11月15日から20日の間、ブルガリアに行ってきました。
今回訪問の主な目的は、
@ ソフィアに新しく出来た大病院に桜の苗木を贈ること
A 日本語を学ぶ学生たちと交流をすること
B 琴欧洲の実家に行ってエールを送ること
C そのほか
その@:バラの国の大病院に友好のしるし・桜苗木を!
ソフィアに新しく病院が建設されました。
その病院は、日本からの資金によるヨーロッパ基幹病院第1号であり、1,000床からなる規模を有し、そしてヨーロッパ随一といわれる最新設備、優秀なブルガリアの医療技術を備えた総合的大病院です。
代表者:ルーメン・セルベゾフ氏は、以前、書記官、そして大使として何回か日本に駐在していたことがあり、当初から数えて20数年間の交友を続け、それが縁でソフィアファミリーから桜の苗木を贈ることを思い立ち、贈呈式を11月16日に、そして植樹をしてまいりました。
セルベゾフ氏は、日本語堪能の日本びいきブルガリア人で、そのことも本病院への資金誘致に大きな力を発揮したとのこと。
この病院は、ブルガリアの2007.1.1EU加盟により、大きくEU基幹医療施設に位置づけられることは必定!
我々も微力ながら、“EUの厚生省”たる病院への発展を願っての応援です。
なお、贈呈式の様子、病院内部など、紹介写真や会員報告記をどうぞ!
そのA:生き生きと日本語を学ぶブルガリアの若い青年たちに乾杯!
ブルガリアの旅での楽しみの一つだった“日本語を学ぶ学生たちと親しく歓談・交流”が実現しました。
ブルガリア訪問のつど我々のお世話をいただいているシルビア・ポポワさんが、以前、国立ソフィア大学日本語学科教授をされていたことから実現したのですが、入口では、10人ほどの初々しい1年生が出迎えに出てくれ、彼(女)らと心温まる交流をしてきました。
これから情報交換をしていきたい、と熱い気持ちを伝えて教室をあとにしました。
思いがけない日本からの訪問団に、彼らの胸にも、きっときっと新たな希望が芽生えたことでしょう!
これらについても、写真で紹介いたします。
そのB:角界高感度力士NO1琴欧洲のふるさとへ
ソフィアからバスに揺られて3時間あまり。ヴェリコ・タルノヴォ郊外、ジュルニツァ村に………。
事前にご両親に訪問の了解を得ていたこともあり、大変温かいもてなしをいただきました。
自家製のワインをご馳走になり、これまた自家製のヨーグルトなどをご馳走になりながら、琴欧洲関の、というよりカロヤン君の少年時代の写真をいろいろ見せてもらいました。
生まれたときから大変大きな赤ちゃんだったことなど、お父さんが彼の少年時代の思い出をせきを切ったように語ってくれました。
話が尽きない歓談の後、みんなで記念写真に納まり、名残を惜しみつつジュルニツァ村をあとに。
そのC:そのほか、市場での活気とふれあい、レストランでの民族舞踊などなど
市場街は、活気にあふれていました。
野菜、果物、精肉、パン、缶詰、キャベツの塩漬け(どこの家にもあるブルガリアの常備食)、はたまたケバプチェ(ひき肉団子の炭火焼、小腹が空いた時などこれが本当にうまい!)の屋台まで。
とにかく山と積んで掛け声よろしく売りさばく。
サービスしてもらったキャベツの塩漬けを試食していると、老人が近寄ってきて、「どうだ、うまいか?どこから来たんだ。」と人なつっこく、接近。
これがブルガリア人の特性!
そこかしこでだれかれとなく声をかけてくる。そして、親切。
ブルガリア人のキャッチフレーズは“人類みな家族”なのかもしれない。
帰り道では、今度は老婆とのふれあい。
ポポワさんに通訳してもらい、パン屋の前でしばし歓談。
ブルガリアに来た!ということを強く感じるのは、なんといっても独特の民族衣装と民族舞踊に触れたとき。
到着した日の夕食は、早速民族レストランで民族舞踊を堪能しながら、としゃれ込むことに。
アコーディオンのリズミカルな音楽に合わせて軽快にステップを踏む踊りに、旅の疲れを忘れて。
口にしたラキアの一杯がうまいこと!
以上、旅の報告。
これから、ファミリー会員の個別報告や感想、より細かな報告など逐次内容の拡充をしてまいります。
乞うご期待!
ブルガリアに興味を持っている皆さん!掲示板などでのご参加、是非!是非!待っています。