琴欧洲・碧山星取表

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平成26年3月場所

西関脇 琴  欧  洲 西前頭5枚目 碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
1勝10敗 とにかく守りになるものは何もない。
攻めあるのみ。実力を思う存分出せば、再び門は開かれる。
9勝6敗 思うように星は上がらないが、力は、間違いなくついている。
飛躍を期待したい。
初日  ○(上手投げ) 魁聖 幸先よく、力で圧倒した相撲。  ●(引き落とし) 千代鳳 どうしたことか、ついても押しても、バタバタして。
相手が小さい分、的が狭かったことが災いしたか。
2日目  ●(寄り切り) 隠岐の海 負ける相手ではないと思うが、分が悪い。
集中力が弱くなっている感あり。
奮起あるのみ。
 ○(叩き込み) 対戦成績で分が悪い相手だが、突きの圧力が、まさった。
3日目  ●(寄り切り) 栃煌山 鋭く左上手を取りに行く、自分の型に持ち込まなければ、星は上がらない。
相手のいいように取られてしまっている。
 ○(寄り切り) 豪風 琴欧洲とは反対に、一番一番力が上がっている。
4日目  ●(寄り切り) 鶴竜 ちょっと元気がありません。
もっと力強い相撲が取れるはず。
奮起を期待!
 ○(叩き込み) 千代大龍 まともに叩きで、危うく押し出されるところだったが、やはり出足の押しが威力あるためか、最後は勝ちにつながります。
5日目  ●(引き落とし) 松鳳山 闘志が希薄になっているように見える。
奮起期待するのみ。
 ●(押し出し) 嘉風 引き技他で勝つことが多くなってきたのが、ここへきて墓穴を掘った感。
突き押し相撲が本来の相撲だったはず。
6日目  ●(寄り切り) 豪栄道 とにかく力が出ない。
強い琴欧洲を見たい!
 ●(寄り切り) 高安 押して突いて押しまくることで、碧山の明日が開かれること、まだ身につかず。
7日目  ●(叩き込み) 遠藤 どうしたことか。
相撲は、足腰で取ることを思い出してほしい!
 ○(押し出し) 旭天鵬 小細工をしない相手で、一気に押し出す会心の相撲。
8日目  ●(寄り切り) 豊ノ島 トンネルから抜けず。
連日難敵ではあるが。
 ○(突き出し) 北太樹 突き押しで、本領発揮。
9日目  ●(叩き込み) 日馬富士 どうなる琴欧洲?全く力が入らない。
押された後、ちょっと引かれただけで、つんのめるように四つん這い。
強くするにはより多い四股と稽古を!
 ○(寄り切り) 臥牙丸 立ち遅れた分、下から押し上げることに幸いした。
10日目  ●(上手投げ) 白鵬 組んですぐの上手投げに、なすすべなく。
とにかく、力を絞り出すしかない。
 ●(押し出し) 徳勝龍 明日から、気を取り直して、勝ち越して上位番付を。
11日目  ■(不戦敗) 玉鷲 怪我完治せず。
しっかり治して来場所巻き返しを!
 ●(叩き込み) 安美錦 巧者相手で、勝てず。
なかなか連勝が続きません。
12日目  引退  ○(叩き込み) 大砂嵐 馬力では、先輩。
負けるわけにはいかない。
13日目  ○(叩き込み) 松鳳山 実力者に勝ったが、突き押しで勝負をつけられないところが、いまいちです。
14日目  ●(寄り切り) 豪栄道 大関を狙う相手で、ちょっと格の違いが出たか。
それにしても、突き押しに徹する相撲を磨くべき。引いて勝相撲が多くなっている分、突きに破壊力が増さない。
千秋楽  ○(押し出し) 千代丸 新入幕の力士に負けるわけにはいかない。

平成26年1月場所

西関脇 琴  欧  洲 東前頭3枚目 碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
8勝7敗 いつか通った道、関脇。
過ぎ去ったこの位置が居心地がいいわけがない。奮起一番を期待したい。
6勝9敗 この辺で、三役を定位置に睨んで進みたい。
初日  ○(寄り切り) 豊響 いい相撲で、初日勝ち星。必死の気迫が功を奏しました。  ○(叩き込み) 妙義龍 迫力ある押しから、相手をよく見ての叩き込み。
解説の北の富士さんから、「今年の碧山に注目している」とのコメントがありました。
2日目  ●(掬い投げ) 変わって上手を取りに行き、墓穴を掘ったか。
やはり、すこし勝ちにこだわったのかも。
 ●(突き落とし) 豪栄道 突き押しで押し込んだが、そこから強い豪栄道。
碧山、足を痛めたことが心配。
3日目  ○(叩き込み) 碧山 直接対決は、先輩の勝ち。
しかし、押し込まれたのにはびっくり。碧山に力がついた感。
 ●(叩き込み) 琴欧洲 昨日痛めた足首が災いして、押して行ったが足がついて行かなかった。勝ちを逃した。
4日目  ○(押し倒し) 安美錦 憑き物が取れたかのような、自分に徹した相撲で、圧倒。
大関を守るという守りから、攻めに転じれば、おのずと活路が開けてくるかも。
 ○(叩き込み) 松鳳山 叩き込みの決まり手が多いのも、突き押しの威力があればこそ、としましょう。
5日目  ○(突き出し) 豊ノ島 背水の陣で、集中力発揮。渾身の突きで押し飛ばす。  ○(押し出し) 稀勢の里 稀勢の里の横綱の夢砕く迫力の突き押し。
立合い前から、稀勢の里が気迫に押されて、待った2回。この時点で勝負ありか。
6日目  ●(上手投げ) 栃煌山 もろ差しを嫌って、左に変っての上手取りねらい。
しかし、見事に外れてしまった。
結果論かもしれないが、真っ向から踏み込んで圧力をかけてよかったはず。
 ●(上手出し投げ) 白鵬 横綱には、突き押しで攻める前に組み止められてしまった。
残念。
7日目  ●(寄り切り) 鶴竜 立合いに懐に入られ、鶴竜得意の体勢。何とか起こそうと試みたが、果たせず寄り切られる。
この調子で10勝するのは大変だが、とにかく前向かって進み続けるのみ。
 ●(押し出し) 豪風 立ち合いの変化がある豪風に、消極的な立ち合いで、押しまくられてしまった。大きな体が泣いてしまう押され方。
8日目  ○(寄り倒し) 豪風 嫌な相手だが、必死の相撲で、押し倒す。  ●(叩き込み) 琴奨菊 故障を抱えた必死の大関が、何か考えて来ることも頭に入れないと、とは解説者の言葉。
まともに出て、かわされた。
9日目  ○(上手投げ) 隠岐の海 必死の相撲が続きます。
力は上だから、必死になれば勝って当然。
 ●(下手投げ) 鶴竜 変化もある鶴竜相手で、全力でぶつかっていけなかったか。
中に潜られては相手十分。
10日目  ●(押し倒し) 松鳳山 激しい力士ではあるが、なんとこの程度の力士に5連敗になるとか。  ●(押し倒し) 千代大龍 突くたび、押すたび、自分の方が下がってしまう。
要するに、押し合いで千代大龍に押し負け。
11日目  ●(上手投げ) 白鵬 白鵬の立合いが鋭く、左前まわしを引くことが出来なかった。
これがすべて。
前まわしを引いたとき、勝ったことがあるが。
 ○(引き落とし) 隠岐の海 突き押しがさく裂し、効いただけに引きが決まった。
12日目  ○(上手投げ) 稀勢の里 珍しく、先に2回突っ掛けた。気合が入っていた、ということ。  ○(叩き込み) 安美錦 解説の北の富士山も言うとおり、確かに押しの迫力は目を見張るものがある。押しが強いと、叩きの効果が倍加する。
13日目  ●(掬い投げ) 遠藤 勝ちたかった。
新鋭相手の、壁になり弾き返すには、やはり、けいこが足りなかったか。
 ○(叩き込み) 富士東 踏ん張って白星重ねる。
14日目  ○(上手投げ) 玉鷲 かわされ、土俵際での逆転だが、勝ったことで良しとしよう。
これで、勝ち越しは確保。
 ●(押し出し) 豊ノ島 全力で押し立てたが、かわされ逆転。
ねばって、ここまで持ちこたえてきたが、ついに負け越し。
千秋楽  ●(叩き込み) 豪栄道 勝ち越しがかかった相手が叩き込み。
相撲にならず。
 ●(下手投げ) 旭秀鵬 激しい押し合い突き合いとなったが、相手の勢いがまさった。

平成25年11月場所

西大関 琴  欧  洲 東前頭5枚目 碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
1勝3敗11休 休場後のカド番。実力で乗り切るのみ。
引き下がるわけにはいかない。
10勝5敗 先場所は、対横綱初金星。さらに自信を持って前進!!
初日  ●(掬い投げ) 豊ノ島 あえて、実力者豊ノ島がうまかった、としておきましょう。  ○(叩き込み) 魁聖 大きい魁聖に余裕ある勝ち方でした。中堅どころには定着できそう。
2日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 力強い相撲でした。
これから仕切り直しです。
 ●(押し出し) 名前の通り、相手の勢いに押されて、引いたところを押し飛ばされてしまった。
これでは逆。もっとパワーを付けなければ。
3日目  ●(寄り倒し) 松鳳山 明らかに苦手意識が災い。前に出る攻めが弱かった。
何より、けがはどうか。
 ○(押し出し) 豊真将 今日は、パワー炸裂。
この調子で、押していこう。
4日目  ■(不戦敗) 妙義龍 今場所全休濃厚。
来場所復帰を祈る。
 ○(突き落とし) 宝富士 押し込んだが押し切れず、逆に押し込まれたところを突き落す。
押しが効いた分、引きで相手が前に落ちた。
5日目  や  ○(叩き込み) 千代大龍 全勝の相手に土を付ける。
押し勝つ相撲ではなく、引き技が多いことが気になるが、押しが強いから引きが効く、としておきましょう。
6日目  や  ○(引き落とし) 豊響 今日も引きで白星。
押しの実力者相手に勝ったことで、良しとしよう。
7日目  や  ○(突き出し) 天鎧鵬 最初様子を見た感があったが、次には一気の突き押しで、圧倒。
8日目  や  ○(突き出し) 佐田の富士 あふれるパワーで、押し倒す。
9日目  や  ●(寄り切り) 北太樹 やはり、押し切れないと引きが出てしまうつけがまわって、引いたところをつけ入られてしまった。
押しに徹した相撲で威力を付けたい。
10日目  や  ●(上手投げ) 日馬富士 横綱が、当りをまともに受けるのを避けた。
それだけあたりが怖かった、ということか。
11日目  や  ●(押し出し) 稀勢の里 全力でぶつかり、何とか活路を開こうとしたが、残念ながら勝つまでには至らず。
12日目  や  ○(押し出し) 鶴竜 待ち望んでいた突き押しがついに炸裂。大関を押し出しての勝ち越しは、明日の扉をこじ開けたかも。
13日目  や  ○(突き出し) 富士東 二桁勝利まっしぐら!
プッシュあるのみ。
14日目  や  ●(突き落とし) 豪栄道 全力で押し込んでいったが、今一歩のところで、逆転される。
千秋楽  や  ○(寄り切り) 隠岐の海 実力者隠岐の海を真っ向から押し出す力は、本物か。
レベルアップで、来場所はさらなる飛躍を!

平成25年秋場所

西大関 琴  欧  洲 西前頭2枚目 碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
4勝3敗8休 先場所、勝ち越してから甘さが出て失速した感あり。審判も文句なしの勝ちで進みたい。 6勝9敗 上位の実力者に勝つようになれば、三役定着も見えてくる。押しに磨きを!
初日  ○(突き落とし) 碧山 同郷対決、落ち着いてさばく。  ●(突き落とし) 琴欧洲 押し込めず、前に落ちる。
2日目  ○(寄り切り) 宝富士 落ち着いた相撲で、押し切る。  ●(掬い投げ) 琴奨菊 大関相手で、なかなか押しが通じません。
3日目  ○(寄り切り) 千代大龍 立ち合いで、すぐ左を差して上手も引く。こうなれば押しの相手は何もできず、完勝。  ●(下手投げ) 鶴竜 必死の相撲が続きますが、大関の壁は厚いようです。
押しに磨きを!
4日目  ○(上手投げ) 妙義龍 粘って大逆転の大きな上手投げ。
足が地についてきました。
勝負はきわどかったが、たまにはこういう勝ちもいいでしょう。
 ○(押し出し) 日馬富士 横綱・大関線をことごとく跳ね返されてきたが、必死にとり続けてきた結果がようやく出ました。
涙があふれるのも理解できます。
5日目  ●(上手投げ) 豪栄道 うまく組み止めホッとした瞬間、相手の早い切替にしてやられる。きびしさで先を越されてしまった感。  ●(肩透かし) 白鵬 ちょっと歯が立たず。
一番一番が稽古、のつもりで向かっていこう。
6日目  ●(押し出し) 松鳳山 昨日の相撲で、太ももを痛めたらしい。そのうえ、自信を持たれている相手で、ちょっと残念な連敗。  ●(押し倒し) 稀勢の里 押しは通じたと思うが、勝つまでには至らず。
積み重ねの先に光明あり、を胸に精進あるのみ。
7日目  ■(不戦敗) 高安 それほど、大きなけがではないが、大事を取って休む、ということ。
再起を期待したい。
 ○(叩き込み) 安美錦 徐々に、中堅力士と互角に戦える力を付けてきた、と見たい。
8日目  や  ○(叩き込み) 北太樹 連日の叩き込みで、勝ち星追加。
9日目  や  ●(叩き込み) 豪栄道 一瞬のかわし技にやられる。
さすがの関脇、という感あり。
10日目  や  ○(押し出し) 豊響 押しの第一人者相手に押し出しで勝つとは、のちの期待が膨らみます。
がんばれ!
11日目  や  ○(押し倒し) 高安 実力が認められつつある相手に、今日も勝ち、これで対戦成績5勝1敗。
力がついてきました。
12日目  や  ●(押し出し)
13日目  や  ●(押し出し) 妙義龍 今日の相撲では、力の差で負けた印象が強い。
まだ、幕内上位から三役定着とはいっていないとみた。一層の稽古を期待したい。
14日目  や  ○(押し出し) 時天空 何をするかわからない相手で、やりにくかったが、なんとか、押し出した。
千秋楽  や  ●(押し出し) 琴勇輝 押して押して、土俵際まで相手を押し込んで。これで、決まり!
と、思ったが、あれ?それから、押しても押しても下がるのは自分。いつの間にか、押し出されていた!
小さいのに、押しの基本が相手の方が出来ていた、ということ?、


平成25年名古屋場所

西大関 琴  欧  洲 東前頭9枚目 碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
9勝6敗 満身創痍の先場所を、まさに剣ヶ峰で踏ん張った、その底力で、次への展開を期待したい。 10勝5敗 先場所のよもやの10連敗は忘れて出直し。
初日  ○(寄り倒し) 臥牙丸 力強い相撲で白星発進です。  ○(引き落とし) 北太樹 幸先いい白星発進です。
2日目  ○(押し出し) 栃煌山 難敵その1を撃破!前に出る圧力で、完勝!
攻めの気迫がすべてでした。
明日からも、この相撲です。
 ●(叩き込み) 阿覧 かわす相手ではない、と思ったか。
相手を見ずにぶつかってしまった。
3日目  ○(小手投げ) 豪栄道 がっちりした相撲で、連日の難敵撃破!
体調がいいように見えます。
 ○(肩透かし) 佐田の富士 押しの力で、圧倒!
4日目  ○(寄り切り) 豪風 大きな相撲でした。
もろ差しになられても動じず、そのまま押し切りました。
こんな相撲が取れると、あまり負けないのではないか、と思います。
 ○(引き落とし) 大道 力は、徐々についていることを示す相撲内容。
押しの圧力で、勝負あり、です。
5日目  ○(上手投げ) 妙義龍 実力をつけている相手で、どうなるか、と思っていたが、押されても足が地についていて、逆転の力強い上手投げ。  ●(掬い投げ) 千代の国 先へ先へと攻められ、反撃も今一歩で敗れる
6日目  ●(叩き込み) 高安 またまた疑惑の判定で取り直しになり、敗戦。
どういうわけか、審判は琴欧洲の味方になるケースが少ない。
 ○(肩透かし) 魁聖 全勝に土を付けた。
碧山も、堂々と幕内中堅の実力者になった。
7日目  ○(上手出し投げ) 安美錦 今場所、ひいてはこれからの展開を大きく左右する一番、として注目される安美錦戦。
前日負けた上に、最も嫌な相手。
しかし、落ち着いていました。
この落着きは、大きく展開が開ける可能性を秘めたものだと思います。
 ○(押し出し) 隠岐の海 今日も、実力者を押し切りました。
明日以降が楽しみです。
8日目  ○(上手投げ) 時天空 自分の相撲を取りきる、そう言っているようです。
頼もしい限り。自分の相撲が取れれば、琴欧洲は強い。
 ○(押し出し) 嘉風 いやな相手だが、中に入れさせないことを考えて突き押しに徹した作戦勝ち。
9日目  ○(寄り切り) 千代大龍 逃げることなく、力を見せつけた一番でした。
勝っても、気持ちに浮ついたところがなく、ますます期待が高まります。
 ○(押し出し) 常幸龍 力強い突きが冴えます。
10日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 積極的な旭天鵬の立ち合いに、先手の上手を引かれたが、あわてず、自分の形に持ち込んで、寄り切りました。
明日からいよいよ横綱大関戦に入ります。
 ○(叩き込み) 今日も、押しの圧力から叩きが効きました。
解説の北の富士さんは、これからのことを考えると、押し切る相撲を増やした方がいい、と言っていました。
11日目  ●(とったり) 日馬富士 思いたくないが、負ければ4連敗の横綱のなりふり構わぬ古傷狙いか?
明日から、気を取り直しての後半戦に期待。
 ○(叩き込み) 豊ノ島 今日も叩きで勝ちました。
実力者相手とはいいながら、突き押しで勝ちきる力をつけたい。
12日目  ●(浴せ倒し) 稀勢の里 横から上手を取りに行った分、相手に圧力がかからなかった気がします。
あと3番、自信を付けて取りきろう!
 ○(叩き込み) 千代大龍 好調の若手でも、そこは、先輩の意地。見事に四つん這いにさせました。
13日目  ●(寄り切り) 白鵬 必死に対抗したが、攻めの力が相手の方が上だった。
あと二番。このまま引き下がってはいけない。
 ●(叩き込み) 高安 高安は、まともにいくと押される、と思ったのか、変わる相撲になった。
勝ち越せば殊勲賞、がかかる相手では仕方ないか。
14日目  ●(寄り倒し) 松鳳山 押し込まれたが、ここから逆転の投げが決まっ松鳳山の右足が裏がえって土俵についた。
またしても、疑惑の審判により負けに。
ビデオ判定は明らかに琴欧洲の勝ち。
もう、相撲を知らない審判長の前では、はっきり勝つしかない。
 ●(突き落とし) 豪栄道 前さばきのうまい関脇豪栄道には、及ばす、というところか。
もう一番勝ちたいが。
千秋楽  ●(上手投げ) 鶴竜 前半戦の足腰を地に付けた立ち合いの鋭さが、後半、影をひそめた感があります。
場所前のけいこを、来場所に向けて再始動です。
 ●(押し出し) 松鳳山 どうしたのか?
まさに失速してしまった。
来場所は、叩かず押し切る覚悟で、撮り続けてほしい。

