高く評価。また歴史を感じさせる保土ケ谷の街づくりも気に入っており、さらに川辺町で活動する消防音楽隊(ポートエンジェルス)の演奏についても「感銘を受けました」と感想を話す。

 ○…元々、教授として40年にわたりソフィア大学に勤務。その後、国会に相当する「国民会議」議長などを歴任し約6年前、大使として来日した。以前からブルガリアの要人として幾度も訪日経験があり、かなり親近感を覚えていたそうで、「生活様式全般はもちろん、“尊敬の念”を忘れない日本人の人間性にも惹かれます」とニッコリ。瞬く間に日本の食文化にも馴染んだそうだが「未だに(食感の硬い)タコだけはダメですね」と、この時だけは少し困ったように笑ってみせた。

 ○…大使としての任期は今年9月まで。これまでの職務を振り返り「日本人とブルガリア人では、仕事の進め方が全く違いますね」と分析する。イメージ的には『事前の段取りを重視する日本人』『直前になって一気に片を付けるブルガリア人』なのだそうで、両国首脳が顔を合わせる際などには、調整役やコーディネーターとして、かなり腐心してきた様子。10月以降の予定を尋ねると「国の任務は、もういいんじゃないかな?」とポツリ。そこには、重責を果たした充実感と、安堵の表情が垣間見えた。

 ○…日本の“苔(こけ)”に魅了され「ブルガリアに帰ってからも育てていきたい!」と決意しているほか、漢字にも興味を持ち、自分の名前も「千度富(せんどふ)」と日本語で考案。「ハンコも持っているんですよ」と嬉しそうに語る。大使として、日本人以上に日本の長所を知り尽くしているだけに今後は、一人の親日家としての個人的な交流活動にも、期待が高まる-。


ヴェラ・ステファノヴァさんの講演会

 6月13日、日本ブルガリア国交再開50周年に際して、ブルガリア大使館全権公使ヴェラ・ステファノヴァさんの講演会が、「ホテルアイビス」・「ブルガリアの人と自然と文化を愛する会」の主催で、六本木の「ホテルアイビス」にておこなわれました。
 テーマは、「日本とのかかわりや日本とブルガリアについて思うこと」など。
 その概要を簡単に報告いたします。
 
 ブルガリア外務省職員として、1976年を最初とし5回駐日ブルガリア大使館に赴任、その期間は合計20年にわたり日本に滞在していること。
 最初に日本・東京に来たときは、人が多くて驚いたこと。超高層ビルや高速道路、にぎやかな銀座、信じられないほどのスピードで走る新幹線など、今でも目に浮かぶほど強い印象を受けたこと。
 1988年には、お子さんとご主人と一緒に4年間の滞在となったが、2歳になったお子さんのおかげで、保育園での父母さんたちとの付き合いから、仕事のほかに日本の生活にふれることができたことが大変有意義であったこと。
 そして、30年後のいま日本を考えるに、日本はいい方向に進んできた、という感想を持っていること。
 これからのブルガリアと日本について。
 いま両国は共通して、金融危機、不景気、地球温暖化、高齢化、少子化など、グローバルな試練に直面しているが、お互いに解決に向かって協力し合うことが大事だと思う。
 などなど、語られました。
 最後に日本の若い人たちに向けて。
 ヨーロッパについての知識が十分でないと思うので、インターネットやマスコミなどを通じ、ヨーロッパの勉強を進めることを期待する、として締めくくりました。

 そのあとの懇親会では、定評あるブルガリアワインとブルガリア料理に舌鼓を打ちながら、打ち解けた交歓の場が盛り上がっていきました。

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5月24日は「啓蒙と文化の日」

 ブルガリアと日本の国交再開50周年という記念すべき年2009年のレセプションが、今年も大使公邸で行なわれました。
 この日は、ブルガリアが誇りとしているキリル文字発明に関する記念日です。
 節目の年ということからか、身動きが取れないといっても過言ではないほどの招待客であふれかえりました。
 会は、ブラゴヴェスト・センドフ大使のごあいさつで始まります。
 大使は、秋篠宮様をブルガリアの旅へご案内して帰ってきたばかりですが、旅の疲れも見せず、いつものにこやかな笑顔で語り始めます。(注1)
 

①ナショナルデー(開放記念日)は、政治の状況により期日が変ることがあったが、文化の日(キリルの日)は、オスマントルコ支配以前より4/24と決められまったく変わっていない。(注2)
②オスマントルコ支配の時代にも、ブルガリア語の学校は存在した。これは、国で費用を出してはくれないので、個人の努力でお金を出し合い、学校を作った。
③ブルガリアは、歴史的に先生の給料が高く、大事にしてきた。

