留学生歓迎会・書道体験


 12月6日(日)、日本へ留学をしている二人の留学生の歓迎会を埼玉県川越市の倉持宅でやりました。
 この歓迎会は、ソフィアファミリーの恒例としているもので、1年間の日本での留学生活の間に、ソフィアファミリーが主な活動の一つとして企画実施している小学校での「ブルガリア紹介授業」の講師をお願いしております。
 7月末に帰国するまでの間、何回か日本の小学校児童たちにブルガリアのことをお話ししてもらいます。
 今回の留学生は、ソフィア大学の日本語学科学生で、早稲田大学に留学しているエヴァ・ニコロヴァさん(ソフィア大2年)、創価大学に留学しているルミヤナ・アンドリオヴァさん(ソフィア大2年)の2人。
 私たちの参加者は、ソフィアファミリーメンバー5人のほかに、いつも一緒にブルガリアンダンスを紹介してくれている川越在住のサンバルカン若海美智枝さんです。
 倉持誠子さん手作りのおいしい料理を前に、乾杯の音頭で会が始まりました。
 日本に興味を持った動機や日本を体験した感想など、とどまるところを知らずいろいろと交歓をいたしました。
 エヴァさんは、高校生のころに日本文学に興味を持ち、ソフィア大学日本語学科に入学。将来は、大学院へ進んで勉強を続けたい、とのこと。
 ルミさんは、中学の頃日本のアニメに興味を持ち、また音楽の美しさにひかれたとこと。これから、日本の伝統文化について詳しく知るために、日本にいる間に旅行をたくさんするつもりだそうです。
 
 以下、歓迎会パーティーを紹介いたします。



 歓迎会の後、川越市の霞が関駅前にある、書道教室で、書道体験をいたしました。
 この書道教室は、毎日書道展の審査委員でもある書道家澤江抱石先生が主催しているもので、澤江先生のご好意により、「ブルガリアの留学生にぜひ書道の手ほどきをしてあげたい」ということで実現いたしました。

 最初に筆の持ち方から始まり、基礎的な指導を受けて、先生から自分の名前に漢字を当てはめてもらい、「花」や「神」などの基本的な文字を練習し、それらをしたためて、書道体験の成果を披露いたしました。

 著名な先生から直々に指導を受けながら、貴重な体験をいたしました。

  

書道を体験しての感想

エヴァ・ニコロヴァさん
私にとって書道が上手な人は特技を持つ人です。
漢字を書くより、むしろ画家のようにその形を描き、絵にする技を実行すると思います。
書家は文字の美を表すだけでなく、自分の気持ちも用紙に映します。
私も書道をやったとき、そのような気がしました。
文字と一緒に自分の感じや思いを用紙に書き、繊細な絵にすることができました。
そして練習につれ、心の中は穏やかな気持ちになり、文字も以前よりきれいになってきました。
特殊な技術だと思います。
経験してよかったです。


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