平成25年夏場所

西大関 琴  欧  洲 東前頭4枚目 碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
8勝7敗 先場所の怪我した左ひじ、場所前のアクシデントに見舞われた古傷左ひざ打撲と満身創痍のカド番場所。
祈るような気持ちで見守ります。
5勝10敗 いつまでも、この辺にいるわけにはいかない。
当面の目標は、三役。実戦でパワーに磨きをかけたい。
初日  ○(寄り切り) 栃ノ心 必死の相撲で、まず1勝。  ○(突き出し) 豊ノ島 パワー全開!
実力者豊ノ島を一気に押し出す!
2日目  ○(寄り切り) 豪栄道 必死の相撲が続きます。
期待の相手を退けたことはいい展開です。
 ○(押し出し) 阿覧 今日も、力持ち相手にパワーで押し勝ちました。
3日目  ○(叩き込み) 宝富士 ひざが気になるのか、ぎこちない動きでした。
ともあれ勝つことが大事。
明日は、正念場の把瑠都戦。
 ○(突き落とし) 松鳳山 押し込まれたが、パワーあふれる突き落としで逆転。
4日目  ○(寄り切り) 把瑠都 前半戦の難関を一つ突破。懸命に前に攻める相撲が勝ちにつながりました。
明日も、難敵です。
 ○(引き落とし) 高安 前に出るパワーで、相手をのけぞらせ、そのあと引いたので効きました。
5日目  ●(寄り切り) 妙義龍 一方的に押し出されてしまった。
稽古不足が露呈したような取り口でした。
 ○(引き落とし) 宝富士 このところ引き技が目立つが、押しのパワーが効いているため、勝ちにつながるのでしょう。
6日目  ●(寄り切り) 安美錦 必死の相撲だったが、あと一歩。
取り直しになった最初の相撲は、琴欧洲に分があったように思うが。
 ●(引き落とし) 勢の方が、踏み込みがよかった。これまでと逆に、引き技に前に落ちた。
明日は横綱。パワー全開で、行こう!
7日目  ●(寄り切り) 隠岐の海 昨日今日と全敗の力士に白星献上。人が良すぎます。それにしても、やはり場所前の稽古不足が、出てきたのか。  ●(上手出し投げ) 日馬富士 相手は、やはり横綱。
そう簡単に勝たせてはくれない。
8日目  ○(寄り切り) 栃煌山 必死の相撲で、変わり身から勝ちをもぎ取る。
むしろ、落ち着いて、展開を分析できている、と見ました。
今日負けたら、終わっていたかもしれないので、意欲の表れと見ました。
 ●(引き落とし) 豪風 見て立った分、腰が引けて引き技を食ってしまった。とは、解説者のことば。
勢いが止まった感あり。盛り返しを期待します。
9日目  ○(掬い投げ) 北太樹 ここで負けるわけにはいかない。
なりふり構わない相撲で、勝ち星をもぎ取る。
 ●(引き落とし) 白鵬 天下の白鵬に、闘志で当たったが、通じず。
それにしても、前に落ちすぎる。どうしたことか。押し相撲の力士が簡単に前に落ちてはいけない。
10日目  ●(極め出し) 稀勢の里 左を差しにいったが、おっつけが厳しく、伸び上がってしまう。
好調の時の稀勢の里は、おっつけがすごく強い。
 ●(上手投げ) 琴奨菊 好調の大関相手で、残念ながら通じず。
11日目  ●(上手投げ) 白鵬 絶好調の白鵬に、闘志を見せたが、やはり集中力ではっきり差が出た相撲だと思います。  ●(叩き込み) 鶴竜 思いっきりあたっていったが、余裕を持ってかわされてしまった。
12日目  ○(押し出し) 碧山 変化はしない相手なので、思い切って出た。
これは、負けるわけにはいかない。
あとひとつ。明日、勝ち越しを一気に決めたい。
 ●(押し出し) 琴欧洲 ついに7連敗となってしまった。しかし、カド番の恩人相手では、やりにくかったに違いない。
13日目  ●(押し倒し) 日馬富士 気合の入った立ち合いだったが、横綱が真っ向勝負を避けて空回り。
つまり、勝てる勝負だったとしたい。
 ●(寄り切り) 北太樹 すっかり自信を失った感あり。
それにしても、8連敗とは!
こんなこともある。
14日目  ●(腰砕け) 松鳳山 なんと!今日勝たねば、明日は厳しい。それにしても、発展途上の若手は、攻めが強い。
明日に勝負!
 ●(上手出し投げ) 旭天鵬 すっかり自信を失ってしまったか。
何とか千秋楽だけでも、一矢報いて欲しい。
千秋楽  ○(送り出し) 鶴竜 大関死守!
このひとことに尽きる。
それにしても、相手の鶴竜は、やりにくかったでしょう。
こんな星の取り組みをしては、相手に悪い。
 ●(寄り切り) 安美錦 すっかり自信を失った感。
まだまだこれからの力士なのだから、負けても負けても前に進む投資を見たかった。
来場所、心機一転を。

平成25年春場所

西大関 琴  欧  洲 東前頭8枚目 碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
1勝5敗9休 先場所後半の自信を、さらに積み上げたい。
いやな相手にあたっても、吹っ飛ばす気概で当たればいい、と願う。
9勝6敗 先場所は、不可解な反則負けもあり、負け越してしまった。
その分も取り返したい。
初日  ○(渡し込み) 高安 落ち着いた相撲だった、とは北の富士さんの解説。  ○(押し出し) 旭天鵬 闘志あふれた突き押し。さらに馬力を増したか!
2日目  ●(上手投げ) 栃煌山 よく苦杯を喫する相手だけに、今場所を占う相撲、と思ってみていたが、負けてしまった。
相手に先に攻め込まれたため、組んでも勝つまでには至らず。
しかし、まだ、引き下がる気はない気迫はあると見た。
 ●(寄り切り) 嘉風 パワーでねじ伏せようとしたが、うまさで優るベテランに一日の長あり。
3日目  ●(下手捻り) 千代大龍 相撲は足腰で取るもの、を忘れず取れば、おのずと上手は取れるもの、と心得てほしい。
欲しい上手に手を伸ばした途端に投げらる悪いパターン。
攻めの姿勢で前に出ること。
 ○(押し出し) 常幸龍 パワー全開!!
4日目  ●(寄り切り) 栃ノ心 よもやの3連敗!
両ひじのサポーターがあらためて目につきます。
ひじを痛めていたか?
 ○(突き落とし) 魁聖 立ち合いからの押す圧力が強い。先輩力士が、押し負けて、前に落ちた。
5日目  ●(寄り切り) 把瑠都 やはり、力が入らず、相撲にならない。  ○(寄り倒し) 宝富士 押し、冴える!!
6日目  ■(不戦敗) 妙義龍 不安的中!休場になる。  ●(引き落とし) 豊ノ島 思い切って押し込んだが、責められてからの豊ノ島の粘りは、定評があるところ。前に落とされる。
7日目  や  ●(押し出し) 千代の国 押しに迫力が欠け、逆に押し出されてしまった。
8日目  や  ○(押し出し) 大道 今日は、迫力満点の押しで圧倒!これが、本来のパワー。
9日目  や  ○(叩き込み) 翔天狼 あたりの強さで、叩きも聞いた。上位目指して勝ち進むのみ。
10日目  や  ○(寄り切り) 佐田の富士 一日一日と押しの圧力が増している。そんな印象さえ感じる強い押しでした。
11日目  や  ●(叩き込み) 阿覧 さすがの力持ちのベテラン相手で押し切れず。
12日目  や  ●(寄り切り) 隠岐の海 懸命に突いていったが、優勝争いをしている実力者には、まだ少し差がある、というところか。
13日目  や  ○(押し出し) 豪風 ようやく勝ち越し。パワーで前進あるのみ。
14日目  や  ○(押し出し) 富士東 パワーで前に。9勝目!
千秋楽  や  ●(押し出し) 北太樹 変わられてしまった。まともに力を受けたくなかった、ということだと思うが、それで、たたらを踏んでしまうのは残念。

平成25年初場所

東大関 琴  欧  洲 西前頭6枚目 碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
10勝5敗 危機とも思える苦難を乗り越えた先場所。今場所は、積み上げる場所としたい。 7勝8敗 白星を積み上げた上での休場は、不運だった。その分も取り返すような相撲を期待したい。
初日  ○(押し出し) 豊ノ島 真っ向勝負に出て、押し込んでいったことが勝ちにつながったと思います。
豊ノ島戦は、久方ぶりの勝ち星。
自分の相撲で勝負です。
 ○(突き落とし) 高安 ひざの怪我が気になったのか、少しぎこちない相撲になったけれど、そこは、体力で。
2日目  ○(上手投げ) 松鳳山 落ち着いた相撲でした。
自分の相撲を取れば強いことを信じて取って行こう。
 ○(叩き込み) 舛ノ山 前に出る圧力が生きて、叩きが効きました。
3日目  ●(叩き込み) 安美錦 やはり、固くなってしまったか。
ちょっと叩かれただけなのに、前に手をついてしまった。
仕方がない。明日に切り替え。
 ○(叩き込み) 千代大龍 前に押し出すまでには調子が戻っていないのか、叩きの相撲が続く。
叩く癖がつかないように。
4日目  ●(叩き込み) 妙義龍 売り出しの相手をはねつけることが出来なかった。
鋭い立ち合いから、相撲は足腰でとることを思い出して。妙義龍は、まさに足腰で相撲を取っている。
 ●(寄り切り) 臥牙丸 馬力の臥牙丸に対抗するには、やはりひざが気になります。
残念。
5日目  ●(すくい投げ) 豪栄道 十分な右四つになった途端に投げを食う、死角のようなパターン。
3連敗は痛いが、めげてはいられない。
プロ根性で挽回を。
 ●(寄り切り) やはり、思い切った立ち合いが出来ていない。その分、相手に押し込まれてしまう。
ひざの回復にすべてがかかる。
6日目  ○(寄り切り) 魁聖 真正面からの相撲で、力勝ち。
佐渡ヶ嶽部屋親方が、「自信を持って相撲を取れ!」と励ましたとか。その通り。自信を持って自分の相撲を取れば、負けない力はあります。
 ○(押し出し) 時天空 曲者相手でやりづらかったが、力で圧倒!
7日目  ○(下手出し投げ) 臥牙丸 力強い相撲で圧勝!
自信を持って行こう。
 ●(送り出し) 嘉風 前に出て押し込んだが、よけられてしまった。
迫力ある押しが出たので、よしとすべし。
8日目  ○(押し出し) 栃煌山 いやな相手に、臆することなく積極的相撲で押し出す。
後半につながる勝ち方です。
 ○(突き出し) 豪風 押し相撲の実力者をパワーで圧倒。
9日目  ●(寄り切り) 鶴竜 調子が上がらない相手なので、ここは勝ちたかった。
気を取り直して明日から。
 ●(反則) 富士東 髷に手がかかって反則負け。明らかな誤審。最近、審判部のレベルが低い気がする。
力士の生活が懸かっているのだから、審判部長をはじめ、そこを重く受け止める人を選ぶべき。
10日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 正攻法の相手では、負けるわけにいかない。
苦しい相撲が続くが、辛抱のしどころ。
 ●(下手投げ) 阿覧 阿覧は、力が強いので、まわしを取ると負けない。
11日目  ●(寄り倒し) 日馬富士 必死に対抗しようとしたが、勢いの差がそのまま相撲に表れてしまった。  ○(押し出し) 隠岐の海 相手が、待っただと思って力を抜いてしまい、簡単に押し出し。
たまにはこんな勝ち方もある。
12日目  ○(寄り切り) 白鵬 勝ち越しにあとがない必死の相撲が、功を奏しました。
立ち合いに前まわしを取りに行く今日の相撲は、今後の自分の型とする相撲のヒントになりそう。
 ●(押し出し) 魁聖 どっしりとした相撲を取られ、思わず叩いてしまったのが運のつき。
残念でした。
13日目  ○(上手投げ) 栃ノ心 勝ち越した!右四つがっぷりの引き付け合い。怪力栃ノ心との力くらべになったが、力比べで負けるわけにはいかない。
この勢いで、あと2番!
 ○(突き出し) 妙義龍 実力をつけた関脇相手で、分が悪いと思ったが、パワー炸裂。堂々と突き出した。
これが碧山の相撲です。
14日目  ○(寄り切り) 把瑠都 今日もいい相撲でした。前まわしをがっちり引いて、もろ差しになった把瑠都に力を出させませんでした。
「両前まわしを取ったら、琴欧洲が一番強い」とかつて、貴乃花親方が言っていた、ことを思い出します。
この相撲で、白鵬にも勝っている。
ぜひ自分の相撲として身に付けてもらいたい。
 ●(押し出し) 宝富士 もう一歩のところまで、突き押しで追い詰めたが、しのいで粘られ、逆転負け。
相手の粘りがまさった。
千秋楽  ○(上手投げ) 稀勢の里  落ち着いて上手を取ってから、自身の上手投げ。後半戦の戦いぶりは、今後の自信としたい。  ●(引っ掛け) 安美錦  今日も、突いて出てどんどん追い込んで行ったのだが、今一歩のところで逆転負け。
昨日も同じ。相手のうまさや粘りはさておき、詰めに甘さがあった、ということ。
これからの課題です。

平成24年九州場所

西大関 琴  欧  洲 東前頭5枚目 碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
9勝6敗 大関カド番は、何場所になるのでしょうか。
跳ね返すしかありません。
6勝3敗6休 初の三役の先場所は、試練の場所となってしまいました。
一段とたくましく成長した姿を見せてほしい。
初日  ●(掬い投げ) 松鳳山 場所前の出げいこで、よく相手をした、とのこと。少し甘く見てしまったのではないか。
相手は、勝とうと真剣だった。
気を取り直して必死に取り組もう。
 ○(素首落とし) 舛ノ山 碧山の重さを感じさせる一番でした。
叩き落とした、という感じ。
2日目  ○(押し出し) 妙義龍 売り出しの妙義龍に相撲を取らせませんでした。昨日の負けで、気が引き締まったかも。
それにしても、把瑠都がひざを痛めて様子で、大関陥落が心配です。
 ○(押し出し) 高安 パワー全開!たくましい突き押しで圧倒。
3日目  ○(寄り切り) 栃ノ心 力で、圧倒!正攻法の相手で、琴欧洲にとってやりやすい相手の一人です。  ○(押し出し) 阿覧 押しがさえて、迫力満点です。
4日目  ○(寄り切り) 豪風 中に入られたが、腰を落として押し出す。  ○(寄り切り) 大道 相手得意の四つになっても負けなかった。積極的に前に出る姿勢が勝ちにつながったか。
5日目  ○(寄り切り) 安美錦 押し込まれたが、こらえる力がありました。
上手を引いた段階で、逆転です。
 ●(寄り切り) 豊ノ島 実力者相手に、もろ差しになられては勝ち目無し。しかし、十分相撲にはなっていました。
6日目  ○(押し出し) 鶴竜 落ち着いていたので、しっかりと回しが取れた。
安定した相撲になってきた。
 ●(叩き込み) 時天空 くせものに苦杯をなめる。
7日目  ●(寄り倒し) 隠岐の海 やりにくい、という意識があったのか?
解説の音羽山親方が、「自分に自信を持って相撲を取ればいい、と思うのだけれど」という言葉が、すべてを物語っているようです。
 ○(叩き込み) 翔天狼 あたりの強さを物語るような、かち上げが効いた相撲で相手が脳震盪を起こしてしまった。
8日目  ●(上手投げ) 日馬富士 もしかしたら、と思ったが、やはり横綱は伊達ではなかった。通じなかった。  ○(押し出し) 好調の相手に、力勝ちしたが、足を痛めてしまった。
軽いことを祈る。
9日目  ○(小手投げ) 豊真将 勝ったけれど、前半の勝ち続けた時のしっかりした安定感は、ちょっと感じられない。
あとの相撲に、大関相撲を期待したい。
 ■(不戦敗) 稀勢の里 やはり、休場になった。
ただし、途中の再出場もありうるとか。
10日目  ○(寄り倒し) 稀勢の里 強い琴欧洲でした。取りやすいのか、自信に満ちた取り口に見えました。
明日も、この勢いで、白鵬撃破、と行きたい。
 や
11日目  ○(寄り切り) 白鵬 この上ないカド番脱出の1勝。この勝ちを本物の力に結び付けていきたいもの。  や
12日目  ●(寄り切り) 栃煌山 やはり、苦しいカド番脱出のウエイトが重すぎたか。昨日までの相撲が嘘のよう。  や
13日目  ●(引き落とし) 豪栄道 あたりは悪くない。自分を信じて残り2日を取りきってほしい。  や
14日目  ●(上手投げ) 豊ノ島 先場所の投げ合いからの怪我を思い出したのか、手をついてかばってしまった。
手をつかず、身体から落ちていけば、勝っていた。
 や
千秋楽  ○(寄り切り) 豊響 白星で締めくくったことで、よしとしましょう。
本気になった時は強い。
自分を信じて、自信を持っていいと思います。
 や

平成24年秋場所

東大関 琴  欧  洲 東小結碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
2勝4敗9休 骨折癒えぬ15日間となった先場所。
“けがの功名”とさえ言わしめて、見事に勝ち越しました。
必死の相撲を、今場所につなげたい。
4勝11敗 初の3役。
皆が苦労している、勝ち越しが非常に難しい場所の初体験です。
初日  ○(寄り切り) 阿覧 幸先良い初日の1勝です。  ●(寄り切り) 日馬富士 すこし攻め込んだが、勝つまでには至りませんでした。
2日目  ○(下手投げ) 臥牙丸 落ち着いて連勝。正攻法の相手にはそう負けるわけにはいかない。まして下位には。  ●(小手投げ) 把瑠都 右足首をけがしている把瑠都相手で、もしかしたら馬力で勝てるか、と思ったけれど、さすが大関、というところ。
3日目  ●(押し出し) 豪栄道 ちょっと気迫が感じられない。どうしたのだろうか?鋭い立ち合いを思い出してほしい。  ●(寄り切り) 妙義龍 いいところで引いてしまい墓穴をほった。前に攻め続ける相撲を取っていくことが、未来につながる。
4日目  ●(押し出し) 松鳳山 何とかして勝とうとする若き挑戦者に、後れを取ってしまいました。
若手に対しては、弾き返すような気迫が必要です。
 ●(上手投げ) 豪栄道 上位相手で、残念ながら通じません。
前に出る馬力を一層つけてほしいもの。
5日目  ●(掬い投げ) 豊ノ島 全力で攻め込んだが、最後は中に入られてしまい、力くらべの投げ合いでつぶれてしまった。
けがが心配です。
 ●(突き落とし) 白鵬 一番一番が稽古。
勝ち負けより、思い切って前に出るパワーを見せてほしい。
6日目  ■(不戦敗) 魁聖  ●(寄り切り) 鶴竜 1勝の重さを感じさせられています。
とにかくがむしゃらに前に押し込むしかない。
7日目  や  ●(押し出し) 稀勢の里 また、弾き返されました。
新米小結が、場所直前に外字炎を患いけいこ不足のまま場所入り、では。
試練の場所です。
8日目  や  ○(引き落とし) 魁聖 ようやく白星です。
負け続けても、めげることなくはつらつとした相撲は、好感が持てました。
9日目  や  ●(叩き込み) 阿覧 勝ち越すには、一つも負けられないため、固くなったのでは?
10日目  や  ○(叩き込み) 松鳳山 今日は、積極的ないい攻めを見せました。
そうです。出直しの始まりです。
11日目  や  ○(寄り切り) 臥牙丸 大きい臥牙丸と真っ向勝負。
積極的に前に攻める相撲は期待大です。
負け越してからでも、「勉強の場所」と位置付けた結果が表れています。
12日目  や  ●(押し出し) 豊ノ島 百戦錬磨のベテラン相手。それがすべてか。
13日目  や  ●(押し出し) 豊響 今日も押し相撲のベテランに後れを取りました。
めげずに前に攻めること。明日があります。
14日目  や  ○(突き倒し) 豊真将 実力者豊真将を力で圧倒しました。
千秋楽  や  ●(叩き込み) 時天空 何をするかわからない時天空では、全力で押し進みにくいようです。

