大阪府立大学
ブルガリア友好のつどい

2010年11月6日(土)大阪府立大学学園祭で、駐日ブルガリア特命全権大使リュボミル・トドロフ(LubomirTodorov)さんを招いて、「大阪府立大学海外農業研究会」と「ソフィアファミリー」の共催による「ブルガリア友好のつどい」を実施いたしました。

これは、海外の農業事情を研究している海外農業研究会の部活動の一環として、学生たちが夏休みにブルガリアのバラ農業調査に行き、その報告として企画実施したものです。

そもそもの発端は、バラ農業調査の実行に際して学生たちから我々ソフィアファミリーへの協力の依頼からでした。

調査の実施後、学園祭で発表する、という話を聞いた我々は「ブルガリアまで行ってきた報告ならば、大使を大阪まで呼び、講演してもらおう」「また、我々も大阪に行き、ぜひブルガリアという国を紹介したい。民族舞踊グループにも声をかける」と提案し、海外農業研究会と共同主催による実現となりました。

以下、イベントプログラムを紹介いたします。

なお、「友好のつどい」の始まる前に、学長室にてトドロフ大使と奥野学長により親しく懇談する場が設けられました。

プログラムは、海外農業研究会1回生の林涼香さんの司会により、府立大学海外農業研究会塩崎顧問の開会あいさつで始まりました。

最初は、ソフィアファミリーによるブルガリア紹介スライドです。
 解説は倉持八郎、スライド操作は石井孝明で紹介いたしました。

スライド紹介

次は、ブルガリアに行って来たバラ農業調査グループ山下佳奈さんの研究発表

ローズアロマレポート

そして、ブルガリア民族舞踊の紹介です。披露するのは、民族舞踊グループサンバルカンです。

民族舞踊のページ

つどい」のメインイベント、リュボミル・トドロフ大使の講演です。
 通訳を買って出たのは大使夫人の上向井三枝子さん、息の合った解説です。

トドロフ大使の講演

講演の後、何点かの質問が出され、丁寧に返事をされておりました。

「日本人のダメなところは、どこですか?」という質問には、やんわりとひとこと。
 「日本人は、もっと自分たちに自信を持っていいと思います」と。
 これには会場、笑いが湧き上がりました。

そして最後にしっかりとした日本語で、
 笑顔とともに「ありがとうございました」との言葉で終わりました。
 実は、大使は大学時代に日本語も勉強しているのです。

そうして、盛況のうちに「ブルガリア友好のつどい」は終わりとなりました。


ブルガリアでのバラ農業調査に参加した海外農業研究会のメンバーからの寄稿

説明: ブルガリアンローズを訪ねて


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