 など、学者大使ならではの切り口で解説してくださり、参加者は一様に聞き入っておりました。

 そして、著名なピアニスト福井史枝さんのピアノ鑑賞。
 前駐ブルガリア日本大使福井宏一郎さんのご夫人でもある福井さんは、ブルガリアでは大変有名なピアニストである、とセンドフ大使からのご紹介がありました。

 そして、懇親交流の場へと移っていきます。
 懇親会では、日本では味わえない大使館シェフによる本場のブルガリア料理でもてなされ、手に持ったワイングラスもまたたく間に空になっていきます。
 それぞれ、時が経つのも忘れて、話に花を咲かせておりました。


注1:2009年は、ブルガリアのみならず、ドナウ川流域4カ国(オーストリア、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニア)がそれぞれに節目の年となることから外務省が「日本・ドナウ交流年2009」と設定したが、秋篠宮様はその名誉総裁に就かれておられるところから4月10日よりドナウ流域各国をご訪問され、センドフ大使はブルガリアでのご案内役をされました。
注2:オスマン帝国支配が始まったのは1400年頃であるから、それより以前となると実に600年以上も前からの記念日ということになります。その頃の日本は、なんと室町幕府の時代。ブルガリアが、いかに文化・教育とその元になる文字を大切にし、守り育ててきたかがわかります。

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お知らせ
ヴェラ・ステファノヴァ公使の講演と懇親会

 ブルガリア大使館の中でも、ひときわ日本との関わりあいが深いステファノヴァ公使が、ブルガリアのことや日本についてのことなど、いろいろお話されます。
 6月13日(土)六本木「ホテルアイビス」にて。
 ぜひご参加ください。

講演会と懇談のお知らせ

ヴェラさんの横顔


キリル文字発明の誇りを胸に
「啓蒙と文化の日」を祝う集い

 5月24日、代々木のブルガリア大使公邸において、ブルガリアの祝日「啓蒙と文化の日」を祝う集いが開催されました。たまたま土曜日とあって、12時開会という昼会のパーティー。

 例によって、Sendov(センドフ)大使のあいさつから始まり、ソフィア市とパートナー都市協定を結んだ金子前横浜市保土ヶ谷区長、大使館所在地の渋谷区区長のあいさつ、と続きます。
「みなさんこんにちは」と日本語であいさつに立ったSendov(センドフ)大使は、終始にこやかな笑みをうかべ、まず大関琴欧洲の快進撃を讃え、「私は優勝を確信しています」と力強く優勝宣言。
 そして、キリル文字についてふれ、キリル文字はブルガリア人の魂であり、歴史そのものである、と強調。EU(欧州連合)にブルガリアが加盟したことで、キリル文字がEU共通言語に加えられた、と喜びを表しました。

 渋谷区長の「乾杯!」の音頭で、友好のパーティーに移ります。
 写真で、和気あいあいと進んでいくその光景をじっくりとご覧ください。

大使のごあいさつと通訳するダニエラさん
左は、金子前保土ヶ谷区長
見るからに美味しそうなブルガリア料理
外では、開放感あふれるガーデンパーティー バーベキュー担当の大使館員も煙で悪戦苦闘
楽隊がパーティーを盛り上げます。 友好都市・保土ヶ谷区から参加した女子高生が
ポーズをとってくれました。
楽隊の音楽に乗ってフォークダンスの輪に入る
保土ヶ谷区男子高校生
時間の経つのを忘れて、うたげは続きます。

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「日本文化発信プログラム」ボランティア募集

2008.5.26外務省:ブルガリア大使館後援

5月26日、お台場フジテレビ本社ビルにおいて、表記募集記念イベントが開かれました。
外務省関係者からの日本文化を広めるボランティア募集の訴えがあり、続いてブルガリア大使館からマリエタ・アラヴァジエヴァ書記官の「ブルガリアの魅力」をはじめとした派遣歓迎の熱いラブコールがありました。
続いて、ハンガリー、ポーランド、ルーマニアからのお国紹介がなされました。
ハンガリーからは、数学者であり大道芸人として有名なピーター・フランクルさんが壇上に上がりました。

マリエタ書記官から スライドを使って ピーター・フランクル氏

我と思わんかた、交流を深めたい人応募されてはいかがでしょうか。
応募締め切りは、7月11日です。
詳細は、下記アドレスを開きご覧ください。

紹介ホームページ:http://www.joca.or.jp/

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明治乳業「ブルガリアヨーグルト」キャンペーンスタッフ募集のお知らせ

――ブルガリア出身の人に限ります

(チラシをクリックしてください。詳細が拡大表示されます。)