平成24年名古屋場所

東大関 琴  欧  洲 東前頭2枚目碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
9勝6敗 先場所千秋楽の骨折から1か月余り。
出場のため、必死にリハビリなど体力回復に努めて来ました。
あとは、相撲でその必死を見せるのみです。
8勝7敗 いよいよ横綱大関との対戦に。上を目指してぶつかっていく、その突進を期待したい。
初日  ○(押し出し) 安美錦 余計なことを考えず、一番に打ち込んだことが、勝ちにつながったと思います。  ●(押し出し) 日馬富士 なんとかしようと、する気持ちがよく見えたが、力及ばす。
帰りの花道で悔しそうなその表情から、明日は何とかしよう、という姿勢が伝わってきました。
2日目  ●(下手投げ) 豪栄道 当たった瞬間もろ差しになられてしまった。
思わず、「軽い!」と叫んだ八角親方の言葉が印象的です。
稽古がちゃんとできていないとは、こういうことのようです。
一番一番が稽古!そう決めてのぞむしかありません。
 ●(送り出し) 鶴竜 必死で立ち向かう姿勢が、後にプラスになる、とは解説者の言葉。
明日に向かって進むのみ。
3日目  ○(押し倒し) 若荒雄 しっかりした相撲で、圧倒しました。
この調子で体力を戻していきたい。
 ○(小手投げ) 琴奨菊 待望の大関戦初白星。
必死の相撲が実を結びました。
4日目  ○(寄り倒し) 松鳳山 落ち着いた相撲で、しっかりと前に攻めていました。
足が気になる分、慎重な取り口になり、かえっていい相撲につながっている気がします。
しかし、これから対戦する強い相手にも通じるか、気がかりなところではあります。
 ●(叩き込み) 白鵬 思い切って当たって行ったことで、よしとしましょう。
いよいよ明日は、琴欧洲戦です。ブルガリア友好としては、引き分けがいい、です。
5日目  ○(寄り倒し) 碧山 夢の対決は、やはり一枚上手でした。  ●(寄り倒し) 琴欧洲 いやー、緊張したらしい。
琴欧洲、今場所万全ではないから、ちょっとやりにくかったかも。
6日目  ○(寄り切り) 栃煌山 まさに怪我の功名か。これまで、いいようにされていた栃煌山に、足に根が生えたような踏込と寄りで、完勝!足の怪我への意識が、地に足を付ける相撲につながっているのでは。  ●(寄り切り) 稀勢の里 思いきり挑戦したのだが、勝つまでには至らず。
めげずに前に出る相撲を取りきろう。
7日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 落ち着いた相撲で、完勝!
いい相撲が続きます。
 ●(上手投げ) 把瑠都 パワーの碧山も、把瑠都の怪力に脱帽か。
横綱・大関の壁にぶつかっています。
8日目  ●(寄り切り) 隠岐の海 今日の負けは、やはり、場所前のけいこ不足による失速か、と思いました。
力が入っていれば、両上手まわしを引き付けての相撲で圧倒できたのでは、という気がしました。
 ○(つきひざ) 旭天鵬 必死のか相撲が続き、その必死さが、相手に膝をつかせた、と思います。
少しでも、一つでも、前に進みます。
9日目  ●(小手投げ) 豊ノ島 不利になった途端、次の手を繰り出す速さは豊ノ島天下一品。初日も白鵬が危うく負けるところだったから。
前を見て明日に進むしかない。
 ○(叩き込み) 妙義龍 今売り出しの妙義龍を沈めたのは、やはり立会い押し込んだパワー、と解説の元魁皇さんが評していました。
10日目  ○(上手投げ) 把瑠都 真っ向勝負の相手にはめったに負けない強さがあります。
このまま白鵬撃破、と行きたいところ。
 ○(上手投げ) 松鳳山 上位相手でも、なかなか負けなくなりました。頼もしい限りです。
11日目  ●(寄り切り) 白鵬 いやー!何もさせてもらえなかった。
場所前のけいこ不足による力不足と、先場所逃した優勝を是が非でも取り戻そうとする気迫、それがこの差になった気がします。
 ○(叩き込み) 若荒雄 大関戦が終わってから勝ちが続きます。
それにしても叩く勝ちが目立ちます。
12日目  ○(突き落とし) 妙義龍 今や、大関キラーに名乗りを上げた妙義龍に落ち着いた相撲で、よく見て寄せ付けず完勝。
よく勝ち越しました。
 ●(掬い投げ) 豪風 低い体勢から一気に押し込まれてしまいました。
このように相撲を碧山が取りたいところ。
13日目  ●(上手出し投げ) 鶴竜 勝ち越して気が抜けたわけではないと思うが、背水の陣の鶴竜には、救いの勝ち星でした。  ○(押し出し) 翔天狼 相手がかわそうとしたがかまわず押し出し。
碧山のパワーが、相手をビビらせた相撲かと思います。
14日目  ●(押し出し) 日馬富士 全勝大関に一矢報いんと集中した立ち合いを見せたが、それを上回る鋭い相撲で、一蹴された感がありました。
今場所の体調の差そのままの相撲になってしまいました。
 ○(押し出し) 豊ノ島 最近の琴欧洲が、どうしても勝てない豊ノ島を、パワーで押し飛ばしました。
琴欧洲もこのような迫力が出せるはずです。
千秋楽  ○(寄り切り) 稀勢の里 最後は、力強い相撲で、寄り切りました。
けがで不安の15日間でしたが、この勝ち相撲が来場所の自信につながってほしいもの。
 ○(押し出し) 時天空 発展途上の、前に進む相撲を取り続けたことに、結果がついてきます。
来場所は、いよいよ三役です。

平成24年夏場所

東大関 琴  欧  洲 西前頭6枚目碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
8勝6敗1休 29歳、先輩大関として譲るわけにはいかない。
勝負の場所です。
11勝4敗 先場所、亡き田子ノ浦親方へのはなむけに勝ち越し。
一段と強くなったところを見せてほしい。
初日  ○(寄り倒し) 妙義龍 よく攻めていたと思います。
幸先いい初日です。
 ○(押し出し) 松鳳山 取り直し後の一番は、力で圧倒。
2日目  ●(掬い投げ) 豪栄道 日馬富士、鶴竜と前の大関二人が負けて、いやな気がしたが、的中してしまった。
自分の相撲に徹することを願う。
そうすれば、簡単には負けないはず。
 ○(押し出し) 時天空 相手の変化に動ぜず一気に押し出し。
もう、幕内の水が合ってきました。
3日目  ●(掬い投げ) 豊響 なんと、十分になりながらの敗戦は痛い。
今後難敵が目白押し。
開き直って、自分の相撲を取りきる覚悟で。
 ○(小手投げ) 旭天鵬 実力者相手に堂々たる相撲で、3勝目。
4日目  ○(寄り倒し) 豪風 力強い、集中した相撲で、圧倒。  ○(押し出し) 嘉風 こんなに強かった?と思える相撲で4連勝。
明日は、強敵です。
5日目  ●(掬い投げ) 安美錦 安美錦が相撲がうまいのか。上手を取った時点で、いけるか、と思ったが、次の瞬間掬われてしまった。
力は入っているのだが、この時点で3敗とは痛い。
 ●(寄り切り) 隠岐の海 力の入ったいい相撲だったが、相手に一日の長あり、か。
6日目  ○(寄り切り) 阿覧 必死にならざるを得ない状況になっての必死の相撲で押し切りました。
 ●(押し出し) 千代大龍 大きい千代大龍が、まさか左に飛ぶとは。
要するに、相手が逃げた、ということ。残念です。
7日目  ○(寄り切り) 臥牙丸 日馬富士を押し飛ばした相手だが、力勝負では、やはり強い。
自信を持って難敵目白押しの後半戦にぶつかってほしい。
 ○(突き出し) 佐田の富士 連敗脱出です。
このまま、勝ち越しまで突き進んでほしいもの。
8日目  ○(寄り切り) 豊真将 難敵の一人、撃退する。踏み込み鋭く前に攻めていた。このような相撲を取れば強い!  ●(突き落とし) 翔天狼 立ち合い負け。相手の踏込の方が強かった。
9日目  ○(上手出し投げ) 日馬富士 踏み込み鋭く落ち着いて、白星を重ねました。  ○(突き落とし) 豊響 ベテラン相手に、自分の間合いで立つ、余裕を見せました。
先輩琴欧洲が負けたかたき討ちに見えます。
10日目  ●(寄り倒し) 稀勢の里 残念!今日勝てば、優勝の目も残るし、勝てる可能性はあった。
しかし、稀勢の里は、強くなりました。
 ○(突き落とし) 魁聖 軽業師のようにくるりと一回転したら、勝っていました。
本人も思わず苦笑い。
11日目  ●(切り返し) 白鵬 必死の白鵬に敗れました。
残り4日間、次につながる相撲を見せてほしい。
 ○(押し出し) 若の里 乗ってる碧山の勢いが、実力者若の里を圧倒した相撲です。来場所の横綱大関戦が見えてきました。
12日目  ○(寄り切り) 把瑠都 今日は、必死の相撲で勝ち星をもぎりました。
集中した時の琴欧洲は強い。
 ●(叩き込み) 大道 うまい相撲を取られました。
まだまだ修行です。
13日目  ○(寄り切り) 鶴竜 強い相撲でした。立ち合いから、終始鶴竜の動きを封じ、力勝ちです。
天敵に近い鶴竜に勝っての勝ち越しは、胸のつっかえがいっぺんに取れました。
 ○(押し出し) 宝富士 パワー炸裂です。
いよいよ来場所は、夢の横綱大関戦。見る方もワクワクものです。
14日目  ●(上手投げ) 旭天鵬 緊張感を集中力に転嫁したベテランの落ち着きに脱帽。  ○(引き落とし) 玉鷲 立ち合いの圧力が強かった分、引きがきれいに決まったようです。
千秋楽  ■(休) 栃煌山  ○(押し出し) 安美錦 変化をする間を与えず、押し飛ばして11勝の大台。

平成24年春場所

西大関 琴  欧  洲 西前頭10枚目碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
8勝7敗 場所前のけいこで、後輩大関琴奨菊を圧倒した、とのニュースが流れました。
先場所の二けた勝利のさらなる上積みを期待したい。
8勝7敗 田子の浦親方の急死は、頼り切っていただけにショックは大きかった。
しかし、プロの力士。恩に報いるには、成長するしかない。
初日  ○(寄り切り) 時天空 初日から負けるわけにはいかない。幸先いい1勝!  ○(掬い投げ) 佐田の富士 そろそろこの地位では自信を持ってとれるようになりたい。
2日目  ○(寄り切り) 栃の若 見劣りのしない体格の栃の若に力の差を見せた一番でした。左上手の取り方がすごく良かったように思います。  ●(送り出し) 千代の国 立ち合いで、うまくいなされてしまいました。
何とか立て直そうと踏ん張ったのですが。
一番一番が稽古です。
3日目  ●(突き落とし) 栃煌山 昨日の相撲が嘘のように、あわててしまった。4連敗している相手ということで、自分の相撲を見失ったのか?自分が強いことに自信を持っていいのに。  ○(叩き込み) 雅山 全力で取る相撲に道はおのずと開けて来ます。
周りの注目度も、徐々に増して来ています。
4日目  ○(寄り倒し) 妙義龍 力強い琴欧洲に戻りました。
地力はついている、と思います。
 ○(突き出し) 豪風 いなしがうまい豪風だが、よく見て圧倒。
簡単には落ちず、立て直す相撲が多くなったようです。
白星につながります。
5日目  ○(寄り切り) 栃ノ心 今日も、がっちり上手を取って強い琴欧洲です。
解説の北の富士さんが、「栃煌山の相撲以外は、いい相撲だ」と言っていました。
一番一番、しっかりとした相撲を期待したい。
 ●(寄り倒し) 天鎧鵬 いい体勢に組んで、勝つかと思ったが、思う以上に相手に粘られて、最後は逆転されてしまった。
「勝ち越して、故田子ノ浦親方の墓前に報告」と言っていたそうだが、気の入れすぎも、マイナス。
6日目  ○(上手投げ) 臥牙丸 得意の左上手をがっちり引けば、負けるわけにはいかない。  ●(掬い投げ) 隠岐の海 実力者相手で、連敗。
7日目  ●(引き落とし) 嘉風 突いてでたら、すかされてしまった。
小さい相手は、よけるのもうまい。
 ○(叩き込み) 高安 必死の相撲が続きます。
白星先行で進みたい。
8日目  ●(突き落とし) 安美錦 押し込んだが、本当に変化に弱い。
昨日と似た負け方をしてしまった。
 ●(肩すかし) 若の里 ベテランの力持ちにやられた。
相撲のコツを知っている気がします。
9日目  ○(寄り切り) 稀勢の里 大変な迫力相撲で圧倒。
場内がびっくりして、静まり返ったのが印象的でした。
 ●(押し出し) 豪栄道 幕内の実力者たちは、やはり、相撲のうまさで一枚上手のような気がします。
肉薄して、対等の実力を早くつけてほしい。
10日目  ●(肩すかし) 豊ノ島 一喜一憂の日々です。
「相撲は、本当に難しい」との感想を述べていましたが、攻めたことをよしとして明日の把瑠都阻止につなげたい。
 ●(押し出し) 松鳳山 我慢できず引いてしまって墓穴を掘ってしまった。
体力を生かして押し切る相撲を忘れずに。
11日目  ○(寄り倒し) 把瑠都 先輩大関を把瑠都は甘く見てしまいました。
ファンとしても、悲壮な応援だったこと、見損なってはいないのですが、そこが悲壮に。
もう、明日も勝ちたい!
 ○(押し出し) 宝富士 今日は、はっきりと力の差が出た相撲だと思います。
勝ち越しは、使命!
12日目  ●(上手出し投げ) 白鵬 今場所の白鵬は、優勝目指して全力投球。いいところまでいったけれど、最後は放り投げられてしまいました。  ○(決め倒し) 隆の山 必死の相撲が続きます。細い隆の山もねばって2番続けての物言い相撲となりましたが、さいごは、気迫で倒しました。
13日目  ○(寄り切り) 阿覧 今日は強い琴欧洲です。
正攻法の相手には、自分の相撲を取りきることが出来ます。
 ○(押し倒し) 若荒雄 闘志あふれた相撲で、押し倒しました。
田子ノ浦部屋の所属だった力士は、幕下と序二段で優勝、三段目では、全勝で優勝決定戦に進む、という、大変な活躍で、故田子ノ浦親方の墓前に報告するようです。
14日目  ●(下手投げ) 鶴竜 鶴竜は相撲がうまい。
うまい力士には、上を行く力で圧倒したいが、つい相手の相撲に合わせてしまうようでつらい。
大関戦は、対等の成績なので、来場所はさらなるがっちりとした相撲を築きたい。
 ●(寄り切り) 大道 いい形にくんだが、その後止まってしまい、寄られた。
勝ち越しがかかった相撲で、固くなってしまったか。
千秋楽  ●(上手投げ) 日馬富士 きれいに投げられてしまった。
増して稽古に励み、来場所の奮起を期待したい。
 ○(掬い投げ) 寶智山 気合の相撲で、勝ち越し。
故田子ノ浦親方の墓前に報告が出来ます。

平成24年初場所

東大関 琴  欧  洲 西前頭7枚目碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
10勝5敗
連合稽古では、他の大関との取り組みでも、左上手を取れば相手が身動きできなくなる力は健在、との解説。
部屋での稽古も、増してこなしてきたと聞きます。期待して見たい。
6勝9敗  正念場の場所が始まります。
まわりは、横綱大関と渡り合ってきたツワモノばかり。相手のとって不足無し。
解説者の高い注目度に応えたい。
初日  ○(押し出し) 安美錦 対安美錦戦で、これだけ落ち着いた取り口を見るのは初めてです。期待して見守りたい。  ●(寄り切り) 阿覧 やはり、まだ相撲が甘い。そんな感想です。阿覧が上手を取った時の強さは、相当なもの。
明日の相撲に期待したい。
2日目  ○(押し出し) 雅山 今日も落ち着いていました。
自分を信じて、自信を持っていきましょう。
 ●(叩き込み) 松鳳山 今日も、パワーが通じませんでした。
一番一番が稽古、なのだから日進月歩で行きましょう。
3日目  ○(上手投げ) 豪風 もろ差しになられたが、上手をがっちり引いての力強い投げで一蹴。  ●(寄り切り) 栃煌山 琴欧洲ももろ差しになられて何回か負けている相手。わきの甘さが指摘されているその弱点が、もろに出てしまいました。試練の日々が続きます。
4日目  ○(突き倒し) 豪栄道 迫力満点!突きで、押し飛ばしました。
新しい力に負けないだけの力は持ち合わせています。
 ●(上手出し投げ) 妙義龍 幕内上位の壁にぶつかっています。
必死で、ぶつかっていけば、壁は突き破ることが出来るはず。我慢の相撲が続きます。
5日目  ○(寄り切り) 隠岐の海 もろ差しになられたが、あわてることなく両上手を引き付け、圧倒。  ●(送り出し) 嘉風 どうすれば勝てるのか。負け相撲が明日の肥やしになる、ことを信じて、前に出よう!
6日目  ○(叩き込み) 若荒雄 今日は、背が高いことが活きました。
押し込まれての叩きだったけれど、叩きに余裕がありました。
解説の玉ノ井親方が、大きな相撲が取れている、と評価しています。
 ○(寄り切り) 豊響 いい勝ち星でした。
相当な迫力を備えた豊響ですが、押し勝ちました。
自信になる1勝です。
7日目  ●(押し出し) 豊真将 離れた仕切りで相手をあわてさせよう、という作戦に、まんまと乗せられてしまいました。
しかし、相手を押し込んでいたので、押す力がなかったわけではありません。
めげることなく、鋭い立ち合いで相手を押し飛ばす迫力で、明日も進もう。
 ●(突き落とし) 旭天鵬 ベテランの実力者相手で、うまくさばかれてしまった、という感じです。
明日は力の栃ノ心、思い切って攻めの相撲を。
8日目  ○(下手投げ) 豊ノ島 負けた次の日に嫌な相手と当たる、というめぐりあわせになったが、怖がらずに強い攻めで圧倒しました。
頼もしくなりつつある琴欧洲、です。
 ○(寄り倒し) 栃ノ心 強い相撲で、実力者栃ノ心を力で攻め込みました。
幕内上位の水に徐々になじんできているようです。
9日目  ●(押し出し) 日馬富士 あたりは、決して弱くはなかったのですが、増して日馬富士のほうが鋭かった気がします。その分、かわされて前にのめってしまった。
しかし、明日以降の相撲は、期待して応援していきたい。力は出ています。
 ●(寄り切り) 臥牙丸 自分より一回り大きい相手に圧倒されました。
これも経験です。
10日目  ○(寄り切り) 北太樹 連敗はせず。勝ち越して、ホッと一息です。
ここ何場所かカド番を経験しただけに、安定した相撲で勝ち越したことには、充実感もあると思います。
しかし道半ば。これからの相撲が、来場所以降につながる大事な一番一番です。
思い切った相撲を見せてほしい。
 ○(寄り切り) 時天空 負けたら負け越し、という相撲。闘志むき出しの立ち合いで、相手をカッカするほどに興奮させたが、ものともせずに攻めきる。
11日目  ●(下手投げ) 鶴竜 前日白鵬を破って意気上がる鶴竜に、気合の差でやられました。
未だ鉾を収めるのは早い。一番でも白星の積み重ねを!
 ●(叩き込み) 栃の若 必死の攻めをぶつけたが、力が評価されてきた栃の若相手で、力の差が出た感じです。
この一番は明日の肥やし、めげずに明日も前へ。
12日目  ○(押し出し) 高安 確実に白星を積み上げました。
少し手こずったが、闘志を前に出しての白星で、横綱大関相手のあと3日間に割って入りたい。
 ○(寄り切り) 大道 闘志満々。負け越したからと言って、落ち込むにはまだ若すぎる。
明日につながる相撲を取り続けている姿は頼もしくさえあります。
13日目  ○(寄り切り) 白鵬 今場所は一味違った。
それを象徴するような勝ち星。白鵬に勝つのは、久し振りです。
 ○(寄り切り) 旭秀鵬 全力の相撲が続きます。
序盤戦の連敗で、どうなることかと思ったけれど、いつの間にか周りの水になじんできました。
14日目  ●(寄り切り) 把瑠都 今場所の把瑠都の勢いには、残念ながら一歩後れを取りました。
がっぷりの力相撲も期待したが、相手の攻めが早かった。
 ○(押し出し) 豊真将 今場所琴欧洲を破っている相手で、分が悪いか、と思っていたが、積極的な攻めで、圧倒してしまいました。夢が広がる勝ち星です。
千秋楽  ●(寄り切り) 稀勢の里 最後負けてしまったけれど、何とか二けたの星を残しました。
少なくとも、力を出した相撲が何番か見られたことが収穫でした。来場所の積み上げを期待したい。
 ●(寄り切り) 魁聖


