サンバルカンinBulgaria
ソフィアファミリーと協力して、いろいろなイベントに参加している民族舞踊グループ「サンバルカン」が、2010年8月24日に開催されたブルガスでの「国際フォークフェスティバル」に特別ゲストとして参加し、ブルガリア民族舞踊や日本の踊りを披露して地元の市民や観光客とあたたかい交流をしてまいりました。
潟oルカンブリッジのカテリーナ・マルコヴァさんコーディネートによる盛りだくさんの文化交流は、日本人とブルガリア人が大きく心を通わせた記念すべき1ページとなりました。
これらのニュースは、ブルガリアの地元メディアにも大きく取り上げられたとのことです。
帰国後には、グループの本拠地埼玉県の川越市から取材を受け、サンバルカンの紹介とともに、その活躍が1ページで紹介されています。
それらの様子を、サンバルカン代表:若海美智枝さんの報告記、会員の感想文で紹介いたします。川越市報も紹介いたしますのでご覧ください。
ブルガスの民族舞踊フェスティバルに参加して
サンバルカン代表:若海美智枝
私たち「サンバルカン」11名は、3週間の猛練習後、8月21日に成田を出発しました。
ソフィアから今回のフェスティバルの開催地ブルガスヘの移動の車中でも、ブルガリア民謡を繰り返し練習していました。
23日のオープニングパレードは、前もって現地に注文しておいた衣装を着て、急いで中央広場へ。すでにトルコ、ルーマニア、ロシア、ブルガリア等からの参加チームが国旗を翻して集合していました。私たちは用意されていた日の丸の旗とヤポーリヤと書かれたプラカードに先導されてパレードを始めます。
メインストリートを市役所に向かって時々踊りながら、ゆっくりと進みます。市役所前の広場に到着すると、会場の周りは大勢のカラフルな衣装を着た人々で埋め尽くされていました。
紹介され、舞台中央で歓迎の大きなパンをいただいて、いよいよ私たちの5分間のパフォーマンスが始まります。無我夢中で踊る私たちの姿を見て、踊り終わった直後に一人の男性が大声を発しながら私たちの輪に飛び込んで来ました。「コンニチワ オゲンキデスカ アリガト サヨナラ」と言って彼は去って行きました。親愛の情を身体全体で表してくださったのです。
24日のフェスティバルは、40分間のパフォーマンスです。喜びと緊張で固まりそうでした。まずは日本民謡からのスタート。手には鳴子や花笠を持ち、浴衣を着て3曲踊りました。4曲目は、和と洋のミックスを試み、浴衣姿でブルガリアダンスを披露。その後、民族衣装に早変わりして次々と4曲のブルガリアダンスを踊りました。踊っているうちに心も落ち着き始め、笑顔になっていきました
最後にブルガリア民謡の2曲「ディルマノディルベロ]と「セドナロ エ ジョレ ドス」を唄いましたが、私たちが唄い始めると、直く周りの方々も一緒に唄いだしました。遠い東洋と東欧が一体になった瞬間でした。仲間の感動の涙を見たとき、ブルガリアダンスの旅は夢ではなく、現実のものとなったことを実感しました、
最後に、この旅で私たちを温かく迎えてくださった方々、お世話になった皆様に深く深く感謝いたします。
ブラゴダリヤ ありがとう!
「ブルガリアと人と自然と文化を愛する会」会報「バルカン通信」(第38号)より転載
異国でぬくもりをもらった暑い夏 フェスティバルが終わり観光へ |
サンバルカン会員 久保田満枝 |
サンバルカン・ブルガリアンダンスの旅(8泊9日) | サンバルカン会員 山田佳子 |
川 越 市 報 で の 紹 介 |