お知らせ

「障害者週間」東欧音楽家支援日本・ブルガリア文化交流演奏会
●ブルガリア・ルーマニアEU加盟記念経済シンポジウム

(おのおのチラシをクリックしてください。詳細が拡大表示されます。)

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5月24日教育と文化の日の集いが催されました。


開会の挨拶をするセンドフ大使(左側にバラの女王ニコロヴァさん、日本語弁論大会優勝者テラリームさん、マリエタ書記官)

 9世紀の中頃、スラブ語の基礎となった「キリル文字」が、ブルガリアの僧侶キリールとメトーディイ兄弟によって考案されました。ブルガリアは、スラヴ諸民族の言語の「原初の国」となることを記念して5月24日を「教育と文化の日」と定め、国民のあいだでブルガリア意識の啓蒙をする日としております。

 当日は、その歴史を誇らしげに語るセンドフ大使の熱い言葉で始まりました。その隣では、福山ブルガリア協会から招待されて来日している2006年の「バラの女王」バニャ・ニコロヴァさんと日本語弁論大会に優勝者した高校生ターヤ・テラリームさんがにこやかにエールを送ってくれました。
 会場には、たくさんの在日ブルガリア人の人たちが集まり、この日を確かめ合うとともに、ワインを飲み干しながら、再会を楽しんでおりました。
 ソフィアファミリーの我々も、出席して友好のエールを。

 天候にも恵まれ、庭園に繰り出しての宴は、世のふけるのも忘れて進んでいきます。


ブルガリアナショナルデー
「世界中の国々と争いのない友好的な関係を作りましょう!」

-ブラゴヴェスト・センドフ駐日ブルガリア大使

 ブルガリアの独立を記念して設定された「ブルガリアナショナルデー」パーティーが、3月5日(月)渋谷区代々木の大使公邸で開かれ、我々「Sofiafamily」も招待され、出席してまいりました。
 開会に当たりセンドフ大使からのごあいさつで、表記の心にしみる言葉が力強く述べられ、それに対して各国大使をはじめとしたたくさんの出席者が大きな拍手でこたえ、和気あいあいとした懇親の場の幕が開かれました。
 続いて扇参議院議長の乾杯の音頭があり、おいしいブルガリアワインやたくさんのブルガリア料理をたしなみながら、いたるところであたたかい交流の輪が作られていきます。

キロワさん、八百板洋子さん、出版社編集者


 我々も、ホームページで紹介している「日本語・ブルガリア語の慣用句ことわざ」の本を出版され、大学院卒業後も日本にとどまり、両国のきずなを強めるために広く活躍されているキロワ・スベトラさん、“日本でブルガリアの民話と言ったらこの人”との定評がある八百板洋子さんとなつかしく歓談してまいりました。なお八百板さんは、まもなく、バルカンの昔話集『いちば

センドフ大使をはさんで、ファミリー会員と

んたいせつなもの』(福音館書店)を発行されるとのこと。ご期待ください。

 大使館の文化広報担当書記官イレナ・ガンチェヴァさんや政務担当書記官マリエタ・アラバジエヴァさんとも親しく歓談してまいりました。
 しばしの交歓ののち、最後にセンドフ大使との記念撮影をお願いし、名残を惜しみつつ公邸をあとにしました。
 我々が意図している両国の友好活動に、勇気とちからをもらったひと時でした。


欧州委員会、ブルガリアとルーマニアのEU加盟歓迎写真展を開催

駐日欧州委員会代表部は今年1月1日にブルガリアとルーマニアが新たに欧州連合(EU)に加盟したことを記念して、これら東欧2カ国のさまざまな側面を紹介する写真展を下記の通り、12日間にわたって都内で開催します。

本写真展ではブルガリア、ルーマニア、日本の写真家による作品約120点が展示されます。ブルガリアからはユネスコ(UNESCO)登録世界遺産やカザンラク近郊の世界的に有名な「バラの谷」、12〜14世紀の間ブルガリアの首都であり大関琴欧洲の出身地ヴェリコ・タルノヴォ市、また欧州で最も古い首都のひとつで7000年以上の歴史を持つ現首都ソフィアなどの写真が出展されます。

また、ルーマニアを扱った作品には首都ブカレストの凱旋門や国立図書館、ドラキュラ伝説で有名なトランシルバニア地方とブラン城、世界遺産の要塞教会の町ピエルタンなど、都市部と農村部それぞれの美しさをとらえた写真が展示されます。