平成23年九州場所

東大関 琴  欧  洲 前頭16枚目碧 山 
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 
9勝6敗
大関3度目のカド番、場所前、真剣に稽古に取り組んだことが報じられています。守りの相撲ではなく一気に突き抜けてほしいものです。 11勝4敗  さあ、幕内力士として期待の相撲が始まります。胸弾ませて、観戦します。
初日  ○(送り倒し) 豪栄道 落ち着いた相撲で、初日クリア。
力強く一番一番を取りきっていってほしい。
 ○(押し出し) 剣武 力強い相撲でした。「体のバランスがいい」とは、北の富士さんの感想。
2日目  ●(押し出し) 豊ノ島 体調はいいように思えたが、やはり、これまでの負け意識が、あわてさせてしまった、というところか。  ○(寄り切り) 佐田の富士 作戦勝ち、とのこと。
新入幕2連勝は、幸先よし。
3日目  ○(寄り切り) 栃ノ心 力の入った相撲で、完勝!昨日の相撲を引きづったところが見受けられず、ホッとしました。
明日からも楽しみにして観戦したい。
 ●(引き落とし) 武州山 前に出るところをいなされてしまった。ベテランに、うまく取られたというところ。
4日目  ○(寄り切り) 隠岐の海 3連敗している相手で、緊張しているようだったが、そこはしっかりと勝ち星を。  ○(寄り切り) 朝赤龍 実力者朝赤龍に完勝!徐々に自信につながって行きます。
5日目  ○(寄り切り) 阿覧 怪力の阿覧相手に力で圧倒!頼もしい一番でした。期待が膨らみます。  ○(押し出し) 磋牙司 押しに破壊力があります。
一番一番がそのまま力を付けていく稽古。相撲を取ることが楽しくてしょうがないのではないでしょうか。
6日目 ○(上手出し投げ) 旭天鵬 力強い相撲が続きます。
自信が戻ってきたかもしれません。
これからまだ、難敵が控えてはいますが。
 ○(蹴返し) 魁聖 攻めの姿勢が、先輩大型力士との力勝負で、器用な技に結びついたような気がします。
7日目  ○(上手投げ) 臥牙丸 格の違いを見せた相撲でした。
落ち着いて取れたのは、自信からでしょうか。
 ●(小手投げ) 玉鷲 押し切れなかった分、悪い左差しになった。左腕が決められた形になり、土俵を割る。
8日目  ●(突き落とし) 稀勢の里 立ち合いから一気に押して出て、勝った相撲だった。最後で逆転する力が、今の稀勢の里が強くなったところ。もう少し慎重に攻めていれば、と悔やまれる。  ○(寄り切り) 宝富士 休まず攻める相撲で完勝。
解説者の評価が、徐々に上がっています。
9日目  ●(寄り倒し) 栃煌山 昨日までの相撲が嘘のような立つだけの立ち合いで、相手の思うままの相撲に。残念な結果です。
自分を信じての鋭い立ち合いを切望します。
 ○(引き落とし) 妙義龍 力の入った押しで攻めた分、相手が崩れてくれました。十両で2場所連続優勝した力士相手の集中した相撲で、土俵を降りてからもしばらく興奮した顔のままでした。
10日目  ○(寄り切り) 栃の若 必至の相撲で、勝ち星をもぎ取りました。攻めていたことが、好結果につながったようです。  ●(押し出し) 豊響 幕内中堅の相手で、力負けしてしまいました。もっと力をつけなくては。
11日目  ○(寄り切り) 豊真将 早いうちに勝ち越してよかった。あと、全力で勝ち星を重ねたいところ。  ○(小手投げ) 松鳳山 大きな相撲で、投げ飛ばしました。このまま2ケタ勝利を望むのは欲張りか。
12日目  ●(押し出し) 鶴竜 いやー、いつも負ける相手にはほんとに弱い。今場所も、ことごとく負けてしまった。
しかし、栃煌山以外は攻め込んだが負けたもの。
来場所に期待したい。とりあえず大関戦は、互角以上の相撲を!
 ○(押し出し) 豪風 今日の一番は、自信になるのではないだろうか。幕内中堅、しかも今場所好調の力士。
一気に実力アップにつなげてほしい。
13日目  ●(下手投げ) 白鵬 白鵬の優勝を阻止しようとする大関の意地は見せた。しかし、今の白鵬には、倒すまでいくのは至難の業、と言える。  ○(押し出し) 木村山 今日も押しがさえて、10勝目。明日は元大関の力士。相手にとって不足無し。
14日目  ●(下手投げ) 把瑠都 十分な体制での負けは、ショックが大きい。第一目標の勝ち越しが達成されたせいか、気力がこもらない。  ○(叩き込み) 雅山 元大関からの勝ち星で、敢闘賞確定!
千秋楽  ○(寄り切り) 日馬富士 落ち着いて、勝ち星につなげました。
しっかりとした相撲を来場所につなげたい。
 ●(引き落とし) 若荒雄 相手は、好調の幕内での先輩。11勝挙げたことで、良しとしたい。敢闘賞は夢のようです。

平成23年秋場所

東大関 琴  欧  洲 十両6枚目碧 山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
1勝6敗8休 ブルガリアに里帰りして、いいリフレッシュができたとか。それは、ぜひ本場所で答えを出そう。 10勝3敗2休
初日  ●(引き落とし) 隠岐の海 立ち合いの鋭さで負けていた感あり。
鋭い踏み込みで相手に圧力をかける相撲を見せてほしい。
2日目  ●(下手投げ) 豊ノ島 久し振りの得意の下手投げを食ってしまった。
連敗は痛いが、持ち直すしかない。
3日目  ●(押し出し) 豊真将 相撲の取り方をどうすればいいのか、わからなくなっているようだ。これから厳しい日々が続く。何とか自力で跳ね返してほしいもの。
明日も、あの把瑠都を破った嘉風だ。
 ○(押し出し) 城ノ龍
4日目  ○(押し出し) 嘉風 ようやく1勝。必死の相撲で押し飛ばす。  ○(送り出し) 玉乃島
5日目  ●(掬い投げ) 若の里 今日の負けで、先の見通しが大変厳しくなったと思います。開き直って自分を出す相撲を。  ○(押し出し) 松谷
6日目  ●(寄り切り) 栃煌山 立ち合いは悪くなかったが、どうしても相手の思うような取り口になります。場所前に右ひじを痛めたとか。思い切った相撲が取れないのは、そのせいでしょうか。  ●(押し出し) 妙義龍
7日目  ■(不戦敗) 栃ノ心 やはり、思い切って相撲が取れない状況だったのでしょう。  ○(押し倒し) 益荒海
8日目    や  ●(引き落とし) 佐田の富士
9日目    や  ○(引き落とし) 宝富士
10日目    や  ○(押し倒し) 栃乃洋
11日目    や  ○(押し出し) 飛天龍
12日目    や  ○(寄り倒し) 天鎧鵬
13日目    や  ○(寄り倒し) 旭秀鵬
14日目    や  ●(上手投げ) 千代の国
千秋楽    や  ○(引き落とし) 北勝国

平成23年名古屋場所

東大関 琴  欧  洲 十両4枚目碧 山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
9勝6敗 背水の陣。大関3度目のカド番です。
底力を見せてほしい。
7勝8敗
初日  ○(寄り切り) 旭天鵬 力が戻ったかを占うには力のあるはいい相手。勝って、少し光は見えるか。
まだ、安心はできない。明日の鶴竜、大関候補。ここをはねのけて、大関の意地を見せてほしい。
 ●(叩き込み) 黒海
2日目  ●(上手投げ) 鶴竜 せっかく左四つ、両まわしを取ったのに、攻めの備えを作らずそのまま寄って行って墓穴を掘った、と思いました。琴欧洲の悪い癖です。
しかし、嘆いている暇はありません。明日の相撲に全力集中です。
 ○(押し倒し) 玉乃島
3日目  ○(寄り倒し) 土佐豊 必死の相撲が続きます。
けがをした土佐豊には気の毒なことをしました。
 ○(押し出し) 華王錦
4日目  ○(叩き込み) 嘉風 なりふり構わぬ相撲が続きます。
全力の相撲は潜在能力の高さを感じさせます。
 ○(押し倒し) 佐田の海
5日目  ●(寄り切り) 若荒雄 勝ちたい気持ちが相撲を硬くしてしまっている、という気がします。自分の相撲を取れば負ける相手ではないのに。  ●(寄り切り) 寶智山
6日目  ○(上手投げ) 栃ノ心 昨日の相撲で、少し不安が生まれたけれど、連敗はせず、よかった。
我々が心配しているより、ずっと本人の方が、プレッシャーに立ち向かわなければならず、その意味では、祈りがあるのみです。
 ●(引き落とし) 武州山
7日目  ○(押し倒し) 豊ノ島 力強い相撲でした。
力が入る相撲が続き、希望が持てます。
 ○(寄り切り) 玉飛鳥
8日目  ○(叩き込み) 豪栄道 力は出ている。そんな気がしました。その差が一瞬の差で勝ちにつながったのでは。「ツキも実力のうち」です。
しかし、危ない相撲でした。
 ●(押し倒し) 舛ノ山
9日目  ○(押し倒し) 安美錦 何か仕掛けようとする安美錦に、落ち着いて対応し、最後は圧倒しました。
毎日の一番一番が勝負。
3度目のカド番体験から精神力を蓄えてくれること、祈ります。
 ○(押し倒し) 城ノ龍
10日目  ○(押し出し) 魁皇 カド番脱出!
早い段階の勝ち越しだから、もう少し欲を出したい。残り全部勝って準優勝!というのは夢でしょうか?
 ●(引き落とし) 剣武
11日目  ●(押し出し) 日馬富士 気合の差がそのまま相撲に出た感じです。
日馬富士の方が立合いに鋭さがありました。
 ●(肩透かし) 妙義龍
12日目  ●(叩き込み) 稀勢の里 またまた魔の後半戦か、と感じさせるような連敗。持ち直して、盛り返してほしい。  ○(寄り切り) 明瀬山
13日目  ●(小手投げ) 白鵬 十分の体勢から攻めて、投げられてしまいました。やはり、集中力の差でしょうか。  ●(寄り切り) 千代の国
14日目  ○(掬い投げ) 把瑠都 力の入った相撲で、後半戦一矢報いました。
明日勝って、二桁に乗せたいところ。
 ●(送り出し) 佐田の富士
千秋楽  ●(寄り切り) 隠岐の海 充分な体制になりながらの負け。今場所、何番かそんな負けがありました。  ○(押し出し) 垣添


平成23年5月技量審査場所

※NHK放送がないため、観戦記は記入せず各取組の勝敗(決まり手)のみの記載となります。
東大関 琴  欧  洲 幕下東1枚目碧 山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
3勝8敗 久方ぶりの大相撲。すべてが本場所としての扱いとなるからには、気合のこもった相撲とすべきことに変わりありません。次へのステップにつながる相撲を期待したい。 5勝2敗
初日  ○(上手投げ) 鶴竜  ○(引落し) 剣武
2日目  ●(寄り切り) 栃煌山
3日目  ●(叩き込み) 北太樹  ○(寄り切り) 上林
4日目  ●(寄り切り) 豊真将
5日目  ●(突き落し) 豪栄道  ●(引落し) 松谷
6日目  ●(突き落し) 豪風
7日目  ○(寄り切り) 安美錦 九死に一生。勝ち拾う。  ○(寄り倒し) 隆の山
8日目  ○(押し出し) 豊ノ島 押し込まれるも押し返し、昨日に続き苦手から連勝。  ●(押し出し) 磋牙司
9日目  ●(小手投げ) 隠岐の海
10日目  ●(叩き込み) 阿覧
11日目  ■(不戦敗) 稀勢の里  ○(寄り切り) 鳰の湖
12日目
13日目
14日目  ○(掬い投げ) 寶智山
千秋楽

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平成23年初場所

東大関 琴  欧  洲 幕下西5枚目碧 山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
10勝5敗 結婚後、そして部屋頭で迎える初場所。いやでも、ずっしりと重いものが載ります。
しっかりと持ちこたえてこそ押しも押されもせぬ大関。踏ん張れ!琴欧洲。
4勝3敗
初日  ○(押し出し) 安美錦 必死の相撲で勝ち星をもぎ取る。同体か?とも思えたが、闘志で攻めた分、優位にはたらいた感あり。いずれにしても大きい1勝です。
2日目  ●(押し倒し) 栃煌山 力を付けてきている栃煌山のうまさにやられた。相撲が少しおとなしくなっている、と感じるのは気のせいでしょうか。
気迫のこもった鋭い踏み込みを見せてほしい。
明日も、あまり好きではない豊ノ島と試練の取り組みが続きます。
 ○(突き落とし)
3日目  ○(寄り切り) 豊ノ島 好調な相手だけに、相当気合が入っていた。
立ち合いの踏み込みが鋭く、右からの絞りも効いていました。攻めた分、かろうじて逆転を防げたことにつながった。
今場所は、上位に力のある力士が目白押し。気迫の相撲を取れば、簡単には負けないのだから、自信を持って!
 ●(寄り切り) 荒鷲
4日目  ○(寄り切り) 阿覧 今日は危なげのない完勝でした。
まさに“電車道”。
力勝負になれば、格が違います。
5日目  ○(下手出し投げ) 玉鷲 今日もいい踏み込みで、完勝。
集中力が増しているのを感じます。
解説者が、白鵬について、「踏込みで相手を弾き飛ばすぐらいの迫力がある」と評していました。琴欧洲も体力はそのぐらい持っています。自信を持って攻める踏込みをものにしてほしい。
 ○(寄り切り) 持丸
6日目  ○(上手出し投げ) 栃ノ心 変化の心配がない相手なので、思い切ってぶつかって行けました。気合もこもっていたように思います。
7日目  ○(上手投げ) 嘉風 がっちりと捕まえての上手投げ。
一番一番積み重ねていくことが大事です。
 ○(押し出し) 益荒海
8日目  ○(寄り切り) 稀勢の里 今日も、気合の入った立合いから、力で圧倒。変化をしない稀勢の里は、思い切って力を出せるやりやすい相手のようです。
9日目  ○(寄り切り) 徳瀬川 今日も力の入った相撲で、完勝!
早い勝ち越しです。
 ○(寄り切り) 琉鵬
10日目  ●(押し出し) 豊真将 昨日勝ち越してホッとしたのか、それほど気合の入らない立合いに見えました。相手の豊真将の方は、仕切りの時から燃えていて、低くいい立ち合いで圧倒されてしまいました。
明日は大関日馬富士。観客を沸かせる大関相撲を見たい。
11日目  ○(寄り切り) 日馬富士 立合いは、日馬富士に攻め込まれたが、落ち着いた取り口で、勝ちにつなげました。
解説の北の富士さんが「琴欧洲の相撲がうまかった」と評していました。
白鵬が負けて、再びチャンス到来。
明日の鶴竜戦は、大きな一番と見ます。力の相撲を期待したい。
 ●(押し出し) 華王錦
12日目  ●(下手投げ) 鶴竜 あぁー、もったいない。鶴竜に先に十分な体制になられてあわてたのかも。不十分なままやみくもによって出てきれいに逆転の下手投げ。
こうなれば、明日白鵬に一矢報いるしか回復の余地はない。根性だ!
13日目  ○(寄り切り) 白鵬 背水の陣も、白鵬を倒すまでにはいかなかったか。
こうなれば、目標は残りを白星で。
14日目  ●(小手投げ) 魁皇 またしてもこれしかない投げにやられる。わかっていても防げないものなのか。何とも残念!
千秋楽  ○(寄り倒し) 把瑠都 危ないか、と思っていたが、案に相違していい攻めが生きて、完勝でした。
10勝は、大関の最低線。何とかクリア、というところでしょうか。おっつけて上手を取りに行く、という戦法を身に付けようとしているようですが、まだ練習中の感。早く自分の相撲を形成してほしい。
 ●(寄り切り) 芳東

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平成22年九州場所

大関 琴  欧  洲 幕下東3枚目碧 山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
8勝7敗 今年最後の場所。やはり、白鵬に勝てるのは琴欧洲だけです。
なんとか一矢報いよう。
3勝4敗
初日  ○(寄り切り) 阿覧 力強い立ち合いから、圧勝。
ただし、明日の安美錦のような早い動きの人や小さい人とやると別人のようになってしまうことがある、と解説北の富士さんの弁。
北の富士さんを安心させてあげたい!
2日目  ●(押し出し) 安美錦 うーん残念!なにをするか、のあまり思い切った攻めができない。
基本に返って、鋭い立ち合いと踏込の圧力を思い出したい。
白鵬がついに負けた!
 ●(寄り倒し)
3日目  ○(寄り切り) 朝赤龍 気を取り直し、しっかりと前に出て万全の寄り切り。
一番一番が勝負です。
 ●(引き落し) 清瀬海
4日目  ●(すくい投げ) 豊真将 受け身に回ったためか雑な相撲になってしまった。
なんとか立て直していきたい。
5日目  ●(寄り切り) 稀勢の里 白鵬を破った稀勢の里の勢いがまさったか。最後は、力負けしてしまった感あり。
基本に帰って、立ち合いの集中力と踏込、前に出る相撲を!
 ●(寄り倒し) 徳真鵬
6日目  ○(寄り切り) 北太樹 負けられない相撲です。必死に攻める気持ちが伝わってきました。
一番一番積み上げていくしかないです。
7日目  ○(寄り切り) 白馬 相手が変化する間を与えずに長い右手を差し込み、押し進めての完勝。
この相撲は、苦手力士すべてに通用する取り口ではないか。
臆せず攻めるべし。
 ○(上手投げ) 仲の国
8日目  ○(上手投げ) 栃ノ心 立ち合いすぐに右差し先に両まわしをがっちり引いて、勝負を付けました。
明日の豪風は時々負けている相手。しっかりとした立ち合いで、踏み込んでいきたい。
9日目  ○(上手投げ) 豪風 的が小さいために用心したのか、相手を見て立つ立ち合いで少し攻め込まれたが、余裕もある勝利でした。
明日は白鵬に善戦した嘉風。痛い黒星を喫したこともあります。鋭い踏み込みで、組み止めたいところ。
 ○(突き落とし) 中野
10日目  ○(寄り切り) 嘉風 前へ攻めていたため、危ないところはありませんでした。
このまま白星を積み上げていきたいもの。
11日目  ○(寄り切り) 栃煌山 すかされ双差しを許したが、すぐにはさみつけて前に攻めきる。
出足の踏み込みに鋭さがほしいところだが、自信がよみがえってきているのを感じる。
明日の鶴竜戦期待する。
 ○(叩き込み) 上林
12日目  ●(突き落とし) 鶴竜 やはり、苦手意識があるのか。攻め急いでしまった感あり。鶴竜の足腰は筋金入り。昨日と同じ様な攻めだが結果は逆に。
明日から好調の横綱大関相手。存在感を見せたいところ。
13日目  ●(上手投げ) 把瑠都 優勝の望みが残る把瑠都の気合いが勝り、完敗!10勝行けるか。
14日目  ●(すくい投げ) 徳瀬川 もろ差しになられて焦りが出てしまった。
今日の負けは、明日の勝ちでしか帳尻を合わせることが出来ないはず。
千秋楽  ●(上手投げ) 白鵬 8勝は残念な結果。今場所の屈辱を来場所で晴らしたい。それには、やはり稽古で。  ●(押し出し) 土佐ノ海

