教室での授業は、講師の自己紹介・なぜ日本に興味を持ったの?から始まり、ブルガリアの歴史や国の様子などが紹介されます。
そして、「児童の氏名をキリル文字で書くと?」
あらかじめ講師が用意したキリル文字氏名カードを児童が児童にひとりずつ手渡していきます。
受け取った児童は、ブルガリア語で「ブラゴダリャー!(ありがとうございます!)」とお礼を言って、受け取ります。
それから、自分のキリル文字名を不思議そうに見つめて…。
次に、バラの香水を。
「ブルガリアのバラはこんないい匂いだよ。」
綿棒の先にしみこませた香水を、ひとりひとりに配ります。
教室いっぱいにバラの香りが広がり、みんなやさしい気持ちに包まれていきます。
授業の最後は、春先のおまじない「マルテニツァ」の腕輪作りです。
これは、日本の「厄払い」に似ているほのぼのとした温かいものなの!
幼児の手首に紅白の毛糸でよった腕輪をまいて、春先に目覚めるといわれる不幸を撃退するというもの。
赤いほっぺと白い肌は、ブルガリアの子供たちの健康のあかしなのです。
みんなで、その腕輪作りに挑戦。
となりの子と協力しながら一生懸命に作りました。
出来た腕輪を巻いてみて、みんなみんなほのぼのとした気持ちになりました。