2011年2月8日、東京都豊島区立高松小学校にて、ソフィアファミリーの企画による8回目のブルガリア紹介イベント、小学校では6回目となる「ブルガリア紹介授業」を実施しました。
今回は、2008年の高南小学校に続きブルガリア出身力士・大関琴欧洲の参加を得て行いました。
高松小学校は児童数約450名という規模の小学校で、今回のイベントは日下部校長先生の「是非うちの学校でやってほしい」熱い希望で実施の運びとなりました。
実行にあたっては、武井副校長先生の労をいとわぬお世話で、盛大なイベントが構成されました。
児童のための「ブルガリア紹介授業」「琴欧洲との交流」ということで、児童の司会で進められ、最初に開会あいさつのソフィアファミリー倉持にマイクが渡されました。
倉持から今日のプログラムを紹介し、民族衣装を身にまとったサンバルカンの皆さん、6年生の授業をやってもらう留学生のターヤ・テラリームさん、ミレナ・ミノヴァさん、アルベナ・トドロヴァさんを紹介しました。
さあ、いよいよ始まりです。
まず、スライドによる「ブルガリア紹介」。
担当は、ソフィアファミリーの石井です。
美しい写真で次々とブルガリアが展開されていきます。
次は、いつものようにサンバルカンによる「ブルガリア民族舞踊」。
今回は、琴欧洲が参加するということで、10人ものメンバーが来てくれました。
直接ブルガリアで仕立ててもらったという民族衣装に身を包み、はつらつとした動きで、児童をとりこにしていきます。
しばしの休憩の後、いよいよ琴欧洲の登場です。
「琴欧洲関が入場されまーす」
武井副校長先生の声がマイクから流れると、450人の児童の目が一斉に体育館入口に注がれます。
時を合わせてサンバルカンの皆さんが歓迎の民族舞踊を舞います。
笑顔で、小山のような琴欧洲関が姿を現すと、「うわーっ!」という児童たちの黄色い大歓声。
手を振りながら、静かに中央の席に腰を下ろしたところで、校長先生から歓迎のあいさつがあり、琴欧洲関との楽しい交流が始まりました。
もう一つのメイン企画、留学生による「ブルガリア授業」。
6年1組がターヤ・テラリームさん、6年2組がミレナ・ミノヴァさん、そして6年3組がアルベナ・トドロヴァさんが講師です。
そして、最後に和気あいあいの給食交流。
留学生の3人が、それぞれ授業を行った教室で児童たちと一緒に給食を食べます。
ふたたび、ブルガリアのこと、留学生さんたちのこと、いろいろな話に花が咲きます。
すべてが終了しました。
日下部校長先生と武井副校長先生を囲んで、記念写真に納まり、学校をあとにしました。
琴欧洲関の参加もあり、児童たちにとって「ブルガリア」が強く心に残ったひと時になったに違いありません。