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平成22年秋場所

大関 琴  欧  洲 幕下西9枚目碧 山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
10勝5敗 佐渡ヶ嶽部屋を背負っての重い土俵となる秋場所です。どっしりとした相撲で、その責任に応えよう!。 5勝2敗
初日  ○(上手投げ) 時天空 一瞬危なかったが、上手をしっかり取った分、勝ちにつながった気がします。
今日の鶴竜、強かった。明日は、全力を集中して退けたい。
 ○(叩き込み) 吐合
2日目  ○(寄り切り) 鶴竜 よく勝ちました!途中、負けたかと思った場面も。必死の相撲が通じました。
ホッとせず、気を引き締めて次へ進めたい。
3日目  ○(叩き込み) 豊真将 今日は、闘志あふれた力強い相撲で、完勝でした。一番一番が自信につながっていきます。
4日目  ○(寄り切り) 栃の心 顎を引いて鋭い出足、先に上手まわしを引く。栃の心に何もさせずに寄り切る。いい相撲でした。
明日も気を引き締めて攻めよう!
 ○(寄り切り) 鳥羽の山
5日目  ○(押し出し) 若の里 いなされたが、押しの圧力で5連勝。  ○(引き落とし) 中野
6日目  ○(寄り切り) 稀勢の里 小細工をしない真っ向勝負の稀勢の里は取りやすいのか。これで対稀勢の里戦10連勝とのこと。
7日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 がっぷり左四つになってからの勝負に力の差が出ました。徐々に集中力が高まってきた。そう感じます。
これからの後半戦に期待したい。
8日目  ○(寄り切り) 阿覧 立つと同時に右四つ左上手を引き、万全の態勢に。解説の北の富士さんが、「立ち合いに迷いがない」と言っていました。
これからが正念場です。
 ●(寄り切り) 高安
9日目  ●(上手投げ) 安美錦 まさに天敵。昨日が嘘のように一気の立ち合いができない。
傷だらけの相手に足がついていけず、苦杯をなめる。
持ち直してほしい。
10日目  ○(上手投げ) 魁皇 今の力では、正攻法の魁皇には負けないようです。
後半戦、存在感を示してほしい。
 ○(寄り倒し) 青木
11日目  ●(寄り切り) 白馬 またも、注文相撲にはまってしまった。
持ち直して!
 ○(小手投げ) 舛ノ山
12日目  ●(押し出し) 栃煌山 集中の糸が切れてしまったのか、普通の相撲になって、相手の圧力に負けた。
残りの3日間で明日へつながる力を発揮してほしい。
13日目  ●(送り投げ) 日馬富士 残念な3連敗。
明日、闘志を奮い起しヒーローになろう!
14日目  ●(寄り切り) 白鵬 必死に立ち向かったが、気力の差は歴然。
明日、何とか2ケタに乗せたいもの。
千秋楽  ○(寄り切り) 把瑠都 何とか白星を二けたに乗せる。
臨機応変の相撲に対抗する、あるいは自分が臨機応変に反応の速い相撲を取る、というのは、頭で考えてできるものではない。稽古につぐ稽古で身に着けるしかない。
 ●(寄り切り)

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平成22年名古屋場所

大関 琴  欧  洲 幕下西15枚目碧 山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
10勝5敗 相撲界存亡の危機に直面しての名古屋場所。土俵での活躍で、乗り切りたい。 4勝3敗
初日  ○(寄り切り) 朝赤龍 落ち着いた相撲で、完勝。
2日目  ○(掬い投げ) 白馬 先場所苦杯を喫した相手だけに、油断なく万全な取り口でねじ伏せる。  ○(寄り切り) 拓錦
3日目  ○(寄り切り) 阿覧 3連勝。他の大関陣が星を崩している中、もっか孤軍奮闘。
4日目  ○(寄り切り) 安美錦 今場所は、相撲がどっしりと重くなっている、とみるのはひいき目でしょうか。難敵安美錦にも力相撲で完勝。  ●(寄り切り) 双大竜
5日目  ○(寄り切り) 栃煌山 相撲のうまい好調栃煌山も組み止めて圧倒。中盤戦にも一層の集中力を期待したい。  ●(寄り切り) 旭秀鵬
6日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 もろ差しになられ、ひやりとしたが、ふところの深さを利用し、押し切る。
7日目  ○(寄り倒し) 稀勢の里 正攻法の稀勢の里には、合い口がいい。一気の出足で圧倒。
明日は全勝鶴竜。この一番が、今場所の勝負か。
8日目  ●(掬い投げ) 鶴竜 好調時の鶴竜は、強い。この1敗は痛いが明日から気合を入れなおして巻き返したい。  ○(引き落とし) 白乃波
9日目  ●(押し出し) 栃ノ心 うまく変わられてしまった。連敗は痛いが、ここは踏ん張りどころ。持ち直さなければ。
10日目  ○(上手投げ) 魁皇 組んでから、無理して上手を取りにいかず、自分の形で勝ちにつなげました。力強い一番でした。  ●(押し出し) 青木
11日目  ●(叩き込み) 時天空 鋭さに欠ける立ち合いで、相手の注文そのままを喰ってしまいました。
昨日の相撲で魁皇がけがをしてしまったことが、気にかかっていたのか?勝負の世界、とは言いながら気にかかってしまう優しさが、琴欧洲の人気のゆえんでもあります。
12日目  ○(寄り切り) 豊真将 前へ前へと攻めていたので、自然と右上手が取れました。完勝です。  ○(寄り切り) 寺下
13日目  ●(上手投げ) 白鵬 善戦したが、力及ばす。立ち合いの気迫に押されて白鵬が立てず、待ったしたことで、よしとするべきか。
14日目  ○(寄り切り) 把瑠都 積極的に攻め続けた結果が勝ちにつながりました。あと1番勝ち11勝としたい。  ○(叩き込み) 北はり磨
千秋楽  ●(押し出し) 日馬富士 残念ながら相手の立ち合いが強く。
つらい試練の場所が終わりました。
来場所に向けて更なる稽古を。

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平成22年夏場所

大関 琴  欧  洲 幕下西5枚目碧  山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
9勝6敗 大関も大きな把瑠都が割り込んできて、窮屈になりました。せっかく、上に空いている席が出来たのだから、何も窮屈なところにいつまでも居ることはない。余裕のある上の席を目指したい。 2勝5敗
初日  ○(上手投げ) 豊ノ島 力強い相撲で、苦手意識払拭!一瞬ヒヤリとしたが、危なげない相撲でした。  ●(下手投げ) 隆の山
2日目  ○(叩き込み) 安美錦 必死の相撲で、苦手安美錦を攻略。とにかく勝つことが苦手意識払拭の一歩。これらの勝ちをこれからの相手につなげて、価値ある2勝としたい。
3日目  ●(寄り切り) 栃ノ心 必死で切り抜けた今日は、ブラックボックスか?残念だが仕方ない。明日から心機一転、また勝ち星をつかもう!
4日目  ○(上手投げ) 雅山 続けて負けるわけにはいかない。力強く圧倒。  ●(寄り切り) 芳東
5日目  ○(寄り切り) 豊真将 今日も強い相撲で圧勝。1敗して目が覚めたか。そうあってほしい。  ●(寄り切り) 琴禮
6日目  ●(叩き込み) 鶴竜 立合いの踏み込みで負けている。甘く見たわけではないと思うが、鶴竜は地力があった。
7日目  ○(上手投げ) 稀勢の里 正攻法の力士は、比較的取りやすい相手。今日は、力の入った相撲で白星。  ●(寄り切り) 薩摩響
8日目  ○(寄り切り) 北太樹 鋭い立合いに、胸のつかえが少し取れました。これから、いつもこのような立合いが見たいです。
9日目  ●(上手投げ) 朝赤龍 この1敗は大きい。が、終わったことにいつまでもこだわっているわけにはいかない。明日からの横綱大関戦が正念場。我々の胸のつかえをきれいにとっていただきたい!頑張れ琴欧洲!希望の明日が待っている。  ●(寄り切り) 柳川
10日目  ○(寄り切り) 把瑠都 ひたむきに真剣に向かった。そのまま相撲に出ました。今日は、把瑠都のほうが甘かった。胸のつかえの大きなものがひとつ取れた感。まだ全部は取れてない。
11日目  ○(勇み足) 栃煌山 もうけた1勝。とにかく勝ったことに違いはない。  ○(押し出し) 荒海
12日目  ●(寄り切り) 白馬 今場所は、モンゴル勢の襲来に刀折れたか?
まだ2人、大将白鵬と副将日馬富士が残っている。何とか盛り返してほしいもの。
13日目  ○(寄り切り) 日馬富士 闘志あふれる立合い。この立合いで明日の白鵬にも攻めの相撲を!
14日目  ●(寄り倒し) 白鵬 闘志あふれた相撲で、前まわしをとった。白鵬以外なら、これで勝ち。ここからでも変幻自在の白鵬は、さすがというべきだと思う。
しかし、今場所一番苦労した勝ち星だったのではないか。もって瞑すべし。
 ○(上手投げ) 北園
千秋楽  ●(寄り切り) 魁皇 今日は、やりにくかった。観客は皆魁皇1000勝の応援。影響が出たことは間違いない。
来場所また頑張ろう!
立合いから前まわしをとる相撲が自分の型になりつつある。また1歩、歩を進めた感あり。

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平成22年春場所

琴  欧  洲 碧   山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
10勝5敗 結婚披露で、2人分の責任を負う門出の場所となります。そして、上位陣には難敵が勢ぞろい、試練の春場所です。初日2日目早々と荒波が押し寄せます。しっかりと受け止め、はじき返していきましょう! 7勝0敗
初日  ○(押し出し) 鶴竜 フアンの心配をよそに、落着いた相撲で押し出しました。幸先よし。
2日目  ●(叩き込み) 安美錦 踏み込みがない立合いで、相手の思うまま。思い切った踏み込みと立合いを熱望する。  ○(小手投げ) 天緑
3日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 先に上手を取られ、十分になられたが、落着いて逆に自分十分。こうなれば、負けない。
4日目  ○(寄り切り) 若の里 今日も落着いた相撲でした。相手にもろ差しを許し寄られたところで、バタバタしたらそのまま負けていた。落着いてしのぎ右上手を取ってから逆転。手が長いことが幸いして上手に手が届きました。  ○(寄り切り) 大河
5日目  ○(寄り切り) 阿覧 強い琴欧洲でした。阿覧の力も定評があるが、引付けでその阿覧が浮き上がるほど。
6日目  ○(不戦勝ち) 豪栄道  ○(押し出し) 肥後ノ城
7日目  ○(寄り倒し) 稀勢の里 正攻法の力士には、強い!立合いも早かった。  ○(押し出し) 古市
8日目  ●(寄り倒し) 土佐豊 初めての大関挑戦者に、よもやの敗戦。甘く見たわけではないと思うが、平凡な立合いのため押し込まれ、負けにつながりした。解説者の北の富士さんが、こんなところで後退してしまったことに、本当にがっかりしていました。明日以降の奮起を期待。
9日目  ○(寄り倒し) 玉響 昨日の分まで気合がこめて、圧勝でした。
明日は、把瑠都。ヨーロッパ力士の主役はまだまだ明け渡すわけにはいきません。
 ○(寄り切り) 柳川
10日目  ●(寄り切り) 把瑠都 何とか食い止めようとしたが、今場所の把瑠都のパワーには、かぶとを脱ぐしかなかった。
残り5日間、持てる力を出し切り、次の場所につながる相撲をとりきりたい。
11日目  ○(寄り切り) 豊真将 強い琴欧洲で勝ち越しです。
上を目指すためには残りの4番が大事だ、解説者も言っていました。
 ○(小手投げ) 栃矢鋪
12日目  ○(上手投げ) 豊ノ島 両側から挟みつけて中に入らせない取り口に工夫が見えます。何より、相撲に落ち着きがありました。これで豊ノ島とのこの1年4勝1敗です。苦手克服その@としたい。
13日目  ●(引き落とし) 日馬富士 バネのある突っ張りで押し込まれ、伸びたところを引き落とされてしまった。日馬富士の気合がまさった1番か。 ○(叩き込み) 誉富士
14日目  ●(上手投げ) 白鵬 熱戦を期待したが、今場所の白鵬の勢いをとめることは難しかった。一方的に攻められてしまった感。
千秋楽  ○(寄り切り) 魁皇 最後を飾り、明日へつなげました。振返るに、不利な体制でも、落着いて逆転した相撲が何番かあった。そう思います。
ともあれ、白鵬の強靭な強さが、際立った場所ではなかったでしょうか。対抗していくには、さらに稽古を積み重ね、強い精神力とより強い足腰を創り上げなければならないでしょう。

平成22年初場所                                        

琴  欧  洲 碧   山
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記 勝敗(決まり手) 対戦相手
9勝6敗 新しい1年の幕明けです。積み重ねてきた稽古は、結果に表れるはずです。気合のこもった相撲が楽しみです。 6勝1敗
初日  ○(寄り切り) 豊ノ島 なんという迫力!ファンの危惧などどこへやら。あまりの圧勝に、観客のどよめきがしばし収まらず。
自分の相撲に徹したときの強さを見せ付けました。
2日目  ○(送り出し) 雅山 突き押しの雅山を組みとめ、自信を感じる相撲で連勝。  ○(上手投げ) 龍帝
3日目  ○(上手投げ) 豪栄道 上手は取ったが、攻め込まれてちょっと危なかったか。相手が、力をつけた豪栄道だから、勝ちを良しとしよう。
明日の鶴竜は強い。本気で踏み込んで前に出る相撲を期待したい。
 ○(上手投げ) 前郡山
4日目  ●(下手投げ) 鶴竜 足腰の強い鶴竜に先に先にと攻め込まれ、苦杯。豊ノ島戦で見せた必死の闘志が鳴りをひそめている。
バタバタしているわけではないので、持ち直せるはず。
明日も、力が強い栃ノ心。幕内上位となると、ひとりひとりが侮れない力士ばかり。闘志を燃やして乗り越えよう!
5日目  ○(下手投げ) 栃ノ心 一瞬ヒヤリとしたが、そこはすばやく対応していた。そう思います。一番一番で自信を積み重ねていけば、明日が見えてくるはず。  ●(寄り切り) 北皇
6日目  ○(寄り倒し) 稀勢の里 正攻法の小細工をしない力士は、取りやすいのかもしれない。好調力士相手での落着いた相撲が頼もしく見えます。
7日目  ○(押し出し) 垣添 今日もヒヤリとする場面があったが、スローで見ると足が付いていっており、落着いた対応で、危ないようには見えなかった。
白鵬の敗戦で、再び並んだ。この調子で、歩を進めたい。
 ○(寄り切り) 荒馬強
8日目  ○(寄り切り) 北勝力 押し相撲には、手が長いと捕まえやすい分有利。
明日は、把瑠都。相手にとって不足なし。期待に胸がワクワクする好取組。相撲界、今後の看板相撲になりそうな予感!なってほしい!
9日目  ●(寄り倒し) 把瑠都 立ち合いで勝負あった。気迫の差が、そのまま組み手につながった。把瑠都の圧力に勝負あり。
しかし、これで下がるわけにはいかない。
終盤戦に向かって、気迫の立合いで巻き返したい。
10日目  ●(押し出し) 嘉風 なんとなんと!よもやの敗戦。
しかし、“勝には考えられない不思議な勝がある。しかし、負けに理由のない負けはない。”との格言があるそうです。
見た限り、余裕の勝ちを想定した様子が取り口に感じられます。生活がかかった必死のプロ力士を甘く見た結果、ではないでしょうか。
本当に大きな星を落としてしまった。
 ○(小手投げ) 克の富士
11日目  ○(寄り倒し) 魁皇 今日は、しっかりした立合いで、このところ分が悪かった魁皇に圧勝!
この調子で、残り4日間。これからが勝負!の勢いで立ち向かっていきたい。
 ○(掬い投げ) 貴月芳
12日目  ●(押し出し) 豪風 気落ちしてしまったのか?攻めの迫力が感じられない。
せめてこれからの上位戦、少なくとも1勝、あるいは2勝して来場所へつなげたい。それには気力を奮い立たせての鋭い立合い、が必須。
13日目  ●(腕捻り) 朝青龍 残念ながら、今場所の朝青龍の気迫には、及ばす。
14日目  ●(上手投げ) 白鵬 がっぷり右四つから力勝負を挑んだが、力及ばす。
千秋楽  ○(掬い投げ) 日馬富士 激しいのど輪をしのいで逆襲。有終の美を飾れて、ともあれよかった。最後の意地は見せた。  ○(寄り倒し) 栃の山

                                               目次のページへ

平成21年九州場所

琴  欧  洲
勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
10勝5敗 場所前、右ひざの古傷が取りざたされていますが、ここは我慢の相撲で一歩ずつ突き進んでほしい。地力はより付けた、と聞きます。初日の相手は、大関候補に躍り出た鶴竜。攻めて撥ね返そう!
初日  ○(寄り切り) 鶴竜 力強い相撲で圧倒。突き落としにも足がついていって。
身体も引き締まっていました。
2日目  ○(寄り切り) 栃煌山 前に出る圧力が強いようです。もろ差しになられても、何もさせませんでした。
3日目  ○(掬い投げ) 武州山 しっかりとした相撲で3勝目。2人の横綱、そして琴欧洲。この構図は本物か!
4日目  ●(押し倒し) 安美錦 相手のことを気にして、自分の相撲を忘れてしまういつものパターン。踏み込んで相手に圧力をかける相撲をとれば、強いのです。明日から気を取り直して進んでいきたい。
5日目  ○(寄りきり) 北勝力 力強さは、持ち直し。再出発です。
明日は油断できない相手。万全の立合いで圧倒したい。
6日目  ○(寄りきり) 豪風 大きいことはいいことだ!そう、大きいほうが相撲は得なのです。中に入られても、両上手がっちり。小さい人には大きい相撲で一蹴してしまおう!
7日目  ○(送り出し) 豪栄道 しっかりした相撲で、逆転を狙う豪栄道を送り出す。
8日目  ○(引き落とし) 時天空 相撲に自信が感じられます。前に出ているから、時天空の小技にも動じない、と解説者が言っていました。
明日は、かつてのライバル稀勢の里。安易に勝てる相手ではない。力強い踏み込みが大事です。
9日目  ○(寄り切り) 稀勢の里 真っ向勝負は望むところ。その点では、稀勢の里はやりやすい。
明日の魁皇は、いつになく意欲的な相撲が目立ちます。ここは気合の踏み込みで立合い勝ちといきましょう。
10日目  ●(押し倒し) 魁皇 魁皇の注文どおりになってしまいました。残念で、ことばを失います。
11日目  ○(寄り切り) 把瑠都 鋭い立ち合いで、いい形に。ジリッジリッと寄りつめるその力は、まさに実力。
昨日魁皇に負け、今日は把瑠都と先場所とまったく同じ取り組みで、不安もよぎったところでしたが、力強さまで失ってはいなかった。明日も、この地力で歩を進めたい。
12日目  ●(押し出し) 豊ノ島 なんとなんと、今場所は、強くなったが、苦手力士には負けるパターンとなってしまいました。“苦手力士が居ては、横綱にはなれない!”これ相撲界の常識となっていることをしっかりとかみ締めて今後の精進を切に祈ります。
13日目  ●(掬い投げ) 白鵬 力勝負にはなったが、今場所の白鵬には勝つまでには至らず、というところでした。バタバタしないところが救いです。
14日目  ○(寄り切り) 朝青龍 踏ん張っての対朝青龍戦勝利は、大きい。来場所に向けて、11勝とし巻き返しの始まりとしよう。
千秋楽  ●(引き落とし) 日馬富士 あっけない負けで、ちょっと残念だけれど、2桁の勝星でよしとしましょう。
来場所は、結婚式前の場所。稽古に精進し、晴れの日をいい結果で迎えたいものです。