写真展開催にあたり、ブラゴヴェスト・センデフ駐日ブルガリア大使は次のように述べています。「この写真展で、ブルガリアと日本の写真家の目を通したわが国でもっとも有名で美しい場所のいくつかを紹介したいと考えています。わが国はヨーロッパ、中東およびカスピ海地方の交わるところに位置し、1300年の歴史を誇るヨーロッパの中でも最も古い国家のひとつです。さまざまな異なる文明から由来する多層的な文化遺産を有し、これはEU加盟以降はわが国の誇りであるのみならず、EUの独自性とその歴史的・文化的および今日の発展へのブルガリアの貢献の象徴でもあるのです」。

また、アウレリアン・ネアグ駐日ルーマニア大使は「この写真展を機にルーマニアの美しさ——その名跡・風景・建築——を示す写真を日本の皆さまに紹介できますことを大変喜ばしく思います。これらの写真は観光地としてのルーマニアの魅力の証拠であり、記憶に残る新しい場所を発見するという喜びを味わいたいすべての人を誘うことでしょう」と語っています。

名称: 「欧州連合(EU)新規加盟国写真展 ブルガリアとルーマニア」

場所: JR東京駅八重洲中央口・南口直下 八重洲地下街センタースポット
     八重洲地下駐車場(西・東)直結

日時: 2007年1月24日(水)〜2月4日(日)、10:00〜20:00

入場: 無料

この件に関するお問い合わせ先:
駐日欧州委員会代表部広報部
小関 真理  (03-3239-0464 
Mari.Koseki@ec.europa.eu
末常 美和子 (03-3239-0430 
Miwako.Suetsune@ec.europa.eu

駐日欧州委員会代表部ホームページ http://jpn.cec.eu.int/


イヴァン・ヤナコフ ピアノリサイタル

 12月2日、東京代々木の駐日ブルガリア大使公邸で、ブルガリアの若きピアニスト-イヴァン・ヤナコフ氏のリサイタルが開かれました。
 「障害者週間」東欧音楽家支援「日本・ブルガリア・ルーマニア文化交流演奏会」に指揮者の及川光悦氏から招かれ、2006/11/15北海道旭川市での公演を皮切りに、十勝、函館、富山、仙台、沖縄と演奏を続けてきた、そのお別れ演奏会の形で関係者を招待し開催されたものですが、その見事なピアノ演奏に酔いしれたひと時となりました。
 12月4日には日本を離れ、香港での公演が待っているそうです。
(写真は、パーティー会場でのヤナコフ氏とファミリー会員)

 イヴァン・ヤナコフ氏の略歴
 ヤナコフ氏はブルガリアでも最も有名で名門であるソフィアの「リュポミル・ピプコフ」国立音楽院で学んだのち、ニューヨーク市のマネス音楽院を卒業しました。彼のキャリアにはブルガリア、イタリア、フランス、ハンガリー、オーストリア、アメリカ、韓国、そして日本での数多くの音楽フェスティバルや演奏会への参加があげられます。
 1989年には他のブルガリアの音楽家とともに、ブダペストの「フランツ・リスト・アカデミー」のコンサートヘ、ブルガリア政府からブルガリア代表として選ばれました。また、彼の素晴らしい業績として、ニューヨーク市のArtists International Debut Winners Seriesの受賞があげられ、2001年10月には全面的な後援を受けたカーネギー・リサイタル・ホールでのデビュー・リサイタルを受賞しています。2003年よりイヴァン・ヤナコフ氏はブルガリア国立ラジオの招待による録音を頻繁に行つており、世界的に有名なブルガリアの「ソフィア・ゾリステン」室内楽団やソフィア国立交響楽団とも競演しています。

※この記事については、ソフィアファミリーで作文したものを「大使館便り」のページを借りて掲載したもので、文責はソフィアファミリー事務局にあります。 


汐留に、ブルガリアレストラン「SOFIA」(ソフィア)が開店いたしました。

(1)構成
 ・ブルガリア料理をメニューの中心とするレストラン
   「洋食ブルガリアンダイニング ソフィア」
 ・ブルガリアヨーグルトを使用した軽食のテイクアウト

   「ブルガリアヨーグルトバー ソフィア」
2)住所
  東京都港区東新橋1
-8-2 カレッタ汐留B2F(旧ドンピエール 汐留店)
3)TEL 03-3571-0141
4)営業時間(年中無休)
  月~金  11:30~23:00(ラストオーダー 22:00)
  土     11:00~23:00(ラストオーダー 22:00)
  日・祝日  11:00~22:00(ラストオーダー 21:00)

(5)最寄駅
  大江戸線、ゆりかもめ 汐留駅より3分
  JR・METRO・都営地下鉄 新橋駅より地下道徒歩8分
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