2014年2月4日(火)、両国国技館のおひざ元、墨田区の曳舟小学校にてソフィアファミリーとして16回目となる「ブルガリア紹介授業」を実施しました。
子供たちは、琴欧洲さんとの触れ合い、ブルガリアンダンスの体験、そしてブルガリアからの初々しい留学生講師のお話しを楽しみにして待ち焦がれました。
さあ、待っていた琴欧洲さんの登場です。
校長先生が先導して、体育館に。
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校長先生のあいさつで、琴欧洲さんとの交流会が始まりました。
1年生は、手のひら大きさ比べ
普通に見ても、かわいい木の葉の手。それがお相撲さんでも一番大きいくらいの琴欧洲さんの手と比べたのだから、もうっ……………。
2年生は、3人がかり・4人がかりで押してみる。びくともしない琴欧洲さん。次から次へと繰り出してくる児童たちに、優しく相手をしてあげて。でも、ぜんぜんびくともしません。
3年は、せいくらべ、おなかまわりの長さ、足の裏を比べてみる、それから尻相撲とたくさんこなしました。
4年生は、次の4時限目の時間にブルガリア留学生の授業が控えています。
ということで、「ブルガリアはどんなところですか?」という質問に始まり、予備知識インタビュー。
「子どものころの夢は、何だったですか?」という質問には、「小さいころは、警察官になりたかった」と。
そして、「小学校のころ、勉強は何が好きでしたか?」には、「小学校のころは、あまり勉強しなかったんだよ」だって。
5年生、またまたぶつかりげいこ。しかし、今度は男子が1対1で挑戦。高学年とあって、ちょっと激しく。やはりさすがで、軽く持ち上げられたり、足を持って、逆さにされたり、とさんざんな目に遭わされてしまいました。
6年生は?というと、墨田区の少年相撲大会連覇中の本間君というツワモノ児童がおり、特別稽古と相成りました。いや、本人は、挑戦のつもり。
まず、付け人の序二段琴虎さんが相手。なんと、本間君が押し倒して勝ってしまった! 実をいうと、取組の前に琴欧洲さんが、「うまく負けてあげろ。そのあと俺が相手をしてあげるから」と、琴虎さんに耳打ちしていたのです。
さて、琴欧洲関が相手。もちろん、突いても押してもびくともせず。
いずれにして、本間君にとって、強く思い出に残るいい体験となったことでしょう。
そして、他の6年生は、3人ずつ束になってぶつかっていきました。しかし、大きな6年生とあって、ちぎっては投げちぎっては投げ、の手荒いけいこ風景を演出していました。
司会の副校長先生から、「次は、ブルガリアダンスの時間です。練習したあとで琴欧洲さんと一緒に踊ります」そして、サンバルカンの若海さんにバトンタッチ。
楽しい交流の時間が、終わりに近づいて、みんなで記念の写真撮影。
先生も、お父さんお母さんも、みんなで琴欧洲さんを囲んで。
「ハーイッ。撮りまーす」そして、パチリッ、と。
最後に、児童全員が、お礼の気持ちを込めて「タンポポの歌」を歌いました。
そして、本間君が全員を代表して、お礼の言葉。
いよいよお別れです。
児童みんながで隊列を作り、校長先生の誘導でその間をハイタッチしながら、琴欧洲さんたち、留学生、サンバルカンのみなさんが別れを惜しみました。
さて、4年生は、テオドラ・フリストヴァさんとスヴェトミラ・ルスコヴァさん2人の留学生によるブルガリアの授業になります。
授業の後、授業をやったクラスの児童たちと給食を一緒に食べて給食交流をいたしました。
また、授業の続きとなり、いろいろな質問続き、食べる間もないほどの和気あいあいのひと時。
そして食べ終わった後、今度こそ、本当にすべて終了。
「みなさん、いつかブルガリアに来てください。待っています。ブルガリアで逢いましょうね」
と、あいさつをして教室を後にしました。