                                              目次のページへ

平成21年秋場所                                        

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
9勝6敗 気力充実。気合も本気モードと見受けます。
稽古を積んだ答えを見せてください。
初日  ○(寄り倒し) 稀勢の里 「いやー、強かった!」 解説の北の富士さんのこのひとことがすべてを物語る相撲でした。稽古を積み充実して初日を迎えたことが、よく分かります。
2日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 正攻法の旭天鵬を相手にがっぷり右四つ。こうなると旭天鵬も力を発揮する力士。しかし、今日の琴欧洲は、上をゆく力強さで寄り進む。引付けが強いため、最後は旭天鵬が土俵際であきらめて力を抜いてしまう有様。琴欧洲の充実ぶりがうかがえる一番でした。
3日目  ○(寄り切り) 翔天狼 今日も力強い相撲で、翔天狼が途中であきらめてしまうほど。充実した相撲が続きます。
4日目  ○(寄り切り) 栃ノ心 今日も前に攻める相撲で、力強く完勝。前に出る相撲は、ひざの負担が少ないと言います。一石二鳥でさらに自信の相撲にもつながるはず。
5日目  ○(突き落とし) 雅山 今日は、立合いが今ひとつ気合がこもっていなかった。その分攻め込まれてしまった。そんな気がします。
しかし、15日間あれば、1日や2日はどうしてもそんな日があります。そのとき、勝ち星にする力があるかどうかが、実力の有無の境目になると考えます。今場所はその力がある、と考えるのはひいきめでしょうか。
6日目  ○(寄り切り) 玉乃島 日馬富士戦で、ベテランの意地を見せた実力者玉乃島を圧倒しました。
明日は、力をつけている鶴竜、これが大関、という力で圧倒してほしい。
7日目  ●(とったり) 鶴竜 あーっ、負けてしまった。鶴竜の成長を認める関係者が多いが、確かに。
明日は心機一転、と行こう!
8日目  ○(上手投げ) 豊ノ島 危なかった!しかし、前は負けてしまった、危ない相撲に勝つのがこのところの琴欧洲。そう思います。
明日は、磐石の立会いで前に攻め、安美錦を捕まえましょう。
9日目  ○(送り出し) 安美錦 警戒した立会いで、踏み込みなし。結果、攻め込まれてしまったが、ここですばやく反応するのが、今場所。解説の舞の海さんが、「昨日、今日と以前なら負けている相撲で勝っている。これは力がついている証拠。」と言っていました。まさに。
10日目  ●(押し出し) 魁皇 それにしても、なんと人のいいこと。魁皇が勝つには右からのとったりからしかない、とわざわざ右側に仕切って狙っていた。そして、そのとおりになってあげたとも思える相撲。
このままズルズル、というわけには絶対にいかない。
気合のこもった立ち合いから、来場所につながる相撲を取り続けること。全力の5日間としなくては。
11日目  ●(叩き込み) 把瑠都 後半戦、徐々に立会いの踏み込みがなくなってきた、と見えます。足が止まっているから、叩かれると、バタッと前に落ちる。これ、解説者が一様に言っていること。いつの間にか、相手を見てなかなか立たない相撲になっています。
残り4番の奮起を!
12日目  ●(引き落とし) 時天空 一人相撲の末負けた。
奮起を期待!
13日目  ●(すくい投げ) 朝青龍 顔つきの厳しさとは裏腹に迫力に欠けた相撲で、4連敗。北の富士さんが、「相撲が萎縮してしまっている。前の琴欧洲に戻りつつある。」と解説していました。
残り2日間、踏みこたえてほしい!
14日目  ●(小手投げ) 白鵬 早い立会いで右四つ左上手で相手に上手を取らせない。これは琴欧洲万全の形。しかし、前半戦に見せた引付けがまったくない。気力を感じさせないままあっという間の小手投げを食う。
明日の日馬富士戦に来場所を賭けるくらいの相撲を見たい!
千秋楽  ○(上手投げ) 日馬富士 押し込まれたが、ようやく連敗ストップ。この白星を来場所につなげたい。
後半、気合が空回りしたようにも見える秋場所でした。稽古が未来を明るくするのは、間違いのないところ。また1日50番の稽古を重ね、はがねの身体で来場所会いましょう。

                                              目次のページへ

平成21年名古屋場所                                        

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
13勝2敗 今場所は、日馬富士にも触発されて、激しい稽古を積んできた、と期待する新聞記事が目に付きます。
もちろん、麻子さんを悲しませてもいけない。
初日  ○(寄り切り) 阿覧 あわないまま立ったが、右四つ両回しをがっちりひきつけての寄り切り。力が強いといっても、上手が取れなくては阿覧何も出来ず。
明日は、稽古充分なところを見せ付けたい。
2日目  ○(上手投げ) 栃煌山 2場所続けて負けているので、考えての変り技でしょう。何も同じことを続けることはない。臨機応変な取り口は、自信の現れと見ました。明日も力をつけている鶴竜、気迫で圧倒してほしい。
3日目  ○(上手出し投げ) 鶴竜 力をつけた、と評判の相手に攻められたが、攻められても下半身が崩れなかった。そこが勝因。安定した相撲で白星を重ねる。
4日目  ○(寄り切り) 岩木山 気合の入った顔つきは、まさに本気モードと見ました。
5日目  ○(寄り切り) 豪栄道 相手はきびきびした相撲で対抗したが、今日も前に出る相撲は厳しく、力強い取り口が冴えました。
6日目  ○(上手投げ) 豊響 馬力の豊響もしっかりと受け止め、完勝!
7日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 踏み込んでの立合いをしたが、実力者旭天鵬に先に上手を取られ、自分は上手を取れず。いつもなら、バタバタとあわてるところ。
「落着いていた。それが自分の上手を取り、逆に相手の上手を切り、そしてひざを使いながら攻め、白星につながった。」とは、栃東親方の解説でした。
明日は、怪人把瑠都。大型力士同士の大一番を、楽しみに観戦したい、と思います。
8日目  ○(寄り倒し) 把瑠都 両力士が仕切ると、まさに迫力満点。圧巻でした。相撲は、厳しさで明らかに差が出ました。回しを取り頭を付けて、格の違いを見る思いでした。
明日から、横綱大関戦となります。一番一番に期待が膨らみます。
9日目  ○(寄り切り) 魁皇 いやーっ、危ない場面がありました。いつもなら、いなされたところで負けでした。しかし、今場所は持ちこたえました。稽古の量が味方してくれた。そんな気がします。
明日は、稀勢の里。真っ向勝負で力の見せ所、といきたいです。
10日目  ○(寄り倒し) 稀勢の里 好調稀勢の里を立合いから圧倒。今場所は気持ちの強さを感じます。
明日の千代大海、思い切った相撲は侮れません。立合いのいなしもあることを忘れてはいけません。
11日目  ●(叩き込み) 千代大海 恐れていた結果になってしまいました。押し切れないことが分かっていた千代大海は、反撃して攻め返して来るのを待っての叩き込み。注文通りの相撲にはまり、痛い1敗。
しかし、兄弟子琴光喜のがんばりに感謝!3すくみの優勝争い。気を取り直して立ち向かおう。難敵ぞろいだが、一歩も引くわけにはいかない。
12日目  ○(引き落とし) 雅山 昨日のショックが心配でしたが、まったく落着いた相撲で、勝ちを収めました。
明日は、白鵬。相手にとって不足なし。思い切って取れる分、プラス要因。楽しみです。
13日目  ●(上手投げ) 白鵬 落着いて見える分、気迫に欠けたか。白鵬十分でも、何とか力勝負を挑んだが、満を持しての上手投げに屈す。
さて、明日、明後日の2番が大事。ひとつは勝ち星をもぎ取りたい。
14日目  ○(寄り切り) 朝青龍 価値のある白星を勝ち取りました。自信に満ちた相撲で、横綱朝青龍に完勝です。青ざめた顔で引き上げる朝青龍が痛々しく感じるほど。
解説者が「琴欧洲は一皮向けた。」と感想を述べていました。
あと1番、横綱レースに割って入る一番としてほしい。
千秋楽  ○(寄り切り) 日馬富士 待ちに待った実力者大関琴欧洲の誕生!と言わせてください。上を目指す来場所からの相撲に限りない期待が膨らみます。

平成21年夏場所
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勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
9勝6敗 いやでも、力が入る記念すべき夏場所です。麻子さんと2人分の充実した気持ちで初日に向かってください。
初日  ●(引き落とし) 豪栄道 晴れの門出を勝ち星で飾れず残念。豪栄道は、前評判どおり力がついてきたのかも。
それにしても、最近の琴欧洲の立合いはいただけません。相手をじらしているのか、間が長すぎる。挙句の果てに、気合の入った立合いにならず、圧力をかけることが出来ず軽い立合いになって振り回されてしまう相撲が目に付く。
自分の力を信じてぶつかってほしい。あなたは強いはず。
2日目  ○(寄り切り) 玉乃島 晴れの門出の1勝は、一日遅れでやってきました。
場所前にひざの古傷を痛めたとか。大事にならないといいのですが。
3日目  ○(押し出し) 豪風 相手をよく見ての圧勝!
明日は安美錦。小細工を気にせず、立合いから思い切った圧力をかけていこう。
4日目  ○(寄り切り) 安美錦 必死に取った1勝!
気合のこもった相撲は明日を切り開くはず。
胸のつかえがひとつとれた思いです。
5日目  ●(引き落とし) 栃煌山 豪栄道戦と同じような立合い。上り坂力士の勢いに押されたのか?
栃煌山も強くなっているようですが。
気を取り直し、鋭い踏み込みで中盤戦に臨んでください。
6日目  ○(つり出し) 豊真将 立合いは相変わらず間をあけすぎ。
相撲は、右四つがっぶり、となれば負けるわけにはいかない。
明日は、もうひとつの胸のつかえ豊ノ島。力強い踏み込みからの圧力を相撲を期待したい。
7日目  ○(押し出し) 豊ノ島 もうひとつの胸のつかえも取れました。
そうです。思い切って気合で攻めていけば道は開けるのです。
明日も決して油断できません。
しかし、今日のような相撲を取っていけば、いい。
押し込もう!
8日目  ●(肩透かし) 鶴竜 思い切って踏み込んだところを変られた。鶴竜には時々やられる。負けて勉強!
9日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 いい踏み込みだったと思います。まともな相手になら、そう簡単に負けない強さはあります。
10日目  ●(小手投げ) 魁皇 またしても魁皇の小手投げを食ってしまった。
魁皇はまともでは勝てないと思ったのでしょう。情けない大関です。
明日から正念場の後半戦。気合のこもった闘志で立ち向かおう!
11日目  ○(上手出し投げ) 把瑠都 堅実な琴欧洲の攻めに対して、把瑠都の不調が目立った痛々しい一番でした。怪物把瑠都の再起と琴欧洲の更なる充実を祈ります。
12日目  ○(引き落とし) 千代大海 しっかりした立合いから左をしっかりと差し込んだ分千代大海に引かれても持ちこたえ、逆に上から押しつぶせた。そう思います。
明日は朝青龍です。
13日目  ●(下手投げ) 朝青龍 先手先手と取られての相撲をよく持ちこたえました。
気合と集中力の差が出た勝負と見えました。
あした白鵬、あさって日馬富士。一歩二歩肉薄した相撲を見せてほしい。
14日目  ○(上手投げ) 白鵬 攻めの相撲が対白鵬戦久しぶりの勝ち星に。いやーいい相撲でした。
あしたもう一日麻子さんを喜ばせたい!
千秋楽  ●(首投げ) 日馬富士 起死回生の首投げは、思いもよらない早業!
白鵬、日馬富士、ちょっと遅れて琴欧洲。いまの力関係の分析です。来場所は、三つ巴の対決に限りなく近づいていくでしょう!
それにしても、必死のモンゴル相撲陣の厚みは脅威であることは間違いないところ。
力の対決。相撲界の新しい風は激しく吹き荒れ、頼もしくさえあります。

平成21年春場所
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勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
10勝5敗 先場所は、久方振りの2桁白星。じわりとまた一歩歩を進めましょう。千里の道も、やはり一歩から、です。
今場所は、一番一番期待して楽しみながら応援したい、と思います。
初日  ○(寄り切り) 稀勢の里 立合いの鋭さが光った一番でした。熱戦を期待した観客は完全に裏切られてしまった完勝でした。
2日目  ●(寄り切り) 栃煌山 栃煌山が、思った以上にうまい相撲を見せた一番、そう思います。琴欧洲の踏み込みも甘かったように思います。仕方がありません。明日は、また鋭い相撲を見せてくれるでしょう。
3日目  ○(叩き込み) 雅山 引き技ではあるが、押し込んでの危なげない技。相手がよく見えていたように感じました。
4日目  ●(突き落とし) 旭天鵬 今日はいただけない相撲でした。いい体勢になったからか、急いで出るあまり上にひきつけて出たものだから、相手に乗っかるような寄りに。あれでは、打っちゃってください、といわんばかり。地力のある旭天鵬に型どおりに突き落とされてしまった。
悪いときの琴欧洲を見ているようでした。
早く、足腰中心の鋭い踏み込みに戻してほしい。
5日目  ○(上手投げ) 北勝力 比較的取りやすい相手で、万全の上手投げでした。
立ち直りのきっかけとしたい。
6日目  ○(寄り切り) 鶴竜 最近力をつけてきている鶴竜相手でしたが、難なく退けました。
明日は、怪人把瑠都。格の差を見せてほしいところ。
7日目  ○(寄り切り) 把瑠都 今日の一番は、相撲経験の違いがはっきりと出た結果となりました。相撲の厳しさが違いました。完勝です。
8日目  ●(突き落とし) 時天空 力強く攻めたのに、うまくかわされそのまま逆転。やわらかい時天空の粘り勝ち。なかなか軌道に乗らない日々です。
めげずに、闘志を燃やして後半に挑んでください。
9日目  ○(上手出し投げ) 日馬富士 日馬富士が調子を落としているかどうか、なんて知りません。闘志を前面に出しての力強い勝ち方でした。
10日目  ○(寄り倒し) 豪風 きょうも力強い磐石な相撲でした。
11日目  ●(寄り倒し) 豪栄道 ちょっとわからない相撲をとってしまいました。上手を取りにいかず、いきなり小手投げにいくような取り方でした。
なかなか白星が続きません。
まだまだ、途中。一番一番が稽古、かもしれません。
それにしても、物言いがついてもおかしくないような相撲にも見えましたが。
12日目  ○(寄り切り) 魁皇 とりあえずは勝ち越し。この上は、少なくとも横綱の一角を破り、2桁の勝ち星に乗せたい。
13日目  ●(上手投げ) 白鵬 残念ながら勝てませんでしたが、力の入った一番であったことは間違いありません。勝った白鵬が、力水をつけるまでの待つ間、下を向いたまましばらく荒い息吐いていました。
琴欧洲の力は間違いなく強いです。
14日目  ○(寄り切り) 朝青龍 完勝です。土俵際で朝青龍があきらめてしまうほど、強い寄りでした。間違いなく、力の差は縮まっていることを実感させる一番でした。
千秋楽  ○(寄り切り) 千代大海 連勝で締めくくったことで、いい気分で来場所に向かうことが出来るでしょう。
連続の2桁勝利も、大きな励みです。
また1歩、前に歩を進めた春場所でした。
お疲れさま!

平成21年初場所
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勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
10勝5敗 さあ!新しい一年の始まりです。十分に稽古を積んだようです。新大関日馬富士の誕生を新たな励みに精進を重ねましょう!
初日  ○(寄り切り) 旭天鵬 立合い、しっかりと当たってました。解説の北の富士さんが「落ち着いてとっているのがよかった。彼は落ち着いて取っていけばね。」と、期待がにじみます。
2日目  ○(押し出し) 稀勢の里 きょうもいい当たりで、一方的な勝ち方。身体も少し大きくなったようです。
3日目  ○(寄り切り) 嘉風 捕まえるまで少し手こずったようですが、捕まえたあとの力強さが印象的でした。
4日目  ○(寄り切り) 豪風 低くてだんごのような琴欧洲にとってはやりにくい相手でしたが、腰を低くして、捕まえてからは力強く磐石の寄り。自信が生まれてきたかも。
5日目  ●(送り出し) 安美錦 くやしい!花道を引き上げる顔にくやしさがにじみ出ておりました。
1敗は誰に負けても1敗、1勝は誰に勝っても1勝ことさら相手を意識することはないです。足を地に付けた相撲を続けてほしい。決して相撲は悪くないと思います。磐石の自分の相撲を確立してほしい。かき回して勝つような相撲に明日はありません。
6日目  ○(叩き込み) 雅山 連敗しなかった。芯が出来たでしょうか。明日は、把瑠都。不安よりも、楽しみのほうがすごく強いです。共に調子が悪くないときの取り組みは、たしか初めてです。真っ向勝負の相手に不足なし。
7日目  ○(引き落とし) 把瑠都 明らかに、把瑠都は組まれるのを嫌ったようです。無言の貫録勝ちというところでしょうか。明日以降にますます期待が膨らみます。
8日目  ○(寄り切り) 豪栄道 相手の変化にも動ぜず完勝。足がしっかりと地に付いた相撲が目立ち、これから始まる上位との取り組みにも頼もしい限りです。
9日目  ○(寄り切り) 若の里 もろ差しになられるも、差し手争いの引付が強かったため、そのまま土俵の外へ。「上手からの引付が強く、攻められなかった。」とは、若の里の弁。両横綱の話題が先行する初場所に割って入り、2人に待ったをかけましょう!
10日目  ●(押し出し) 千代大海 千代大海の左からの注文相撲にうまくはまってしまった感。
負けたものは仕方がない。気持ちを切り替え、明日の朝青龍戦に向かいたい。
11日目  ●(叩き込み) 朝青龍 まともな勝負を避けた朝青龍。うまさはさすがでした。簡単には落ちなかった分、見ごたえがありました。めげずにあと4日取りきって欲しい!
12日目  ○(寄り切り) 黒海 力強い相撲で、黒海につけ入る隙を与えませんでした。
明日も思い切った相撲を見せたい。
13日目  ●(引き落とし) 白鵬 立合いの攻防は、互角と見ました。押された白鵬が回りながらの引き技。「ラッキーだった。」と白鵬が言っていたそうです。
14日目  ●(送り出し) 日馬富士 今場所は、真っ向からの攻めは力強いのですが、かわされて負ける相撲が目立ちます。
あと1番。めげずに真っ向から勝負といきましょう!
着実にちからは付きます。
魁皇もかわすことが間々あることを忘れずに。
千秋楽  ○(寄り切り) 魁皇 力勝負では、今場所は誰にも負けなかったのでは?いなし、ひねり、すかしなどなどには、鋭い踏み込みから前に出る相撲が地力として備わってくれば、動じなくなる。そう思います。
今場所は、優勝した場所を除けば本当に久しぶりの10勝。しっかりとした力がつきつつあるのではないでしょうか。


平成20年九州場所
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勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
8勝7敗 今年の収め、そして再出発の場所。場所前は、いい稽古を積んだと聞きます。また、強い琴欧洲を見たい。踏み込み鋭く出る相撲を見たい。
初日  ●(寄り倒し) 若の里 うまくもろ差しになられてしまった。思うとおりにいかず残念な相撲です。
2日目  ○(叩き込み) 普天王 まず1勝。反応が早かったと思います。足腰はしっかりしていたのではないでしょうか。1つずつ勝ち星を積み上げてください。
3日目  ●(引き落とし) 安美錦 あたりは、しっかりと止めました。が、押して出て行く圧力は強かったのに、出ながら回しをとりに行くのを忘れていたように思います。やはり、硬くなっていたのでしょう。負けを薬にしてください。実力では負けないはずです。
4日目  ●(押し出し) 豊ノ島 相撲で悩んだときは、もっと稽古をして、解決の糸口を見つけよう!もっともっと稽古をして身体で覚える。それが一番だと思います。
5日目  ○(寄り切り) 栃ノ心 必死の相撲で、勝ち星をもぎ取りました。
これからです。
6日目  ○(寄り切り) 北勝力 負けられない相撲が続きます。
ひとつ白星を重ねました。
7日目  ●(押し倒し) 稀勢の里 今後を占う一番。立会いはよかったが、反撃され苦杯。足腰に力強さがほしいです。
8日目  ●(上手投げ) 把瑠都 どうしていいかわからなくなっているのか?がっちり両回しを引かれ、自分は上手が取れず、もがくがごとく。四股など、基本にかえった稽古で踏み込み鋭い立合いを思い出してください。
9日目  ●(上手投げ) 安馬 一生懸命の相撲も、安馬の攻めに受けにまわされる。
10日目  ○(寄り倒し) 豪栄道 強い相撲でした。解説の安治川親方が「本当は強いんだから、自信を持ってとればいい。考えすぎるとだめだ。」と言っていました。
11日目  ○(寄り切り) 朝赤龍
12日目  ○(寄り切り) 出島 途中引いてしまい押し込まれたが、何とか挽回。ようやく五分の星に戻しました。
13日目  ●(上手投げ) 白鵬 一矢報いる気構えはうかがえたが、優勝がかかった横綱のほうがやはり一枚上だった。あとの2日間、背水の陣で挑みます。
14日目  ○(寄り切り) 旭天鵬 上手が取れず押し込まれたが、何とか回り込んで逆転。下から押し上げながらこらえたことが相手の攻撃を防げた要因か。
「本場所の一番一番が、次につながる重要な稽古のつもりでとること。」九重親方の言葉。
千秋楽  ○(引き落とし) 千代大海 締めくくりの場所、千秋楽に勝ち越しの白星。
1年間お疲れ様でした。
今年は念願の優勝も果たしました。
また稽古に励み、来年をよりよい一年にいたしましょう!


