小平市小平第十四小学校にて
2016年2月10日(水)、東京の北多摩地域に属する小平市の小平14小学校にて、ソフィアファミリーの企画として、小学校では15回目となる「ブルガリア紹介授業」を実施しました。
今回は、6年生が対象ということで、いわゆる勉強主体のブルガリア、という、学校からの希望もあり、マルテニッツァ作成などの工作的なものは控え、ブルガリアのいろいろなものを教えることを主とした構成にいたしました。
今回ブルガリアを紹介する講師は、創価大学への留学生ルミヤナ・アンドリオヴァさんと早稲田大学への留学生エヴァ・ニコロヴァさん。
二人とも、ソフィア大学では日本語学科2年生の同じクラスです。
プログラムは、
3時限目、11時から1組と2組の教室で、
・「自己紹介」
・「ブルガリアの紹介」
・おもてなしの歌「一本のブルガリアのバラ」歌唱
次に4時限目、体育館に移動して
・留学生と一緒に「ブルガリアンダンス」の体験
・ブルガリアの「野菜の歌」を一緒に歌唱
そして、給食時間には、
・留学生が教室に入り、児童との一緒に給食。
という、盛りだくさんのブルガリア交流授業です。
まず自己紹介から始まりました。
6年1組で自己紹介するルミヤナさん |
6年2組で自己紹介する2組講師のエヴァさん(左は先生) |
次に、「ブルガリアの紹介」
紹介は、クイズ形式で、クラスの児童に問いかけながら進めていきました。
パワーポイントにより、きれいに編集された画像を見せながら。
−ブルガリアという国はどこの大陸にありますか?(答え:ヨーロッパ大陸)
−首都は何と言いますか?(ソフィア)
−日本に住んでいる一番有名なブルガリア人は?(琴欧洲)
−ブルガリアで一番多い花は何?(バラ)
−ブルガリアの一番有名な食べ物は?(ヨーグルト)
−誕生日以外、もう1つの自分の祝日があるけど何?(名前の日)
−ブルガリア人が使う文字は?(キリル文字)
ブルガリアの伝統的な衣装のイメージを見つけて
などなど。
授業の最後には、ブルガリアのおもてなしの歌として有名な「一本のブルガリアのバラ」の歌を音声でみんなに聞かせました。
次は、ダンスの時間です。
体育館へ移動して、みんなで踊ります。
二人の留学生は、鮮やかな民族衣装に着替えて入場すると、児童たちから歓声で迎えられて。
ルミさんとエヴァさんが二人で手分けして踊りのステップを指導しました。
和気あいあい、ルミさんが踊って見本を示し、エヴァさんがマイクで踊り方の説明。息の合った連携で、仲の良さがうかがえます。
担任の先生にも手助けしてもらいながら、少しずつ覚えていきます。
練習を重ね、サアッ、本番です。
本番は、輪になって、仲良く手をつないで、音楽スタート!
エヴァさんが輪の中で、ルミさんが輪の外で、リードしながらダンスを進めていきます。
さて、ダンスが終わると今度は、歌を習います。
ブルガリアの子供たちの歌「野菜の歌」
「野菜を食べないと、強くなれないよ〜。大きくなれないよ〜」という歌。
日本の子供たちにも、ためになる歌ですね。
一緒に、ブルガリア語で歌います。
大きな声で大合唱!!
〜〜
4時限目の終わりを告げるチャイムが鳴り。
そして、今日のブルガリアの勉強は全部終わりました。
講師ルミさん、エヴァさんの二人に、子供たちみんなから、「ブラゴダリア!!」とお礼の言葉が贈られました。
そして給食時間、授業をやったクラスで、一緒に給食を食べながら和気あいあいの給食交流です。
教えてもらったブルガリアのことを振り返って話し合いながら、おいしく食べました。
学校では、ブルガリアの授業があるということで、特別メニューにブルガリア料理のムサカを取り入れて、献立を盛り上げてくださいました。
ありがとうございました。