平成20年秋場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
8勝7敗 始まりました!稽古を十分に積んだことは、皆が認めるところ。力はもともとあるのだから、あとは、一番一番にけいこ場の蓄積を出すだけ。
初日  ○(寄り切り) 稀勢の里 踏み込みがいまいちのせいか、少し攻め込まれてヒヤリとしたが、まわしをとってからは、力を発揮。初日の白星にホッとしました。
2日目  ●(寄り切り) 把瑠都 いい体勢になった、と思ったのが、逆に引っ張り込まれて振り回された。なかなか思うようにいきません。
3日目  ●(上手投げ) 旭天鵬 不利な体勢なのに出て行ったが、相手が両回し十分の実力者旭天鵬だったために逆転されてしまった。
出足の踏み込みに鋭さがない気がします。迷ってしまっているのか…。明日からの奮起を期待したい。
4日目  ●(押し出し) 雅山 力強さがなく、今までになく変な状態に見えます。どこか悪いのでしょうか。心配です。
5日目  ○(押し出し) 朝赤龍 地力のついた相手だけに、内心不安を感じたけれど、落ち着いた相撲を見せてくれました。次の相撲にもいい踏込みを見せてほしい。
6日目  ●(叩き込み) 鶴竜 なんと…、よけられてしまった。しかし、これは相撲で負けたわけではない。踏み込みと前まわし狙い。鋭く出れば、ペースをつかめます。頑張れ!琴欧洲!
7日目  ○(寄り倒し) 豊ノ島 難敵に中に入れない相撲で、力勝ち。解説の北の富士さんが「休まず前に攻め続けたのが、勝因」と評していました。
一番一番鋭い踏込みから前に攻める気迫の相撲を期待します。
8日目  ○(寄り切り) 栃乃洋 攻めの相撲で、完勝。解説の錣山親方が、「攻めているのがよかった。」と言ってました。攻撃は最大の防御、と言います。
明日も、相手が何をしてこようと真正面から前に圧力をかけて自分の相撲に徹しよう!
9日目  ○(寄り倒し) 安美錦 落ち着いた立合いで、すぐ左前回しを引く。休まず前に攻め、圧勝。徐々に前へ攻めて自分の相撲をとるようになっています。
これから、上位陣との戦いに入っていくけれど、期待を持って観戦出来ます。
10日目  ●(寄り切り) 魁皇 相手に合わせて立ってしまった。その分、立ち遅れて相手十分に。今場所の魁皇は、いつになく気合が入っています。
11日目  ○(上手投げ) 豊響 気迫のこもった立合いで、豪快な上手投げ。
明日の安馬戦は増して気迫の相撲を!
12日目  ●(押し出し) 安馬 立合いは悪くないと思ったが、踏み込みがいまいちか。残念な1敗。
13日目  ○(押し倒し) 豪栄道 かわされるのを警戒したのか、見て立ったが、後は攻め続けて勝ちにつなげました。
必死の取り組みが続きます。
明日は、相手にとって不足なし。一矢報いて琴光喜の援護をするため、思い切った踏み込みをしたい!
14日目  ●(上手投げ) 白鵬 がっぷり四つに組む力の入った一番となりました。最後は、優勝がかかったものとそうでないものの気合の差が出たように思います。
取り組みが終わったあと、優勝インタビューを受ける白鵬の汗と息の荒さがいつまでも収まらなかったことが、決して簡単に負けたわけではないことを物語っています。
千秋楽  ○(上手投げ) 千代大海 ようやく勝ち越し。千代大海も勝ち越しがかかった相手でやりにくかったことでしょう。
いずれにしても、ほっとしました。
総じて、稽古を通して自分の相撲を作り上げている途中、そんな印象を持ちました。
これから、です。
お疲れ様でした。

平成20年名古屋場所
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勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
9勝6敗 さあ、底力の見せ所!踏み込んで前に出る自分の相撲で、夢に向かって突き進もう!。
初日  ●(押し出し) 安美錦 うーん、残念。やはり意識しすぎか。相手が何をしてくるかに意識が行き過ぎて、踏み込んで、前に出ることを忘れたか。
でも、いろいろと前向きに考えていることが伺えます。決して悪いことではありません。
明日は、踏み込んで前に出ることを思い出してくれるでしょう。
2日目  ○(押し出し) 北勝力 踏込みの鋭さはいまいちだったが、前に出る相撲で1勝。土俵を降りたときの大きな一息が、緊張を物語っていました。
明日も難敵豊ノ島。自分の相撲をとり切れば、勝は自ずと付いてきます。相手が誰であろうと、もう避けては通れません。前に突き進むのみです。
3日目  ●(掬い投げ) 豊ノ島 まだ硬さが取れません。そんなときの難敵は不運か。
腰を下ろして、踏み込み鋭く前に出る。これを早く自分の相撲にしてほしい。力はあるのだから、自信を持ってぶつかれば鬼に金棒!
4日目  ○(押し出し) 普天王 がっちりと上手回しを取るまでにいきません。踏み込みが弱いせいでしょう。でも、押す力は強い、と思いました。
踏み込み鋭く自分の相撲を取り戻してほしい!
5日目  ○(寄り切り) 若ノ鵬 力強い相撲がよみがえってきました!
鋭い踏込みで、前に出る。これが琴欧洲の相撲です!
6日目  ○(寄り切り) 稀勢の里 今日も鋭い出足で、一直線に寄り切っての完勝!ライバル稀勢の里との力の差を見せ付けた一番でした。
明日からも、ひたすら前に出る相撲で相手に圧力をかけよう!自ずと上手まわしに手がかかり、ひいては勝ち星につながるはず。
7日目  ●(上手出し投げ) 朝赤龍 「左足が流れた」と本人は言っていました。踏み込みが甘かったのかもしれません。でも、まともな強さから朝赤龍が逃げての敗戦だから、悲観することはないです。
8日目  ○(寄り切り) 栃乃洋 「もう負けられない!」必死さが、いやでも伝わってくる相撲でした。解説の北の富士さんの言葉の端端からも、相撲界が彼にかける期待の大きさが感じられます。
9日目  ○(押し出し) 豪栄道 踏込みがいまいち。でも、あわてないでさばいたところはよかったと思います。
6勝まで来ました。自信を持った出足で一番一番を!
10日目  ○(押し出し) 若の里 はたかれても前に落ちず、そのまま押し出し。これから、勝負の後半戦。力を発揮したい!
11日目  ○(押し出し) 雅山 まわしは取れなかったが、前に攻める相撲で勝ち越し。いよいよ実力者との対戦になります。ますます力が入ります。
12日目  ●(とったり) 安馬 ひざを故障している安馬の窮余の一策にまんまとはまってしまいました。前には出ているが、踏み込みがいまいち、そんな気がします。踏み込み鋭く前に出る!これ鉄則です。
13日目  ○(寄り切り) 千代大海 9勝目!大関横綱戦はゆずるわけにはいかない。あと2番。相手にとって不足はない。全力で勝負を挑むのみ。
14日目  ●(小手投げ) 魁皇 全力での勝負を挑むも、力負けの感あり。魁皇は、意欲的な今場所いい相撲を見せています。
一番一番次に向けての精進です。
明日は、いずれ“白欧時代”を予感させる相撲を期待したい。
千秋楽  ●(上手投げ) 白鵬 意地の力勝負。残念ながら、勝つまでには至らなかったけれど、千秋楽結びの一番の相撲にはなった、と思います。
来場所、また出直しとなりますが、もう一段力をつけて戻ってくるのを待っています。

平成20年夏場所                                       

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
14勝1敗 2回目のかど番。跳ね返すことを信じて。
初日  ○(寄り切り) 若ノ鵬 力強い相撲でした。明日も気を引き締めて向かおう。
2日目  ○(下手投げ) 旭天鵬 無理をせず辛抱して、いい形になって勝ちました。
一番一番をしっかりととっていきましょう。
3日目  ○(押し出し) 雅山 今日もしっかりとした相撲だったと思います。解説者も、闘志が感じられる、と言っていました。一番一番全力投球です。
これから、徐々に曲者とあたってくるが、自分を信じて真っ向勝負で行きましょう。
4日目  ○(押し出し) 黒海 前に出る圧力で圧倒、というところか。
支度部屋に戻った琴欧洲にアナウンサーが今日の感想を求めたところ、「相手の足は大丈夫?」と、自分の相撲より足を痛めた黒海の様子を聞いてきたとか。いかにも琴欧洲らしい、相手を気づかう言葉が帰ってきた、と感嘆していました。
ファンとして、うれしい一端です。アナウンサーにもその優しさは定評があるんですね。ファンが多いわけです。
5日目  ○(寄り切り) 朝赤龍 今日は、強い琴欧洲でした。いつも苦戦している相手なので内心心配していたけれど。前に攻めると、いいように展開するようですね。まわしも自然に取れてくるようです。
6日目  ○(寄り切り) 把瑠都 万全の寄りで、完勝。今日も強い琴欧洲でした。
しかし、安心している場合ではありません。かど番なのです。そして、限りないあしたがあります。
7日目  ○(送り出し) 稀勢の里 左上手をとりにいき、そのまま送り出し。
ある新聞は、「また逃げて勝った」なんて解説してるが、前に踏み込んで左から上手をとりにいっています。前に出ていて、昔よけて勝ったのとはぜんぜん違うぐらい、しろうとの私でもわかるよ。
テレビ解説の北の富士さんも苦言を何も言わなかったでしょう!
ラジオの解説者も「自然と身体が動くのは、場所前によく稽古を積んだ証拠」とほめてました。
よく見てほしい!
8日目  ○(寄り切り) 魁皇 今日も強かった!今場所は、まぎれもなく大関相撲です。
8日目で早くも勝ち越し…。
まだ、夢を見ている心地です。この一年余りはなんだったのか…。
さて、まさにふんどしを締めなおして、次に歩を進めましょう!
9日目  ○(寄り切り) 時天空 前に踏み込んでのもろ差し。そして慎重に寄り切りました。
曲者時天空も何も出来ず!
こうなったら、はっきりと優勝に目標を定め、突き進もう!
10日目  ○(送り倒し) 鶴竜 今日も落ち着いた相撲で、完勝。
明日は、朝青龍戦。大きな壁を突き破る歴史的瞬間とならんことを!
11日目  ○(寄り切り) 朝青龍 強い!もしかしたらこの一番で実力が逆転したか、と思わせる夢が大きく膨らむ大一番でした。
明日も横綱白鵬。この一戦は、ライバル対決。今回は、堂々とライバル同士、といえる成績で挑みます。
12日目  ○(寄り切り) 白鵬 今日も、先に攻めて力勝ち。
これからの一番一番、一層充実した立合いで歩を進めましょう。
13日目  ●(押し出し) 安美錦 いやー、残念!優勝はそう簡単ではない、ということでしょうか。
やはり、硬くなったのでしょう。琴欧洲も人の子です。
しかし、「今日は今日、明日は明日」です。
踏み込み鋭くいかなければ、勝ちは掴めません。明日こそ、足腰鋭く前に踏み込んで、優勝を掴み取りましょう。
14日目  ○(送り倒し) 安馬 いつも激しい闘志を見せる安馬の上を行く闘志で圧倒。
前日の負けをふっ飛ばしての優勝でした!
相撲界にとっても、新しい、すがすがしい風となることは必定。
次の目標は…。決まっていますね!よ・こ・づ・な。
千秋楽  ○(寄り切り) 千代大海 有終の美を飾り、来場所への夢が大きく広がりました。
琴欧洲関、本当に、本当に、おめでとう!
稽古と精進の向こうでは、明るい未来が微笑んでいます。

平成20年春場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
2勝7敗 初めて地獄を見たかど番脱出。ずっしりとした糧として地力がついたことを信じます。
初日  ●(押し出し) 朝赤龍 残念だけれど、仕方がない。相手も必死でしょう。朝赤龍も決して弱い相手ではありません。
2日目  ○(寄り倒し) 豪風 踏み込みがよかったようです。右を差し、左から抱えこむ大きな相撲がとれました。小さい人とやるときは、抱え込んでしまうのがいい、と解説者もよく言います。これからのヒントになればいい。
3日目  ○(叩き込み) 雅山 いやー!ほんと!息子の相撲を見る父親の気分。よかった、よかった。しかし、今日も雅山の押しに一歩も引かず、力強さがちょっと感じられる一番でした。
4日目  ●(小手投げ) 鶴竜 闘志は感じられたので、あきらめることはない!小さい人には、豪風戦のように抱え込む相撲がいい。
明日は、安美錦。力で圧倒してほしい。
5日目  ●(押し出し) 安美錦 うーん。安美錦なんかに連戦連敗。立会いのタイミングをずらし、何とかしようとしたのだけれど。小細工無用!しっかりと前をみて突き進んでもらいたい。
6日目  ●(掬い投げ) 稀勢の里 苦手の左四つとはいえ、がっぷり組んだのに力強さが感じられない。今日の負けで星勘定が厳しいものになったが、引き下がるわけにはいかない。これからの一番々々が勝負です。
7日目  ●(叩き込み) 時天空 これまで負けた力士は、確かに力をつけてきた人ばかり。しかし、こっちは大関、跳ね返さなければいけない。
奮起を期待します。
8日目  ●(押し出し) 豊ノ島 まさかの5連敗。本人も信じられないと思うけれど、現実です。それにしても、まわりの力士も強くなっている。
9日目  ▲(不戦敗) 若ノ鵬 休場になってしまいました。黄金の左腕に力が入らなくなっていたんですね。怪我をなおして、たたかれた分、強靭なばねに換えて戻ってきてください。
10日目  や
11日目  や
12日目  や
13日目  や
14日目  や
千秋楽  や

平成20年初場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
9勝6敗 初のかど番。緊張感をプラスに換えて乗り切ってほしい。怪我は癒えたか。
初日  ○(叩き込み) 雅山 相撲は悪かった。ガチガチに硬くなった。初めての剣が峰では、仕方ないか。とにかく勝った。これが一番!明日は、力をつけている豊ノ島。連破してはずみをつけよう!
2日目  ●(下手投げ) 豊ノ島 昨日今日の相撲を見る限りでは、力強さが感じられない。自分の相撲をとってほしい。力強く前にでる相撲が見たい。明日は安馬。
3日目  ○(送り出し) 安馬 今日はいい相撲でした。しっかりした足腰で、のど輪攻めにひるむことなく押し込んでの送り出し。相手がいつも苦戦している安馬だけに、明日からへの期待が膨らみました。
4日目  ●(掬い投げ) 若の里 ショックが大きいが、一喜一憂で落ち込んでいるひまはない。一番一番が真剣勝負。
5日目  ○(上手出し投げ) 時天空 力強さが感じられないが、勝ったことで良しとしよう。一番一番が勝負の場所です。
6日目  ○(引き落とし) 豪栄道 着実な勝ち星で連勝。また明日。
7日目  ●(押し出し) 安美錦 ………。守りに入る年ではない。自分の力を信じて前に出よう!明日は好調稀勢の里。相手にとって不足なし。
8日目  ○(寄り切り) 稀勢の里 久しぶりに力の入った相撲。力が発揮できれば、それは明日につながります。よかった!
9日目  ○(上手投げ) 出島 徐々に流れがよくなってきました。次は、力をつけている朝赤龍。ガッチリといきたい。
10日目  ○(押し出し) 朝赤龍 力強く前に出る相撲で勝ち星を重ね、すこし自信が戻ってきたように感じます。次の朝青龍との大一番にも、期待が持てます。
11日目  ●(引き落とし) 朝青龍 琴欧洲の目が、いつになく闘志を感じさせた一番。解説の北の富士さんが「ガバッとつかまえにいくような大きな相撲をとればいい」と言っていました。朝青龍なんかに負けてることはない。
明日は白鵬。ガバッと行こう!
12日目  ●(掬い投げ) 白鵬 白鵬の闘志がまさっていた、そんな一番でした。昨日の朝青龍戦ほどの踏み込みと気合がで向かえば、対等に戦えたかも。
しかし、言うはやすしでしょうか。相手は、一番一番に優勝がかかっている横綱、なればこその迫力でした。
めげる必要はない。これからの一番も、踏み込みと前に出る相撲で、明日に向かって突き進まなければ。
13日目  ●(引き落とし) 豪風 前には出たが、踏み込みは今ひとつ。しっかりと踏み込んで、ガチン、と前に出れば相手に圧力をかけることが出来て、上手も取れる。腕の力だけでなく、足腰も強いはずです、あなたは。ガチンとあたって、ガバッと上手をとることが出来るはずです、あなたは。
14日目  ○(上手投げ) 鶴竜 初めてのかど番脱出。今場所は本当に疲れました。
今日は、押し込まれたけれどふところの深さからの上手投げ。やはり格の違いを見せた一番だったのではないでしょうか。
解説の尾車親方(元大関琴風)が「以前のように、また横綱の間に割って入ってほしい。」と言っていました。
千秋楽  ○(寄り切り) 魁皇 大きな期待を背負ってのかど番の初場所。星はそれほど上がらなかったけれど、それを乗り越えた一番一番は、きっと大きな財産として積み重ねられたと思います。
来場所、一段とたくましくなって帰ってきてください。
お疲れ様でした。

平成19年九州場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
2勝5敗 今場所は、ひざの怪我再びいためての場所入り。父親の心で見守りたい。
初日  ○(上手出し投げ) 雅山 守りの相撲だが、しっかりと勝ちを。まず一番。
2日目  ●(押し出し) 安馬 実力者安馬の押しに踏ん張り効かず。じっと祈るばかり。
3日目  ○(寄り切り) 豊真将 がっちりと上手回しを引くと、力強い!ホッとした一番でした。
4日目  ●(寄り切り) 出島 足腰に故障があると押されたときにこらえられない、と言われるがまさに。無理すれば大変なことになるし。つらい日々が続きます。
5日目  ●(寄り切り)  稀勢の里 このところ負けなかった稀勢の里に。組んでも持ち前の力が出せません。我慢の日々が続きます。
6日目  ●(肩透かし) 時天空 思い切って前に出たが、足がそろってしまったか。白星がいい薬になるのだけれど、思うようにはいきません。。
7日目  ▲(不戦敗) 安美錦 残念だけれど、しばしの休息です。再び、その勇姿が土俵にあらわれる日まで。
8日目  や
9日目  や
10日目  や
11日目  や
12日目  や
13日目  や
14日目  や
千秋楽  や

平成19年秋場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
8勝7敗 秋場所!兄弟子琴光喜も大関。やさしく厳しい先代がいないのがつらいが、一緒に稽古を励んで横綱争いすることが一番の供養。
初日  ○(渡し込み) 時天空
2日目  ○(寄り切り) 安馬
3日目  ●(掬い投げ) 栃乃洋 左から投げられることが多い。その上、栃乃洋は、左下手からの投げが得意。まだまだ稽古と勉強です。
4日目  ○(寄り切り) 豊真将 相手の気合をはずす立合いで、自分のペースに。強い相撲でした。
5日目  ○(寄り切り) 鶴竜 今日も、昨日と同様ほぼ電車道。左上手をとりにいくだけの立合いでなく、まっすぐふみこんでの両回しは理想的。強敵相手でも臆することなく、この相撲で。
6日目  ○(寄り切り) 北勝力 まっすぐに踏み込む出足が生きて、両回しをひきつけ。この立合いが身につけば白星につながります。期待大。
7日目  ●(掬い投げ) 出島 右四つ左上手回しもがっちり引いて。あとは引き付けて寄ればよかったはず。安易に勝ちに行ってしまって落とし穴に。まだまだ勉強と稽古です。自分の相撲にこだわろう!
8日目  ●(下手投げ) 錣山親方(元関脇寺尾)が解説で「まだ相撲経験が浅いから、相撲のとりかたがわからないようだ。かんぬきに決めようとしても、うまく決めることが出来ない。」と言っていたけれど、いろんな場面での対応にそれを感じます。
早く大関に上がった分、未熟さがそこここに顔を出している気がします。
それらを克服するのは、猛稽古しかないかもしれません。
もともと地力があるのだから、稽古と本割で相撲勘と相撲の型を身につけて、本物の力を自分のものにすることを切望します。
9日目  ○(寄り切り) 稀勢の里 今日は気合が入っていた。最初バタバタしたけれど、必死に立て直し寄り切ることができました。一生懸命に取り組む相撲は、成長にもつながるはず。
10日目  ○(寄り切り) 雅山 今日の相撲は、ラジオでしか聞けず、コメント不可です。解説者は、いい相撲だとほめていましたが、いかがでしたか?左へ回って上手をとったといっていたのが、ちょっと気になりましたが。
11日目  ●(寄り切り) 朝赤龍 今日は、攻め込まれてしまいました。相手も必死で勝とうとしているのだから、勝つのは簡単ではない。明日も油断のならない相手です。
12日目  ○(寄り切り) 豪風 真正面から踏み込んでの両回し。いい相撲での勝ち越しです。一番一番が明日への道しるべです。
13日目  ●(掬い投げ) 若の里 若の里は苦手なのでしょうか。押し込んだまではよかったが、回しがとれずに中途半端な投げで墓穴を掘った感。
14日目  ●(小手投げ) 春日王 小手投げだけが得意、という春日王に。きっと、自分で何をやっているのかわからなくなっているのでは………。
明日は、全力で次につながる相撲をとってほしい。踏ん張りどころです。
千秋楽  ●(寄り切り) 安美錦 野球で言えば、スランプ。僕はそう思います。どうしていいか解らなくなっている。いろいろな人から「何はいけない。」「こうすればいい。」「何であんなことするのか解らない!」などなど。
野球のイチローだって、ぜんぜん打てなくなったことがありました。その時、彼は一生懸命に基礎練習、そして、バッティング練習を普段以上にやったと聞きます。
相撲で解らなくなったら、人一倍相撲の稽古をするしかないのだと思います。
前を向いて、この壁を突き破るまで、稽古を続けてほしい!
そしてその稽古は、現役が続く限り果てしなく続く、ということ。
ともあれ、お疲れ様。一休みしてください。
そしてこれからも、あなたが夢を見続ける限り、われわれも夢を見続けます。

平成19年名古屋場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
9勝6敗 さあ、本場所!我々応援団も一番一番地に足をつけて。
初日  ●(寄り倒し) 出島 回り込んで上手を取りにいった分、押し込まれたようだ。踏み込んで!踏み込んで!がんばれ、琴欧洲!
2日目  ○(上手投げ) 時天空 踏み込み鋭く、ガッチリと両回しを取る。この相撲!こういう相撲を見ると、やはり琴欧洲は強い!
3日目  ○(上手投げ) 豪風 地を這うかたまりのような豪風に、やりにくそう。すこし押し込まれてしまったが、右上手をしっかり引いて勝ち星に。豪風も場所前に稽古を積んでいたようだから、簡単に勝て、と望むほうが悪い。
4日目  ○(寄り倒し) 高見盛 今日も、踏み込んでの両まわし。高見盛がなにも出来なかった。真っ向勝負に自信を持って。明日は豊ノ島。
5日目  ○(上手投げ) 豊ノ島 今日もガッチリと右上手。そしてすかさず上手投げ。豊ノ島には、二場所続けて先に投げを打たれたので。
左上手にこだわらず、どちらでもまわしが取れれば相撲が取れるんだから自信を持って前に出よう!
6日目  ●(突き落とし) 若の里
思わぬ悪い癖?あとはバタバタと。
強かった時の若の里の記憶が強すぎたのかな?
今では、自信を持ってとれば、負ける力士はそんなにいないのに。
みんな悩んで大きくなった!というではないか。日はまた昇る。
7日目  ○(寄り切り) 朝赤龍 今日は真っ向勝負。組んで引きつけた時の力の強さがきわだった一番。
潜在能力の高さをかいま見た感。
8日目  ●(突き落とし) 千代大海 きょうは勝負審判の勇み足。きわどい勝負は、ビデオをちゃんと見て判断してほしい。一番一番に力士の生活がかかっているのを知らないはずはないのだが………。かかとなんてついてないよ!
しかし、琴欧洲の相撲はよくなかった。千代大海に合わせて突きあって墓穴。ともあれ、前に出ていたのはよしとしよう!明日!明日!明日は、突き崩そう!
9日目  ●(とったり) 魁皇 ぜんぜん相撲をとろうとしないあきらめの魁皇なんて、相手にするな!
くやしい!くやしい!くやし紛れの、観戦記でした。
フアンとしては、まだ若い琴欧洲の明日を信じて応援しましょう!
10日目  ○(寄り切り) 玉乃島 何回か苦渋をなめさせられている玉乃島なので、不安もあったが、強い琴欧洲でした。一番一番が、明日への道しるべ。これからです。
11日目  ○(叩き込み) 雅山 今日の琴欧洲は、いただけません。雅山が、一泡吹かせよう、と狙っている気配があったのか、その闘志をそぐためのじらす立ち合い、と見た。
白星が付いても、明日のための地力強化には何の意味も持たない。
勝ちたい一心の成せるわざ、でしょう。
出足鋭く踏み込む相撲で自分の相撲を確立してほしい!
そうすれば、あなたは無敵です。
12日目  ●(叩き込み) 朝青龍 やはり、踏み込みが弱いですね。攻めてないですね。相手があり、それが朝青龍だから口で言うほど簡単ではないかも。
でも、鋭く踏み込んで前に出て攻めてほしい、とやはり言いたい。
ところで勝負審判、今日も白鵬対魁皇戦おおポカでしたね。白鵬がはっきり負けなのに、取り直し。野球なら、乱闘ものでした。レベル低い!
13日目  ○(寄り切り) 白鵬 待ちに待った大きい白星です!明日に向かっての光明を感じさせる一番。すこし左に回って取った上手回しがちょっと気になったけれど、今日は何も言うまい!
14日目  ○(寄り倒し) 安美錦 今日もいい相撲でした。一度差し手をはずされたけれど、落ち着いてよく見て、小細工を狙う安美錦を、かまわず攻めきりました。
少し、自信がよみがえってきた、と見るのはひいき目?
千秋楽  ●(上手出し投げ) 安馬 有終の美を飾れず残念!
今場所、何番か琴欧洲らしい強い相撲も見られました。
大関琴光喜といい稽古を積んで、来場所から横綱争いといきましょう!

平成19年夏場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
9勝6敗 さあ!夏場所。まさに"ふんどしを引き締めて"取り組もう!
初日  ○(叩き込み) 豊真将 考えた相撲で1勝。ポッと出の若手に3連敗するわけにはいかない!
2日目  ○(上手投げ) 豊ノ島 大きいことはいいことだ!もう少し小さかったら、投げられていたかもしれない。それにしても、がっちりと上手を引いた相撲が早く見たい!
3日目  ○(寄り切り) 栃煌山 大関相撲で3連勝。実力発揮で波に乗せたいところ。
4日目  ●(突き落とし) 玉乃島 なかなか波に乗れない!まあ、負けることだってある。明日は、また前へ。
5日目  ○(寄り切り) 垣添 得意の左上手をとりにいったがとれず。しかし、そこは力の差で勝ち星をもぎ取る。
6日目  ○(寄り倒し) 黒海 少し攻め込まれたが、余裕があった。そして胸を合わせての寄り。久しぶりの力強い琴欧洲でした。明日は、宿敵の稀勢の里。ガチンコ勝負を受けて立とうではないか。
7日目  ○(叩き込み) 稀勢の里 決して逃げたわけではないのです。左からまわしをとりにいったら、相手が前に落ちた。僕にはそのように見えます。
明日もくせもの時天空。万全の立ち合いで、自分の相撲に持ち込もう。
8日目  ○(上手投げ) 時天空 がっちりと両まわしを引いて胸を合わせれば、恐れるものは誰一人いない。後半戦も、しっかり足を地につけて強い琴欧洲の復活といこう!
9日目  ●(下手投げ) 安美錦 うまい安美錦の流れに乗せられてしまった。相撲の勝ち方がまだ身についていない感あり。やはり、稽古に次ぐ稽古を積み重ねていくことで培われるものと思う。本場所の一番一番も肥やし。
10日目  ●(上手投げ) 安馬 ここの連敗は痛い!しかし、“敗戦は薬”といわれる相撲界。ファンとして、力のある琴欧洲の大成をじっと信じて応援するのみ。
11日目  ●(押し出し) 豪風 それほどの相手じゃない力士に自信をもたれてしまっているか?
しかし、落ち込むのは早い!自分の力を信じて明日からの大関横綱戦にいどむべき。
12日目  ●(とったり) 白鵬 今日は、気合も入って真っ向勝負。残念ながら、負けがこんでの気力の低下が勝負に出た様子。上手の取り方はよかったのでは。絞って前に出ての左上手。この立ち合いが身につけば白星につながる。今場所初めて取れたとも言える左上手回しに、見ているほうもあわててしまった。
13日目  ○(寄り切り) 千代大海 ようやく勝ち越し。今日は、ブルガリアから「バラの女王」が激励に訪問したとか。その励ましが効いたね。このまま、朝青龍も撃破したいもの。
14日目  ○(上手投げ) 朝青龍 久方振りの対朝青龍戦勝利。勝ち名乗りを受けるときのうれしそうな顔が印象的。本当に横綱に勝ちたかったんだね。それにしてもいい勝ち方でした。
千秋楽  ●(とったり) 魁皇 魁皇はもう終わった!真っ向勝負を挑んだのに、変わって10勝とは自信がなかったのでしょう!上を狙うなら、琴欧洲を真っ向跳ね返すぐらいの気持ちがなくてはね。
負けても、すでに気持ちで勝っていた、ということ。
カロヤン君、ご苦労さん。来場所、また我々に夢を見させてください。

平成19年春場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
8勝7敗
初日 ●(下手投げ) 豊ノ島 好調で臨んだ初日の落とし穴。この悔しさを明日へ!
2日目 ○(上手投げ) 安馬 力強い1勝!先場所の借りは返した!(内心、ホッとしました。)
明日も侮らず、気を引き締めて。
3日目 ○(叩き込み) 豪風 一つ白星先行。一番一番自信を持って攻めていこう!勝ち星はおのずとついてくる。
4日目 ●(寄り倒し) 旭天鵬 左に飛ばれて上手が取れず、あわてたところをそのまま。取り口が素直なせいか注文相撲に弱い。しかし、このまま引き下がるわけには絶対にいかない!気を取り直して明日の一番に備えよう。
5日目 ○(寄り倒し) 普天王 まともな普天王ならば力は一枚上、というところか。それにしても左上手まわしを引いたときは強い!
6日目 (上手出し投げ) 朝赤龍 NHK解説者の玉ノ井親方「踏み込んで、前に出てまわしをとる。いい相撲でした。琴欧洲は、こういう相撲がいいですね。」と。
胸がスッとする勝ち方でした。
昨日の解説者元大関朝汐の高砂親方も言ってました。「前にまっすぐ踏み込んで攻めていけば、上手も取れることが多いんだけどね。」
ほんとほんと!みんなそう言ってる。がんばれ、琴欧洲!
明日は、初日に朝青龍を後ろ向きにした時天空。こころして攻めていこう!
7日目 ●(下手投げ) 時天空 強い琴欧洲が2日続いたのに………。残念!
明日は大関栃東。相手にとって不足はない。気を取り直して思い切って踏み込んでいくまで。
8日目 ○(寄り倒し) 栃東 大関戦まず一勝。正直悲壮な覚悟で見ていたが、力強かった!栃東のお株を奪うおっつけは、力の強さの証明。これからの大関戦で真価が発揮されるか。
9日目 ○(寄り切り) 魁皇 先場所の相撲がまだ頭に残って心配だったが。大関戦2勝目。琴欧洲自身の上手まわしのとり方がまだ出来ていない様子。身に付けば鬼に金棒なのだが。
10日目 ●(押し出し) 豊真将 残念!…………。若手が強くなっている。こっちも若さでは負けない!一番一番が稽古、と行こう!明日のために。
11日目 ○(寄り切り) 稀勢の里 いい踏み込みでした。この相撲がいい!これだけ踏み込めば、差せない時でも上手が取れるのでないか。やっぱり力はあるのね。
12日目 ●(送り出し) 黒海 うーん、これも稽古のうち!明日は朝青龍。すべてをぶっつけて、ガチンコ勝負といこう!
13日目 ●(押し出し) 朝青龍 踏み込みよく、朝青龍を受けにまわしたが、次の手が早いのがこの横綱の持ち味。いなされて逆転。明日、明後日と全力で勝負。おのずと道は開けるさ。
14日目 ○(叩き込み) 千代大海 今日も鋭い踏み込みが生きた。ようやく8勝だが、徐々に踏み込む相撲が増えてきていると思う。明日もう一番!白鵬には申し訳ないが、真っ向勝負を挑ませてもらう。
千秋楽 ●(掬い投げ) 白鵬 多くは語るまい。迷いがあるのかもしれない。踏み込みがいいときは、やはり勝ち星につながることが多い。相手がたじたじとするような圧力を稽古で身に付けていくと思う。来場所に向けて。

平成19年初場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
9勝6敗
初日 ○(叩き込み) 稀勢の里 余裕の叩き込みで1勝。すかして残されたら上手を取って、とそのぐらいのことは計算済み!
2日目 ●(渡し込み) 時天空 よもやの敗戦。時天空が思ったより強くなっている。体調はいい!明日は出直しの一番だ!
3日目 ●(寄り倒し) 豊真将 強引な上手投げで墓穴を。勝ちをあせるな!どんどん攻めること!結果は後からついてくる。
4日目 ○(寄り倒し) 旭天鵬 勝ったァ!もともと力があるから大関。自信を持って攻めていこう!
明日は宿敵露鵬。普段仲がいいからといって、そこは勝負。心を鬼にして。
5日目 ○(上手投げ) 露鵬 がっちりとった上手回し。こうなれば、強い!明日も力強く攻めよう!
6日目 ○(寄り切り) 安美錦 今日も攻めて上手を取り、しっかりと寄り切り。1日1日が勉強。
7日目 ○(寄り倒し) 出島 左へ回って、がっちりと上手回し。1番1番力が入ってくる。
8日目 (上手出し投げ) 安馬 曲者安馬にしてやられた!残念。明日はガッチリと行こう!
9日目 ○(寄り倒し) 高見盛 ガッチリと組みとめた。力では負けない!明日は、しつこい雅山。不調とはいえ、侮らずに攻めていこう!
10日目 ○(上手投げ) 雅山 踏み込みもよかった。上手をがっちり引き、力を見せつけた上手投げ。明日から、いよいよ大関横綱戦。真価の見せ所!
11日目 ○(上手投げ) 千代大海 左から上手を取り、豪快に上手投げ!「腕が長い!」と千代大海に嘆かせてしまうほど、相撲にさせなかった。強さが光った一番。
12日目 ●(寄り切り) 白鵬 白鵬の型にはまった左からのおっつけにやられた。来場所に向けたいっそうの稽古で、この悔しさを返そう!明日は栃東。ガンガン攻めて、必勝!
13日目 ○(下手投げ) 栃東 栃東得意の左おっつけ、にいやな体制だったが、かまわずに豪快な下手投げ。明日明後日と、白星を重ねて11勝だ!
14日目 ●(寄り切り) 魁皇 この敗戦はショック。大関魁皇の底力を見せられた。大関戦2勝2敗。まだ抜きん出てはいない、ということか。とにかく明日は全力投球。次のことはその後考えよう!
千秋楽 ●(すくい投げ) 朝青龍 右指し手から起こそうとした瞬間に巻きかえにあった。これがすべて!とにかく早い!
来場所に向けて、地獄の稽古、稽古しかない。地力はある。はがねのような攻撃力をつけよう!そして、前に攻めよう!


平成18年
九州場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
10勝5敗
初日  ○(押し出し) 黒海
2日目  ○(上手投げ) 出島
3日目  ○(突き出し) 安馬
4日目  ●(押し出し) 普天王
5日目  ○(寄り切り) 岩木山
6日目  ●(下手投げ) 時天空
7日目  ○(浴せ倒し) 垣添
8日目  ●(押し出し) 露鵬
9日目  ○(上手投げ) 安美錦
10日目  ○(上手投げ) 魁皇 力強い相撲で圧倒!
11日目 ○(上手投げ) 稀勢の里 昨日に続き、前に出る相撲で圧倒。勝ち越し一番
12日目  ●(押し出し) 雅山 のど輪で出たところをうまく引っ掛けられてしまった。残念!
13日目  ○(上手投げ) 千代大海 立合いから長い腕を生かしてがっちり上手回し。しっかりと上手投げで9勝目。
明日は、注目の朝青龍戦。実力の見せ所だ!
14日目 ●(下手出し投げ) 朝青龍 上手が取れず、無念の敗戦。来場所こそは!
千秋楽 ○(寄り切り) 栃東 上手をがっちりと引きさえすれば!来場所に向けてしっかり二桁確保。


平成18年
秋場所

勝敗(決まり手) 対戦相手 ひとこと観戦記
10勝5敗
初日  ○(寄り切り) 玉の島 難敵玉の島を押し切り快勝!前へ出て攻める相撲は、久し振り
2日目  ○(寄り切り) 稀勢の里 ライバル意識を前面に出す稀勢の里を力で圧倒!前に出る相撲が2日続いて快勝
3日目  ○(送り出し) 玉春日 まわしが取れず、あわてたところをつけこまれ、ヒヤリ!機敏に肩をすかして辛勝
4日目  ●(押し出し) 安美錦 昨日と同じくまわしが取れずに迷ったところを下から攻められ黒星。まわしのとり方が課題か?前に出ること!攻めていけば、左上手は自然に取れる!手が長いのだから。前に攻めることが第一。
5日目  ○(寄り切り) 雅山 少し攻められたが、張って上手をとった後の力強い寄り。琴欧州は強いのだ!
6日目  ●(引き落とし) 出島 まさか?出島にあんな技があったとは!上手を取ったらこっちのもの。さて、と思った一瞬の落とし穴。油断大敵。勉強!勉強!明日から気を引き締めて再挑戦。
7日目  ○(上手投げ) 時天空 今日は強かった!足腰が本物。時天空がかわいそうなほどかっこいい上手投げに、観客も拍手喝采のあらし。
8日目  ●(掬い投げ) 黒海 馬力の黒海の寄りを残したのはさすが。負けたのは残念だけれど、一歩づつ強さが増しているさ。明日からいよいよ大関横綱戦の正念場。一番一番本気モードで勝負!
9日目  ●(突き落とし) 栃東 最後まで右差しを封じられ、無念の敗戦。一番一番が即稽古。それで強くなるのさ。めげずに挑めば、先が開けるさ。明日は露鵬。力で圧倒さ。
10日目  ●(寄り倒し) 露鵬 今場所の露鵬は強い!しかし強さでは負けてはいないはずだが…。鋭く踏み込んで、自分の相撲に持ち込め、琴欧州!
11日目  □(不戦勝) 把瑠都 追い詰められたときの不戦勝は、ありがたい。"ツキも実力のうち"ということわざが日本にはある!気は優しくて力持ちの琴欧州に、神様のおくりものだよ、きっと。明日から、実力発揮、といこう!
12日目  ○(寄り切り) 岩木山 立ち合いのタイミングずらし。ずるいなどと言わないで。たまにはいいさ。勝ちたい一心のなせる業。
13日目  ○(上手投げ) 栃の洋 しっかりと勝ち越し。このまま白鵬、千代大海と連破し、二桁に載せてしまおう!
14日目  ○(上手投げ) 白鵬 鋭い踏み込みからの上手まわし!今場所一番の出足から理想的な上手の取り方!言うことなし!
千秋楽  ○(寄り切り) 千代大海 来場所に期待がふくらむ後半戦5連勝!対朝青龍戦は、来場所の楽しみにとっておこう。
ご苦労様でした。


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